<世論(多数意見)の真逆(少数意見)がほとんど正しい>
懐かしくメールを読ませていただきました。
お尋ね頂いたご意見については、多くの所見を持つのですが、これをご提示するには私にとってはいささかハードな作業(結構本格論ですのでね)ではあります…。
例によって、ノープランにて、レジメだけ申せば、
1、 日本の成功(という意見が、少数意見であるのは、なぜですかねえ?)は、優れたエリートリーダーを必要としなかったからだと考えているのです。
2、1、においてすら、すでに貴兄のご意見や丸山眞男の意見と少しく異なるのかもしれず、頭の中でごちゃごちゃ(インフォーマル状態)になっている私見を論としてまとめる(フォーム化)する作業が、ハードだなあと躊躇するわけですよ…。
3、かねてより、「日本には優れたリーダーがいない。」、「日本も欧米のように、エリート教育をする必要がある…。」という友人に対して、「だから日本が成功しているんじゃん…。」と言っているわけだから、これを論に纏めるのは、私の能力では面倒なことであるわけです。
4、友人のカルピス社長から、「大企業はうまくいっているのに、中小企業がうまくいかないのはなぜか?」と尋ねられたのに対して、「大企業は、多人数であるから、会して議せず、議して決せず、決して実行せずだから成功するのだ。」といったというので、お分かりいただけなければ「蒟蒻問答。」となるわけでありますよね…。
5、まあ、ぶっちゃけ「エリート主導。」の欧米が没落必死で、カリスマ・エリート主導の「サムスン・ユニクロ・楽天。」(しかも社内公用語を英語にしているから確定的だ)の崩壊を5年前から述べているわけですよ…。
6、これは何を隠そう1995年に「ダイエイ、西武(国土開発)、ヤオハンの崩壊。」(当時もこれらは、飛ぶ鳥を落とす勢いでありましたからね)を述べて正解したことに味をしめたからなのですがね。
7、今回のクルーズでも、「経営者の機能(ファンクション)は何か?」と貴兄と同行したクリスタル・ハーモニー(現・飛鳥Ⅱ)での論を提示して遊んでいたのでしたが、T永氏は「経営戦略の決定と責任をとることだ。」といったような古臭い論をいうので、呆れてニッコリして(笑って)しまったわけであります。
いまや「戦略は『無効』であるばかりでなく、『有害』だ。」と言われているわけですものね~!?
さらに、「会社の目的は何か?、金融機関の機能(ファンクション)は何か?」とか言ってこれまた遊んでいたのですが、会社の目的は「利益を上げることだ。」とか言うので(それ=利益って、目的ではなく会社継続の手段でしょう)、ちゃんちゃらモンブラン、じゃなくてショート・ケーキいやお菓子(可笑し)くて、おへそでお茶を沸かしてしまいました…。(「今度は濃いお茶が怖い。」、お後がよろしいようで…)
8、(例によって、止まらなくなってきました)
ところで、東京大空襲や広島・長崎ははっきり言って、アメリカによる「戦争犯罪。」でありましょう…。
何で、「過ちは二度と繰り返しません。」(過ちは、アメリカでしょうよ)とか「日本人が、侵略をした(アメリカ=コミンテルンに仕掛けられたあほですがね)。」という自虐史観のプロパガンダにいつまでも載せられているんでしょうか…?
9、戦争責任は、戦争を煽ったコミンテルンの手先朝日新聞であり、戦争犯罪人は、英米とロシア(コミンテルン)の手先ルーズベルト(これは今や定説)であると、元ウクライナ大使・馬淵睦夫さんが私に言っていましたけれどね。
これまた<未完>といたします…。
西村浩一様
久しぶりに頷いて読みました。
キャビンで昼寝が得意な私と違い、トランク2個の読書とは、「さもありなん」でした。
続編を期待しています。
私は日本人のリーダーは「責任をとらない卑怯な男」と考えています。敗戦後70年で、苦しかった焼野原や広島、長崎を繰り返さないようにと、誰もがかいています。
それに至った責任は誰に取らせるべきなのか、今からでも遅くない、国家が責任を明確にすべき時に来た、と思います。
東京大空襲に至る前に、和平交渉のチャンスがあったことは、最近色々な作家が書きだしています。
今こそ戦争犯罪人を日本人の手で、明白にするときのように思います。
御高説を伺えれば幸甚です。