67camper's Blog

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タレンタインのアーシーな味わいは格別だ!

2008-08-28 23:10:16 | jazz & vocal
Midnight Special/Jimmy Smith
(Blue Note ST-84078)


 ブルーノートで「ミッドナイト」とくれば、一番に思い出されるのがやはリミッドナイト・ブルーでしょう!このタレンタインとバレルのブルージーなコラボレイションにはやられっぱなしですよね。ピアノレスでコンガを加えることによってブルージーな味わいはさらに拍車がかかった感じですよね。このフロントラインがオルガンの第一人者ジミー・スミスと共演したのが、もう一枚のミッドナイト、「ミッドナイト・スペシャル」です。録音順ではこちらの方がさきですが、やはりバレルとスミスとなるとバレルの人気が上回ってしまいブルーの方が有名なのかも知れません。本日はこのスミスの代表的アルバムの一つであるミッドナイト・スペシャルをアップいたします。

 サックスが入るとスミスのアルバムは急にアーシーになりますね。ギタートリオはスミスの最も得意とするフォーマットでしょうがホーンを加えたアルバムもなかなかに捨てがたいですよね。ルー・ドナやティナ・ブルックスもいいですが、個人的にはタレンタインのアーシーな味はやっぱり飛び抜けていますよね。そしてタレンタインとなればミッドナイト・ブルーのように相方はバレル以外に考えられないですね。A面のタイトル曲"Midnight Special"、続く"A Subtle One", B面トップの"Jumpin' The Blues"などに見られるアーシーでソウルフルな味わいはタレンタインならではのものだと思います。B-2の"Why Was I Born"でのタレンタインのプレイも泣かせますよ。

 所有盤は、リバティのステレオ盤です。リングウェアのひどいカバーですが、左スピーカーから飛び出してくるタレンタインが圧巻の一枚ですよね。


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2 コメント

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バレルの色気が (ebi)
2008-08-29 14:37:20
「Back at the Chicken Shack 」8412と同じセッションでしたね。
おっしゃるとおりスミスはバレルと一番相性がいいですね。
彼が入るとどこかしっとりしたアルバムになる、バレルの音色、フレージングの色気のせいだと思っています。
そこにタレンタインが絡むとタレンタインもアーシーになりますね。
良い時代の良い組み合わせのアルバムたちだと思います。
この頃のアルバム、ジャケット変えてバレルのリーダー作ということで出しても売れるかも....
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スミス&バレル (67camper)
2008-08-29 18:45:27
ebiさん,コメントありがとうございます。
やはりこのコンビは最高です。
個人的にはスミス&ウェスもいいのですが・・・

スミス&バレルでは“Softly As A Summer Breeze”が最も好きですが、このようにタレンタインの力はやっぱり偉大ですね。あのアーシーさは堪えられませんね!
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