脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

久々に

2013-05-15 22:52:00 | 私の思い 3
衣類整理終了。

プラケース三個が空になった。

次は洋服ダンスの中。

その次は、居間の書類棚の中かな。


さて
久々のツーショット。





チビ猫は
もうすっかりおとなの体つきになり
老猫とも
適度な距離感が保てるようになった。


左がチビ猫。


夫の写真を倒してはいけないと
繰返し教えていたら、
夫の写真が置いてあるところは
気をつけて歩くようになった。


今も、
夫は
居間の特等席にいる。




私なりに

2013-05-15 02:37:00 | 私の思い 3
私はここにたくさんの弱音を書く。
それは、
誰にも語れないことだから。


私の回りの人はほとんど
こんな私の姿を知らない。
とりわけ
今の職場では直接利用者さんと関わることが多いので
いつも神経をはりつめている。


自分の状況を分析してみる。

夫への思い。
激しい後悔と懺悔と
熱烈な思慕と
切り裂かれるような痛みと。
それらに翻弄されるようにして
さまざまな症状がある。
味覚がない。
調理ができない。
家事ができない。
思い出せない数々のこと。

それらの症状は
苦しいけれど
決して
自分の状況を悲しんではいない。

人生や生き方を語れるほど
私は強くないので
ただ、ただ、
この状況を受け入れて
こんな自分として
生きていくしかないのだ、と思う。

夫が
自分の状況を受け入れて
それでもなお
私たちの生活を案じ続けてくれたように。
急激に悪化してゆく病状の中でもなお、
自分のことより
周りの人のことを気遣っていたように。
そんなふうに
生きてゆきたいと思っている。




続・四年ぶりの・・・

2013-05-13 05:41:00 | 日記 3
昨夜は
深夜までがんばったが
片付かず。

夫が病気になって
普段着の洋服をたくさん購入し、
車椅子になって
ジャージなど
脱着しやすいものをいっぱい買い、
トイレの失敗が多くなって
パジャマやシーツを
たっぷり準備した。
デイサービスに行くのに必要な
タオルとバスタオルも
引き出しを占拠していた。

その時々に
必要にかられ、
あちこちの引き出しに押し込めて
そのままになっていたので
私と娘の衣類の入る場所がなかった。

夫のものを大きな引き出しにまとめた。
娘と私のものを
使いやすいほうのタンスに入れ替えた。
タンスの位置も少し替えた。
こうして家の中が
少しずつ変わっていくことが
とても許せない気持ちになる。



四年ぶりの・・・

2013-05-12 23:04:00 | 日記 3
当地、
連休中はずっと
ファンヒーターの必要な寒さだった。
ここのところの暖かさで
ようやくエンジンがかかり、
四年ぶりの衣類整理をした。

夫が病気になってからは
季節ごとに
必要な衣類を
直接、プラケースから引っ張り出して着ていた。
必要最低限の衣類で過ごしてきた。
ここ数年着ることのなかった衣類を
今日は思いきって処分することにした。

ついでに、
娘も
ここのところのサイズUPで
着られなくなった衣類整理。

夫のケースは
開けることすらできず。


なんだかんだで
結局、片付かず。


でも、
ごみの山ができた分、
少しは
断捨離できたのかな。

母の日

2013-05-11 21:24:23 | 私の思い 3
母の日前日。

夫が元気だった頃、
母の日と
母の誕生日には
必ず
母の好物の生菓子を買って届けてくれた。
夫の母は、私達が結婚して6年目に亡くなられたので、
夫は私の母をとても大切にしてくれた。

夫の思いをこめて、
母の好物を買って
母に会いに行った。

夫は
今も
共にいる。