Moonlight in Vermont/Johnny Smith
(Roost LP2211)
ギブソンのジョニー・スミスモデルというジャズギターでは最高峰のモデルが存在しますがこのスミスの最高傑作がこの“Moonlight in Vermont"です。何と言ってもこのアルバムでのスタン・ゲッツとの共演がこのアルバムを最高傑作に押し上げたと言えるのではないのでしょうか。この アルバムには、自分の知る範囲では再発、国内盤含め3種のカバーが存在しますが、このカバーが一番好きです。冬のバーモント、月光に照らされた雪景色の街をバックにGibsonを抱え たJohnny Smithがコーナーにとらえられたカバーの美しさと言ったらありません。再発では下のようなこんな味気ないカバーなのです。
ウェスやケニー・バレル、ジム・ホール、ジョー・パスなどに比べると世代が一世代前でやや地味な印象ですが自分の愛すべきギタリストの一人です。
RoostレーベルはSP、10インチ、12インチと形をかえてアルバムを制作し、何がオリジナルかよくわからないぐらい煩雑です。嫌になりますね。
おそらく、ピンクバージョンというのはギターを抱えたスミスのイラストと左下ンゲッツのイラストが書かれた有名なカバーですよね。10インチのカバーではないでしょうか。表にはMoonlight in Vermontの表示はなく、12インチのオリジナルカバーが月光に照らされた雪景色カバーだと思っています。
またいつでもコメントくださいね。
私所有の“Moonlight in Vermont"は、ピンクバージョンです。こんなにバリエーションがあるとは知りませんでした。