山桜が咲いた
私の好きな墨絵のような風景
おまつりの日
当時、その地区はまだ携帯電話が圏外で(何という山の中(笑)!)
あちこちの家を飲み歩く夫を迎えに行くのに
居場所がわからず
探し回ったこともたびたびだった
夫は
昔からの(夫の父親の時代からの)お付き合いをとても大切にしていて
あちこちの家の人たちが待っていて下さることを
とてもとても喜んでいた
私は娘を連れて夜まで出歩くことはできず、
いつもは夫の送迎をするだけだったので
その地区のかたたちとはあまりお話をする機会もないままだった。
夫が発病する前の年、
娘のケアホームができて、
私もようやくおまつりの夜に出かけることができるようになり、
夫を迎えに行って
初めてある家に上がらせていただいた。
誰が誰なのかわからないほどたくさんの人がみえて
とてもにぎやかで
皆さんが歓迎してくださり、あれこれとお料理をすすめて下さった。
最初で最後の経験だった。
待っている人がいるから暖かい 山あいの家明かりまぶしく
私の好きな墨絵のような風景
おまつりの日
当時、その地区はまだ携帯電話が圏外で(何という山の中(笑)!)
あちこちの家を飲み歩く夫を迎えに行くのに
居場所がわからず
探し回ったこともたびたびだった
夫は
昔からの(夫の父親の時代からの)お付き合いをとても大切にしていて
あちこちの家の人たちが待っていて下さることを
とてもとても喜んでいた
私は娘を連れて夜まで出歩くことはできず、
いつもは夫の送迎をするだけだったので
その地区のかたたちとはあまりお話をする機会もないままだった。
夫が発病する前の年、
娘のケアホームができて、
私もようやくおまつりの夜に出かけることができるようになり、
夫を迎えに行って
初めてある家に上がらせていただいた。
誰が誰なのかわからないほどたくさんの人がみえて
とてもにぎやかで
皆さんが歓迎してくださり、あれこれとお料理をすすめて下さった。
最初で最後の経験だった。
待っている人がいるから暖かい 山あいの家明かりまぶしく