60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

,17 北海道( 5 )

2018年01月28日 | 北日本


 7/01 6:55出発、晴。
 今朝も既に靄が広がり遠望は駄目、辛うじて国後が判別出来る程度、北太平洋に向かう
ことにして出発。土曜日の朝でR244の交通量は少ない、オホーツク沿いのフラットほぼ直
線路を南下、本別海からは風連湖に沿って快走し厚床に到る。厚床からR44を少し東に
進むと案内に従いd1127に右折、すぐに根室本線の踏切を渡り農道に乗り換え南下。林間
から牧草地帯を抜けd988に乗り継ぎ海岸段丘の笹原に出る、左手の草原には立派な角の
鹿が駆け、右下の笹原には数頭の若鹿が駆ける。しばらく丘陵を走り恵茶人の海岸に下る
とd142に乗り西進、靄は広がるが海の色は美しい、風は冷たいが海沿いの丘陵を快走。
貫人を通過すると少し内陸の丘陵地を走り羨古丹で再び海岸に出る、展望台からは霧に
浮かぶ霧多布が幻想的、浜中湾に沿って快走し奔幌戸・幌戸を経て榊町でd123に乗り継ぎ
更に湾沿いを進む。霧多布に入ると霧が流れている、景観は全く期待出来ないので灯台は
パス、総合文化センターのモンキー・パンチ・コレクションを見学。帰路は内陸コースを
走るつもりだったが、時間も早く天気も良好なので海岸を走り更に落石や昆布盛を回って
戻ることにする。

恵茶人d142


西恵茶人d142


貰人d142


羨古丹展望台


d123出合附近


 d123に乗り往路を戻る、d142に乗り換える頃から海岸にも海霧が流れ込んで来る、羨古
丹から内陸を走り小さな峠を越えると仙鳳趾の案内に従い細道に右折、林間を2km余り
下ると崖に挟まれた小集落に到る、20軒ほどの人家は半数は住民が居ない様子、霧で景観
は駄目。すぐに引き返しd142に戻ると丘陵から貫人に下る、貫人の海岸には濃霧が立ち
込め何も見えない、1時間ほど前まであれほど美しかった景観は白いベールに包まれている。
落石方面まで走るつもりだったが諦めて恵茶人から往路を戻る、d988を戻っている間は
霧の中、厚床に戻りR243を北上。本別海から走古丹に寄る、今日もタンチョウの番は同じ
場所に居る。R244を快走して標津に戻り寛ぐ。

ヤウシュベツ川


ヤウシュベツ川


走古丹



 7/02 7:00出発、曇。
 今朝も全体に靄が広がっている、予報では午前中は天気が持ちそう、高い雲は広がるが
晴天のような気候で蒸暑い。知床峠に向かう、R244からR335を北上、日曜日の朝で交通
量は少ない、左手の知床連山は薄いシルエットで右手の国後は全く見えない。快走して羅
臼に到る、羅臼や周辺の集落では夏祭りの準備中、羅臼から峠に向うが羅臼岳は薄い
シルエットで景観は全く駄目、交通量は少なく快走して知床峠に到る。峠からの眺めは
やはり残念、ウトロ側は真っ白な靄が広がり何も見えない、羅臼岳は間近にもかかわらず
シルエット。

知床峠


 早々に引き返す、帰路も交通量は少なく快走、羅臼南郊で神輿行列に出会い一時停止
させられゆっくりと祭り見物。海岸を南下すると風が冷たくなり天候悪化の兆しか、標津
に戻り寛いでいると11:30ころ雷が鳴り出し12:30頃から雨が降り出す。

 7/03 7:20出発、曇。
 今日も雲が低く垂れ込めている、ここで停滞すれば再び長期滞在になりそうなので思い
切って日本海を目指す。R272に乗り中標津に向かう、通勤時間帯で交通量はかなり多く路
面状況も悪く走り辛い、中標津からd13に乗り継ぎ更に西進。長距離GS無しコースで
ガス欠が不安、計根別で給油してd505に乗り換え北上、牧草地の直線路を走り養老牛から
d150に乗り継ぎ更に北上、交通量は若干有る。養老牛から少し走ると左前方に摩周岳が
見える、上部に雲が懸かり展望台からの景観は期待出来ない。

