67camper's Blog

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ウェスとケリーのライブはやっぱり熱いなぁ!

2008-08-29 11:24:23 | jazz & vocal
Smokin' At The Half Note/Wynton Kelly & Wes Montgomery
(Verve V-8633)


 ウェスのギターとケリーのピアノ、そしてライブとくれば、ジャズファンならすぐに思い出すのがフルハウスですよね。フルハウスでは、さらにグリフィンのゴリゴリテナーを加えて、小さなライブをハウスが熱気に包まれる様子が見事に捉えられていますよね。このフルハウスのメンバーから、グリフィンを除いてカルテットでライブをもう一回やってみたのが65年ハーフのとのライブです。おそらく両者がVERVEに移籍しており、Creed Taylorの「絶対売れるぞ!」の商魂が頭をもたげて製作されたのがこの"Smokin' At the Half Note"のA面ですよね。本日は、この2番煎じですがやっぱり引き込まれてしまうWes&Kellyの快作をアップいたします。

 メンバーはご存知のとおり、Wes Montgomery(g), Wynton Kelly(p), Paul Chambers(b), Jimmy Cobb(ds)のカルテットで、A面がライブ、B面がスタジオ録音です。何と言ってもライブの"No Blues", "If You Could Ses Me Now"が素晴らしいですね。マイルスの"No Blues"では、Wesの乗りに乗ったソロのあまりの素晴らしさに、ケリーがソロを中座し聞き惚れてしまう話は有名ですよね。B面はスタジオ録音ですがSam Jonesの"Unit 7"に聴かれるオクターブ奏法を駆使したダイナミックなソロも捨てがたいですね。, "4 On 6"は名盤Incredible Jazz Guitarで聴けますが、ここでもWesのプレイは実にダイナミックですね。ケリーのファンキーなピアノ、Chambersのボーイング、そして4バースとノリノリですね。Wesのアルバムではincredible, Full Houseと並んで、必聴の一枚です。

 所有盤はVerve、MGMのモノラル盤でpreview copyです。黄色ラベルに黒のロゴが鮮やかですね。