オモロイ英字新聞

信号で青はgreen、黄色はorange。知ってました?英字新聞には、オモロイ言葉、アッと驚く情報が。挑戦しましょう。

知ってる?田辺元 恩師批判を厭わず 五郎ワールドから/今日の「出る英」見出し

2010-12-12 16:49:31 | Weblog
 名前だけは知っていても、ごっつう破天荒なヒトやった。11日読売朝刊・五郎ワールドにはビックリ。田辺元という哲学者の生涯はすさまじい。
 
京大退職後は、群馬の山荘にこもり切り20年で死を迎える。山を降りなかったのは「退廃した世の中をみたくなかった」から。現職当時、京・大阪見物などとは無縁だったが。
 
注目されるのは、恩師・西田幾多郎を批判して曰く「プラトンは慕わし、されど真理はさらに慕わし」。西田と言えば、自分を京大に引っ張った恩人なのだとか。これは、凡人ならずとも口に出せない。
 
昔話。以前、理科系の大学院生が言っていた。卒論は教授に言われた通りのテーマにした、と。思わず、聞き返したかった。ならば、死ねと言われたら死ぬのか、と。田辺より先に、賀茂真淵だったかが言った。「真実のためなら恩師といえども、おもねるな」。

<晩年に妻を失ったあと田辺は、作家・野上弥生子=夫に先立たれていた=と老いらくの恋状態だった、ようだ。ウレシイね、この辺はフツウ人だったんだ>



▽ "don't ask、don't tell" =11日DailyYomiuriのAPから。これを見てピンとくるかなぁ。軍隊内で同性愛者についての政策について、お馴染み。記事は米上院の動きだ。最近は、同性愛に限らず色んな場面で使われるようだ(当ブログの趣味!には合わないこともあり、これだけ。とにかく、聞かない、言わない)。
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ニュースでないか 知日派エドワーズさん(元米副大統領候補夫人)の死/きょうの「出る英」

2010-12-11 17:17:45 | Weblog
 (8日の宿題から) The Soviet empire is long gone.「ソ連去って久しい」。 long は無論、副詞。before long なんか大丈夫?=原文は8日付DailyYomiuriのワシントン・ポスト特集から。
 
  China isn't up to the job.「中国は(しかるべき)役割を務められそうにない」。
 
  A world with no one in charge chargeはクセモノ。この場合「誰も責任を果たしていない」。 charge の知られざる用法。「子ども、幼児など保護すべき対象」をいう。The coach tried to motivate his charges.(預かった)選手をやる気にさせるよう努めた=ただし、これは「出る英」ではない…ハズ。
 
  こう見ると、見出しだけでも英字新聞はオモロイ、と分かってもらえたかなぁ。でも今回取り上げたような例はTOEIC700強くらいか。
  
  ▽ あれだけの有名人が亡くなって、ニュースはミニ。そう痛感するのが、先日なくなったエリザベス・エドワーズ夫人(61)。おしどり弁護士、夫は副大統領候補だったが、自身の乳がんで暗転=長男を早く事故で失ない、50歳近くで二人を出産していた。加えて、夫の不倫が分かり、三重苦状態。書き手としても優秀で自伝風の作品も残していた。少女時代に9年間、日本で暮らした。空軍パイロットの父の勤務による。岩国滞在時にはヒロシマの実態に衝撃を受けた…。こんなことは我がマスコミ(マスゴミの間違いにあらず)のニュースにはカケラもない。海老だかカニだか知らないが、ホンマは真っ当な読めるモノがあろうに=夫人の生涯は、冷泉彰彦氏による。
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ラジオ関西を見習って ABC道上アナ「朝刊です」

2010-12-09 13:24:25 | Weblog
(特定企業の宣伝・逆宣伝にあらず)「朝日」放送のラジオといっても、朝刊の紹介に偏りは感じられない。フェアだ。が、特徴はある。それは、日経をまったくと言えるほど、取り上げないことだ。
 
9日はその典型。恒例の企業総合評価NICESを日経は1面トップに扱い、他に2㌻を使い詳報する。投資、取引先は無論、従業員や社会貢献の点からもチェックする、ユニークなランキング。当ブログなど、従業員の立場から見てトップのパナソニック電工に拍手を送りたくなった。ランキングに当選した会社、落選した会社。様々なところで会話が交わされるハズ。
 
道上(どうじょう)アナより、約30分早く朝刊を紹介するラジオ関西は、ちゃんと扱っていた。当然だ。道上さん、お願いだから今後、いや明日10日から日経も取り上げて下さいね。なにしろ、購読料がお高い新聞ですから。
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これぞ「出る英」 出題者ニンマリ/海老蔵がトップか

2010-12-08 14:33:57 | Weblog
 これや! 当ブログが大学入試の問題を作るなら、思わずバンザイ。こうある。

The Soviet empire is long gone.The American era is waning.China isn't up to the job.

empire とwaning 以外は中学レベルの単語ばかり。Long gone とは、waning の反対は、up to the job を言い換えれば。疑問がいくつも浮かぶ。こんなスグレモノがどこにあるか。 
 