摩周岳養老牛北方d150より


 モアン山の麓を通過して清里峠に上る、峠には濃霧が流れる、裏摩周はパスして下り快
走路をしばらく進むとさくらの滝に寄る。数人の見物人が居るが先日よりも水量は多く
遡上頻度は低い、しばらく眺めていたがほとんどジャンプが見られない、諦めて出発。d805
からR391に乗り野上峠に上る、交通量は結構有り大型車も多い、峠からは全天は雲に
覆われているが雲は高く意外と見通しは良い、硫黄山の噴煙も鮮明に見える。峠を下りd102
に乗り換え小清水峠に向かう、前方の藻琴山には雲が流れているが藻琴展望台からの屈斜
路湖眺望は良好、展望台から更に上るとハイランド小清水には雲が懸かっておらずレスト
ハウスの建物もはっきり見えている。

藻琴山展望台


藻琴山展望台


藻琴山展望台


ハイランド小清水より


ハイランド小清水より


 ハイランド小清水に寄った後、小清水峠から林間の勾配を快走すると牧草地や畑地に
下る、農地をしばらく走り東藻琴に到るとR334に乗り換え美幌を目指す。今年このコース
を走るのは今回で三度目、美幌から北見に向かうコースはR39では面白みが無いd122を
行くことにする、美幌市街に到ると寺町と言ってもいいほど寺の集まった一画を抜けて
d122に乗る、d122は地元の車両がかなり行き交う。市街地を抜けて水田や畑地を少し進む
とd122は右折する、予定はd122で端野南部に到りR39に乗るつもりだが地元の車両の
大半は直進する、地図で確認するとd217で北見に向かうようだ。少し遠回りかと思うが
地元車に従いd217に直進する、航空公園を左手に見て田園地帯のフラット直線コースを
しばらく走ると津別への分岐、直進すると津別だがd217は右手にカーブして丘陵に向かう。
西進して農地から穏やかな上りで林間を少し上ると170mの活汲峠を越えて北見市に入る、
小さなトンネルを抜けて少し下りスキー場の前から北上、林間を少し下ると農地を進み市
街に入る。北見は初めて訪れる、かなり大きな町で大きなビルもたくさん建っている、R39
に乗り市街地を西に走る、交通量は多いが国道は広い、しかし信号が多く煩わしい。北見
市街を出て田園地帯を進み留辺蘂を通過すると交通量は少なくなる、フラットコースを快
走して温根湯に到る。キャンプ場に行くと多摩№のバイクが停まっている、サイトに行く
と50代のライダーO氏が設営地を物色している、挨拶を交わし同じ一画に設営することに
して荷物を下ろすと食料調達と給油に出掛ける。夜はO氏と飲みながら話す。

