Incredible Jazz Guitar/Wes Montgomaery
(Riverside RLP12-320 jp.reissue)
(Riverside RLP12-320 jp.reissue)
ジャズギターの話になると避けて通れない別格はチャーリー・クリスチャンかもしれないが、個人的にはやっぱりキャノンボールがインディアナから連れて来たというウェス・モンゴメリーですね。指弾き(特に親指)から繰り出されるダイナミックなオクターブ奏法はまさにインクレディブルですね。このスピード感が素晴らしいし、ブルースも凄いよね。個人的には印象が薄いのはバラードですが、プレイヤーの人はまた違った感触なのかも知れません。てことで、今日は全てのジャズギターファン必携の、いや全てのジャズファンですね。・・・超有名盤"Incredible Jazz Guitar"です。
メンバーは説明の必要ないでしょうが、Wes Montgomery(g), Tommy Flanagan(p), Percy Heath(b), Albert Heath(ds)のカルテットですよね。A-1の"Airegin"のスピード感、ダイナミズムは何度聴いてもニンマリします。次も大好きなD-Natural Blues。Wesのブルージーなプレイはケニー・バレルとはまた味わいが違います。このトミフラが好きですよね。バラードを挟んで後の重要なレパートリーとなる"Four On Six"と続くA面、しびれます。B面の"West Coast Blues"も聴かせますが、印象的にはA面が強烈過ぎますよね。全編を通して、ケリーほど派手じゃないですがトミフラで良かったなって、いつも思います。逆にライブではもっぱらケリーがセレクトされているのが意図的なのか?興味がありますよね。
所有盤はマイルストーンの緑ラベルの国内盤再発です。いつかオリジが欲しいんですが、これが高いんですよね。みんな思い入れが多いアルバムでしょうね!
ウエスは自分が最初に好きになったギタリストかもしれません。初聴きはフルハウスでしたが、ダイナミックな乗りに驚きました。次に買ったのが本作だったでしょうか。ライブ盤に比べると若干地味に聴こえましたが聞き込むほどに好きになっていった1枚です。ウエス&トミフラ・・っていうのがありそうでないですよね。
関係ないですがウエスとは誕生日同じで特に親近感あります(笑)
もう、素晴らしいの一言に尽きる一枚ですよね。派手な印象のケリー共演盤(ライブ)と比べると地味ですが、トミフラが入ってさらにこくが出たようね仕上がりになっていると思います。
ケリー共演盤もいいですが、やはりWESはこれです!!!
スタジオ録音ものではウエスのピカイチ盤ですよね。
これと『フルハウス』は外せないと緑ラベルの国内盤を発売と同時に買いました。
親指の腹で弾く音色は独特で次第にオクターブ奏法へ突入のパターンは、おっしゃる通りダイナミックで、ホーン奏者に負けないフロントに立てるギタリストだと思います。
オリジナリティ豊かなギター巨人ってところでしょうね。
オリジナルはやはり相当高価なんでしょうね。
国内盤の音質に関しては、ちょっと不満に感じています。
どうして、ビクターはこの緑のマイルストーンラベルを使用したのでしょうね。ジャケはモノラルラベル、中身はステレオ、それもマイルストーン、もう滅茶苦茶ですよね。その点「フルハウス」の国内盤はステレオ、黒ラベルをちゃんと踏襲しているのです。途中で、日本の販売元の人間が変わったのかしらん・・・?とにかく、この緑ラベルはあきまへん!
オリジは盤質がいいと、相当高価です。聴くだけでもいいから一度聴いてみたい・・・
・・・というか、完全に諦めてましたね。
ウェスといえばオクターブ奏法みたいになってますが、よく歌うシングルトーンも好きですよ。
いやぁ、挑戦するだけ凄いですよ。
ストローク、シングルトーン、オクターヴいずれも親指から繰り出される柔らかいトーンが絶妙ですよね。
凄過ぎて手が出ませんよ!