Harry Edison Swings Buck Clayton and vice versa/Harry Edison
(Verve MGVS-6016)
(Verve MGVS-6016)
ハリー・エジソンとバック・クレイトンはともにカウント・ベイシー楽団のブラスセクションを勤めた重要なプレーヤーでしたが、彼らのベイシー楽団での競演は初期の録音で聴けるのではないかと思います。(思いますと言うのはこんな古い録音は多分所有していないからなんですが・・・)このアルバムのライナーノートによればクレイトンとエジソンの競演は、テナーのLester YoungとHerschel Evansの競演に匹敵するようなベイシーバンドの目玉的存在であったと記載されています。
このアルバムはその両者の再会セッションとも言うべきアルバムで、40年代前半以来の両者の競演が聴かれます。メンバーは2人のトランペットに加え、当時エジソンのレギュラーグループに居たテナー奏者ジミー・フォーレスト、リズムセクションには”ザッザッザッ”のフレディ・グリーンのギター、ピアノには長らくサラ・ヴォーンの伴奏をつとめていたジミー・ジョーンズ、ジョー・ベンジャミンのベース、チャーリー・パーシップのドラムの面々です。かなり渋好みのメンバーですよね。B面はVERVEのblowing sessionではおなじみのバラードメドレー、メイキンフーピー等が収録されていますが、A面はすべてエジソンのオリジナルで固められて、両者とフォーレストのblowingが聴かれます。
所有盤はVerveのstereophonicレーベルです。カバーが秀逸だと思ってバックカバーを見てみるとBurt Goldbatttの文字が・・・。さすがですね!
そうですね、日本では過小評価の2人ですから、国内盤はないですよね。
この辺りは、米国のショップで入手したもので、自分もそれまで国内では観た事もありませんでした。カバーの良さに惹かれて購入したのですが、こう言うメンバーなら確実にスイングしますからね!
あたりでした。
>カバーが秀逸だと思ってバックカバーを見てみるとBurt Goldblattの文字が~
こういう時って・・・妙にうれしいもんですよね(笑)ゴールドブラットというと特徴的な「しわしわのイラスト風」だけでなく「哲学写真風」「寂し的風景写真風」やもあり、芸風が多彩ですよね(笑)僕が特に好きなのは、pacificの「海岸にいる鳥」ジャケです。
Burt GoldblattがVERVEに使われているところがやや以外でした。
VERVEといえばDSMだろうなんて、自分の頭の中には一種の公式が出来ていたからなのですが・・・
さて”pacificの「海岸にいる鳥」ジャケ”が思い出せずに頭の中がモヤモヤしています。答えをおしえてくれ~~~!
自分にとっては、Goldblattはやはりベツレヘムですね。
Howard Rumsey's Lighthouse All Stars vol.3は自分も12インチモノ盤で所有しています。直感でこれと思ったぐらいですから、Goldblattっぽいんでしょうね。bassclefさんの感性とほぼ似てるんですよ!たぶん。
謎がとけました。
白く描かれた鳥はおそらくペリカンですよね。飛んでるのはシーガルかもしれませんが・・・
自分が住んでたLAにマリナデルレイというヨットハーバーがあったのですが、結構野生のペリカンがいるのですよ。釣り人のえさに食い付いてペリカンがつれる光景を観た事があります。
直感これの間違いじゃないか(パシフィックじゃなくてコンポラだろう)と思ったのは事実ですが、Goldblattじゃなかったのですよ。自分もGoldblattと思いましたよ。弟子かもね?!
もうこのジャケットを見た瞬間から「欲しい!」モード全開です(笑)
入手困難ですか。
気合を入れて私も探してみますね♪
ログの中にも触れていますが、秀逸カバーの一枚、by Burt Goldblattです。
サイケおやじさん、bassclefさんも入手困難盤にあげているようですので、それなりに見つからないアルバムかもしれません。
アルバムとの留まるところのない願望がコレクター魂に火を点けるんですよね。
頑張ってください。健闘を祈ります。