人生悲喜こもごも

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なんと「ブラックジャック」は実在した! 奇跡の脳神経外科医

2005-10-02 20:09:06 | 健康
今日のTBS系列のローカルテレビで「世界のスーパードクター」を取り上げた番組をみた。
そこで、世界的に有名な日本人ドクター・福島脳外科医(62才)の執刀記録をみて、思わず感動してしまった。

「神の手」といわる微細なテクニックと強靭な精神力。ふつうの医師では到底執刀できない患者を、自ら開発したメスなどのツールを使って手術をして助けていく。

それも並の数ではない。年間500件の手術、アメリカをベースに全世界からこの医師を頼って患者がやってくる。時に日本にも帰って、あるときは15日間で34件の手術するという。この医師の執刀を待っている患者が全世界に多数待っている。


「鍵穴手術」という彼しかできない手術方法をあみ出した。それは、脳を2~3センチの穴を空けるだけで、どんな脳腫瘍でも、他の神経を傷つけずに的確に摘出してしまうという方法。
ひとつ間違えて神経を切ってしまうと、失明したり、耳が聞こえなくなったり、麻痺が残ったり、半身付随になったり・・・。手術後は、後遺症が残ることもない。
後遺症を残すことを本人は許さない。


これはすごい。医者というのはこんなにすばらしい職業なんだなぁとあらためて思う。


本人の「お金ではない、患者さんの感謝のためにやっている」「患者を助けることは、自分の使命であり、天職である」
という言葉は印象的。患者と家族の笑顔が原動力なのだ。

彼は漫画の『ブラックジャック』(名医だが法外な手術費を請求する外科医)ではなかった。全く失礼なことをいってしまった。

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