Booker Little(Time ULS-1802-V Jp.reissue)
ニニ・ロッソと言えば夜空のトランペットで有名な大御所トランぺッターです。イタリア人ですかねぇ?何となく顔とかぼんやり覚えている感じです。さてタイトルの「ニニ・ロッソ聴いてみる?」は新潟のジャズ喫茶フラッシュのマスターの台詞でした。出て来たのは本日紹介のこのアルバム「Booker Little」です。確かに世界的には、ニニ・ロッソより明らかに知名度が低いですよね。でもジャズファンにとってはドルフィとの火のでるようなセッションとともに超有名なアルバムですよね。
いきなりの"Opening Statement"、まさにタイトルドおりの”開会の辞”ですよね。リズム関係なく?飛び込んでくるいきなりの流麗なオープントランペットに度肝を抜かれたのは自分だけではないと思います。このラッパを称してマスターは“ニニ・ロッソ”といったのだろうと思います。強靭なラファロのベース、リリカルかつスウィンギーなトミフラのピアノとジャズファンなら絶対に琴線が刺激される筈ですよね。"Bee Tee's Minor Plea"と"Life's A Little Blue"へのケリーの参加もうれしいですね。何と言ってもリトルのワンホーンでのアルバムである事、ラファロの参加がこのアルバムの価値を高めていますよね。
確かオリジはgatefold jacketだったと思うのですがちがいますかね?自分のは当然のテイチクが出した¥1800の廉価盤ですが・・・
"parole e musica"/Helen Merrill
(RCA PG-49 jp.reissue)
じゃあ、実際ニニ・ロッソはジャズではどうか?詩の朗読なんかがあって、ちょっと変わったアルバムですがRCAのヘレン・メリル盤への参加が特筆モノですね。
確かリトルはフランクストロージャーとも共演してましたよね?StrozierはSteeplechaseで70年代”復活”宣言したようでしたが、その後、また出番がめっきり減りました。過小評価された一人です。
ローチのグループではドーハムの後釜になりますね。
この時のフロントは、マイルスバンドで有名になったGeorge Colemanでしたよね。
リトルとの共演は、VEEJAYのリーダーアルバムですよね。確かケリーがピアノだったような気がします。JAZZLANDにもリーダー盤がありますね。
http://blog.goo.ne.jp/67camper/e/7f542468e0847283c4ab219fcbdc4176
これは廃盤なので、なかなか購入できません。 他のアルバム等でしたら、たいてい保有していますが・・・最近では、アルトからピアノへ切り替えたと言われていますが、ちょっと寂しい気がします。まだまだアルトで十分評価されてもいい逸材なのに・・・
自分もこのStrozier(Night of the Siamese Children)はなかなか入手できずにいたアルバムです。たぶんオリジしかないかもね?
ほかはVEEJAYともう一枚JAZZLANDの"LONG NIGHT"のステレオオリジです。後者は再発盤がでたような記憶があるのですが・・・?
それよりも最近ピアニストになったのですか?
アルトの他はフルートやりますよね!
ちょっと強引なリンクかなと思ったのですが、新潟の学生時代の師匠がそういって聴かせてくれたんですよ(笑)。
愛着と皮肉、そのとおりですよね。
タンギングをあまり使わず、朗々とならす冒頭の演奏は、そのたとえが当てはまる気もしますが、無理がありますかねぇ○▲×△●×□!?!?
地元テネシー州メンフイスで活動しているようです。
残念です。
メンフィス出身でしたか!
そういえば"Down Home Reunion”なんてアルバムにも2人して参加していましたよね!
これまたトランペットワンホーンの名盤ですね!これは学生時代探しても見つからなかったところ、日本盤が再発されてあっさり入手できました(笑)ここでのリトルのメロディアスなソロと背後でブンブン唸るラファロのベースが何とも印象的です。この盤やファイブスポットなんかが有名なんでしょうが地味なところではB・リトル&4(UA)なんてのも好きです。ただCandidやBethlehemのリーダー作は未入手ですがいつかゲットします!
リトルのトランペットにスコット・ラファロのベース、当時の若手の創作意欲には頭が下がります。
もっと長生きしてほしかった。
ニニ・ロッソ、"parole e musica"/Helen Merrillに参加していたんですか。早速聞いてみます。