 7/04 7:00出発、曇。 
 今日も雲が広がり芳しくない空模様、連泊するO氏と別れ日本海を目指して出発。R39
で留辺蘂に行くとR242に乗り北上、金華峠への途中に常紋信号所の案内を見る、林間の
狭いダートで4km程度だがこの空模様では行く気が起きない、今回もパスして金華峠を
越える。交通量は予想以上に少ない、通勤者の乗用車が中心で走り易い、生田原を通過
すると安国でR333と合流して交通量は増加、少し進むと遠軽市街に向かうR242と別れ
R333で西進。交通量は少なくなるが大型観光バスや工事用ダンプが多い、しばらく西進
すると丸瀬布手前でd305に右折して北上、工事用ダンプも右折して来る。金八峠を
2km弱のトンネルで越えると林間を少し北上する、d137に出合い乗り換える、広く走り
易いコースで小さな峠に上る。交通量は皆無で滝上までに出会ったのは1台の乗用車のみ、
深い樹海を進み中立牛の小集落に下る、谷間の小さな農地の中に数軒の農家が在るが人が
住んでいるのは極僅かなようだ、中立牛から再び小さな峠を越えて滝上町に入る。小さな
トンネルを抜けて少し下るとd617と合流してオシラネップ川に沿って北上、少し北上した
濁川でR273に乗り換える、国道に乗るとすぐに道の駅滝上で休憩。今後のコースを検討、
時間はまだ早く西興部幕営も考慮していたが苫前までは走れそう。滝上中心街からd61に
乗り更に西に向かう、穏やかな勾配でサクル―川沿いに上る、交通量は若干有る、
しばらく樹林帯を快走して上紋峠に到る。峠を越えるとヘアピンと大小のカーブで岩尾内
湖に下る、湖畔に沿って進みダムを通過するとd101に出合う。d101を北上するのは何度
も走っている、今回は左折してd61で天塩川に沿って西進する。すぐに水田地帯に出て直
線で朝日の市街に入る、北海道ほとんどの地方都市と同様両側は閉店してずいぶん経た商
店が連なり、人の気配はほとんど無い通りで市街地を通過。朝日から交通量は少し多く
なる、再び水田地帯のフラット直線を快走して上士別市街を通過、更に水田地帯の
フラット直線を快走して士別郊外に到る。士別駅の案内が有るがコースはなぜか市役所の
方向に進む、R239には駅の傍から乗るのだが、市街を進みR40に出合い乗り換えると
すぐに給油して北上、天塩川を渡った処で間違いに気付く、引き返し市街地を南下すると
駅の北方から案内に従いR239に乗る。宗谷本線を跨線橋で越えるとすぐに市街から出て
水田地帯を西進、少し進むと山間に入り小さな峠を二つ越えて小盆地に下る、水田の中の
小集落温根別を通過して穏やかな上りで士別峠を目指す、交通量は少ない。丘陵地の
ような風景をしばらく行くと左手にトヨタの試験場の広大な施設が続く、士別峠を越えて
幌加内町に入り高原状の景観を快走してR275と合流するとすぐに添牛内、再びR239で
山間を更に西進、ここからは何度も走ったコース、今日は少し交通量が有る。霧立峠を
越え苫前町に入ると長いワインディングコースを下る、日本海に出るとR232に乗り換え北
上。すぐに苫前市街に到る、かなり疲れているがもう一時間も走れば初山別、苫前での幕
営はパスして更に北上。R232の交通量はそれほど多くない、7月になってライダーの姿は
多くなっているが、羽幌のホクレンショップで食料を購入して初山別に到る。キャンプ場
はかなり利用者が多く、駐車場は半分以上埋まっている、大型バイクの隣に停めて何時も
の場所に設営。温泉に出掛けた後、サイトで寛ぐ。

 7/05 8:25出発、晴。
 朝から霧が流れ出立するか迷う、30代の川西№カブ110プロや同年輩寝屋川№カブ90
のライダー等と話し様子を見る、時間が立てば霧は晴れる予報なので出発。R232に乗り北
上、霧はかなり濃く視界は100m~200m程度、交通量は少ないがどの車もかなりの速度を
出しているので油断は出来ない。ミラーを睨みながら走っているとバイクのライトが追い
ついて来る、タンデムの山梨№カブ110が挨拶をして追い越して行く、出発前に寝屋川№
が話題にしていた夫婦のカブだ。少し走ると道の駅富士見、駐車場を見ると件のカブが
停車している、隣に停車して待っているとすぐに中年夫婦が戻って来て少し話す。

道の駅富士見


 二人と別れすぐの遠別で給油、若い職員に空のガスボンベの処分を頼むと「投げれば
いいのですね」と、一瞬「?」記号が浮かぶ、すぐに北海道では「捨てる」を「投げる」
と言うことに気付いたが実際に聞くのは初めて。遠別を出るとd256からd119に乗り東進、
霧は少し薄くなったようだ、咲花トンネルを抜けると空は明るくなり雲の切れ間に青空も
見える。R40に出合って行き先に迷う、R40を北上かオホーツクに向かうか、北の空も
限りなく明るいが日本海側の霧が晴れている可能性は低い、未練は有るが音威子府に
向かう、北海道命名の地に寄った後、道の駅音威子府で休憩。道の駅からR275に乗り北上、
何時もの通り交通量は少なく半数は内地№の乗用車、天北峠を越えて北方を眺めると黒雲
が垂れ込めている、峠を下り小頓別からd12に乗り東進、空は明るく青空も見える。歌登
からふれあいキャンプ場に寄るが先客が2組ほど有る、宿泊は断念して歌登からd12に
乗り枝幸を経てクッチャロ湖を目指す。枝幸からR238を北上、前方は雲が垂れ込めている、
不安を感じながら走る、神威岬を廻る旧道は現在通行止めになっているため北オホーツク
トンネルを行く。トンネルを抜けると空は明るく海霧も無い、快走して浜頓別に入り
クッチャロ湖畔に到る、キャンパーは結構多いが知人はいない。何時もの場所に荷物を
下ろすと食料購入に出掛け、設営を済ませて寛ぐ。


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