肌寒い朝です

救急車の音が通り抜けていく。
父が生きているときに救急車の音の向こうには
苦しいドラマが展開されているんだよ。と言っていたことを
ふと思い出した。
あまり父のことは思い出さないけど救急車のサイレンで
ふと父を思い出した。
ICUに入って目覚めないまま旅立っていった。
悲しい別れだったけど、自分の選択した安楽死だった
ような気がする。
いまだに納得できない自分がいます。
どんよりとしたお天気と肌寒い気温と救急車のサイレンで
思い出しました。