Stitt Plays Bird/Sonny Stitt
(Atlantic SD-1418 jp.reissue)
(Atlantic SD-1418 jp.reissue)
先日の石田氏と67camperとの素足談義ではないが,ソニー・スティットもバードことチャーリー・パーカーよりも先にバードのようにプレイしていたらしく,アナザーバードと呼ばれるのを好まなかったと言います。しかしながら、どうあがいても相手がバードでは分が悪い。スティットはアルトサックスをはじめテナー,バリトンまで吹くアルバムもありますが,やはりメイン楽器はアルトではないでしょうか。あまりに似ているのでアルトを封印したとも言われており,全曲アルトで通したアルバムは自分が知る範囲では本日アップのアトランティック盤「Stitt Plays Bird」しかないかと思います。
メンバーはSonny Stitt(as), John Lewis(p), Jim Hall(g), Richard Davis(b), Connie Kay(ds)の五重奏団です。曲目はパーカーのオリジナルばかり、一曲のみジェイ・マクシャンのオリジナル,皆さんご存知のパーカーチューンのオンパレードです。A面がOrnithology, Scrapple From The Apple, My Little Suede Shoes, Parker's Mood, Au Privaveの5曲,B面がKoKo, Confirmation, Hootie Blues, Constellationの4曲です。演奏は,当たり前ですがパーカーそっくりのスティットのアルトが全面にfeatureされており、anotherの称号はやはり最もバードに近いスタイルをもつプレイヤーに与えられたことに納得する筈です。
所有盤は国内盤再発のステレオ盤です。自分が初めて購入したスティット盤であり思い出深い一枚です。
ご紹介盤残念ながら未聴です。このカバーと似たコルトレインは持ってますが(笑)全曲アルトというのは本作くらいですか!意外な感じしますが。Stittは自分も大好きなプレイヤーで、レスターばりのよく歌うtsも良いですよね。アルトではピーターソントリオと組んだヴァーブ盤が好きですね。
camperさんの初Stittはこれでしたか。自分はPersonal Appearanceでやはり初めて買った盤は思い入れありますよね。
スティットのアルトを聞くのなら,パーカー聞けばいいじゃないかと言う方がおられるかもしれませんね。
このアルバムではサイドメンのジョンルイス,ジムホールが以外にもピタッと嵌ったプレイでニンマリさせてくれますよ。コルトレーンにもありますね。
明日アップいたします。実は明日の伏線なんです。
私もスティット大好き人間で、17歳(1963年)のときに購入、聴きつづけている盤があります。
「Stitt Plays,Pen of Quincy」といい、10人の凄いメンバーを従え、アルト一本で吹く捲くります。
まるでチューブから搾り出すように。
A面はマイ・ファニー・バレンタインから始まり、カムレイン オア カムシャイン・・・B面ではスターダストで一気にバースを吹くあげてテーマへ・・・次のLoverは最高です、半音階下降進行のコードにのって煌びやかにスイングします。
是非一度お聞きください。もうヨダレが出てきます。
そうでした。間違ってましたね。ペンオブクインシー,自分のライブラリにもありました。
するどい御指摘ありがとうございます。
暫く聴いてないんでまた聴いてみますね。