天下の!ワシントン・ポスト=8日DailyYomiuri=でっせ。世界情勢を易しい単語でズバリ。我らが母(国)語で、こんな芸当出来るかなぁ。
 
  WP紙の次の見出しはこうだ。

  A world with no one in charge in chargeに悩む人は多いのでは。charge もイロイロです。次回お楽しみに。

  ▽ 7日21時、NHKTVのニュースには恐れいった。海老さんの会見を長々と。これだけでも視聴料を拒否する根拠になろう。こんなことトップに扱うの? 担当する大越、青山両氏のホンネはそんなところでは。ご苦労様。
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本邦初報! ノーベル平和賞ユヌス氏に疑惑 貧者の銀行 ノルウェー政府が調査

2010-12-06 13:38:58 | Weblog
 英字新聞で見ても、邦字には見当たらない。その典型。貧者への融資活動で平和賞を受けたユヌス氏(70)によるGrameenBank に、6200万㌦を目的外使用divert した疑いが出ている=ロンドン・タイムズ(5日DailyYomiuri)。
 
駐バングラのノルウェー大使館は、烈火のごとくお怒りfurious だ。資金が同国政府からこのbank に住宅用として用立てされたのに、いつの間にか他の用途に使われていたから。この問題は、ノルウェーのTV局が放映した番組がきっかけで明るみに出た。
 
資金はサイクロン被害の復旧にも使われたが、氏は返却を求められている。bankには敵も多かったようだ。ご本人は疑いには根拠がなく、詳しい説明を急ぐというが。
 
調査を進めるノルウェー政府に対し、ノーベル賞委の態度は正反対で、単なるisolated incidents として問題視していない。
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中学英語OK オモロイ「出る英」見出し 

2010-12-04 17:45:40 | Weblog
「原因(犯人)は何か」。こんなとき皆んな知ってるbehind でいける。エアバスA380機のエンジン・トラブルの原因とは。manufacturing defect could be behind the engine trouble… どうですか、manufacturing defect製造上の欠陥が「背後にあり得る=原因かも」と。これは、3日DailyYomiuri の1面から。
 
こんな behind も。We are always behind you.(いつでも、キミの味方だ)。応用出来ますねー。
 
All is well that ends well.大丈夫ですね。習ったコトワザ。これは、横綱白鵬の優勝談話から。
 
北の韓国砲撃後、1面の大見出しにたしか make North pay 「北に(代償を)払わせる」。見出しを付けたヒトにあったのは、Make hay while the shines.のはず。つまり「お日さんの照るうちに干し草を作れ」。 make hay とmake pay 、この韻(ダジャレ?)を分かってほしい。
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国民大脱走? アイルランド人は英語国へ/小学生以下の失言議員 やっぱり小沢!か

2010-12-02 12:33:46 | Weblog
  ダブリンの大学で講師を務めるBさんは、教室で学生たちに尋ねた。「外国に行って働くか」と。ほぼ全員が手を挙げた=1日付、DailyYomiuriのAFP-Jiji。
 
  若者は祖国を見限っている。同国で失業率はここ数年、急激に悪化し15%に迫る。Celtic Tiger と呼ばれた奇跡もどこへやら、英国、北米、豪州へと向かう。
 
  19世紀半ばのPotato Famine 以来の苦境だ。なにしろ当時、100万以上が脱出、死亡は50-100万に上る。(かのケネディ一家も例外でなく、命からがら新大陸に逃れた。待っていたのはsecond class citizen の扱いだった)。
 
  今回はどうか。5年ほどの間に15万人が脱出する、という。つい4年前、史上最高の400万人を記録したばかりなのに。と書くと、いかにも大変と見える。が、この原稿を書いたのが英語のネイティヴというのが丸見えでは。移住先を見れば英、米、豪、と英語国ばかり。つまり、移住しても言葉の点で不自由はない!
 
  なぜ、こんな事にふれるか。当ブログが外国人向けの日本語教室でお手伝いをしているから。彼らがどれだけ、カンジ、ヒラガナ、カタカナと悪戦苦闘しているか。中国系の皆さんは、その点例外なのだが。最後に英語のお勉強。荷物をまとめてスタコラ…おWなんと言うか。この記事に出て来るように pack one's bags 。そのままデスね。色んなケースにgoo。泥酔亭主=誰なの?=に愛想をつかして出て行く女房bなんか、言いたくなる…。

  ▽ 泥酔俳優も朝青竜同様に追放に値するけれど、公式の場でヤジを飛ばす=その程度は不明ながら=議員とは。こういうのを総入れ歯というらしい。歯ナシにならないから。民主党の人材枯渇ぶりを見ると、LDPの方がマシと思える。小沢待望論も分かるような気が。
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ニュースでない!高速鉄道車両が炎上

2010-12-01 17:11:03 | Weblog
 これは 我が国で報じられていないようだ。11月17日のこと、中国・武漢で学生実習用の高速鉄道車両1両が燃えた。内部はほとんど黒こげで、廃車の運命に。
 
  車両は施錠された施設に置かれ、中に入るのに手間取った、という。ドイツ・シーメンス社が技術供与したタイプとみられる。価格は約1700万元(約2億1300万円)。
 
  責任は、メーカーか鉄道側か。またぞろの話になる。現地で力を入れている分野のはず。まして、自国が開発した、と主張する高速鉄道に??? がついている。でも我が国でニュースにならないとは。
コメント (1)
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