元死刑囚・スパイだってお金が欲しい “ウソつき”東大名誉教授だって

　金元死刑囚が拉致被害者の家族と会ったことで「お金が欲しいのだろう」としたり顔のコメントも。でも、人間誰しもお金は欲しいでショ。

　連想が飛ぶ。ニクソン大統領を追い詰めたワシントン・ポスト紙記者にリークしていたFBI元ナンバー2DeepThroatが数年前、カミングアウトした。その長女はどんな苦しい家庭事情を明かしたか。

　「息子が法曹を目ざしていて、なにかとモノ入りなの」。だれが、彼女のことを笑えようか。勿論、思惑通りになった、かどうか。

　連想はさらに。1994年春、大阪で反「北」のデモがあったさい、総連系らしいメンバーがどんな乱暴狼藉、傍若無人を働いたか。当方、かなりを現場で見た者の一人。

　その乱暴ぶりについては一般にはロクに報道されなかった。メディアの側に遠慮があったからだ。マスコミ市民なる雑誌など、総連系に対する弾圧だ、などと書いたものだ。連中はしかるべく裁きを後に受けた。あれから10数年、総連はカゲもない印象だ。

　総連系とは言わないが、和田春樹なる東大名誉教授がいる。拉致なぞあり得ない、といい続けていたという。最近の動静は不明だが、萩原遼（元赤旗ピョンヤン特派員）によれば、ウソつきで、ごまかしばかり、とか＝文春文庫に著書が複数ある。

　萩原は朝鮮戦争の起源を独自に調べ上げたことで知られる。職を辞してワシントンの貧乏アパートに住み、公文書館に通いつめた記録は感動モノだ。歴史の歩みは真の姿を結局はバクロする、と痛感させられる。

消えた上杉隆氏 「ジャーナリスト」どこへ/性犯罪者が性転換求めたら

「官邸崩壊」など生きのいい作品を世に問うてきた上杉隆氏がブログを事実上閉鎖したようだ。

突然なぜ、と不思議に思っていたところ、安倍元首相サイドと記事（週刊文春）をめぐりトラブルになっている。

長文にわたる元首相側の言い分を読み通す気はないが、どうやら地元山口での集会についての描写に“ウソ”がある。

元首相に同行の記者団が証言で上杉氏と対立するらしい。これは、上杉氏が不利では。（想像すると）忙しい筆者が第三者に取材を依頼した、のでは。

　ご本人のプロフィールに疑問を初めて抱いた。NHKに記者として勤務した、と受け取れる記述はホンマか。職歴紹介などで、ムリをするのがジャーナリズムの本道と思えぬ。本筋で行こう。好漢自重を。

　▽ 性犯罪男が性転換を求める＝AP電（10日付DailyYomiuri）。なるほど、と思いきや。カナダのお話。女性二人を襲った男ShaunaTaylor（52）は転換したいと法廷で述べ、ついては手術代11500㌦を“公的負担”をお願い。9年前から転換をはじめ、ホルモン・鼻の手術、脱毛（permanent　hair　removalとか）を済ませている。法廷では、スカート・ハイヒール姿だった。名前も以前は、VanceEgglestoneだった。いま、orchidectomy＝look　up　your　dictionary！＝を待ち望んでいる。

英陸軍兵士が兵舎で出産 訓練など勤務こなし/官房長官は副長官の部下？ 敬語を多用するなんて

　20歳の英陸軍兵士が、居住する兵舎（barracksと通常複数で）で女児2720㌘を出産していた。母は強し。

　オックスフォードシャー州の兵舎にいた兵士はゆるい服装姿で訓練などをこなし、周囲は気づかなかった。出産数日後、泣き声でわかった。母子は病院に入っている。

　父親が誰か、は不明。出産に伴う有給休暇は26週ある。約19万人の陸軍で、女性は10%に迫る。

　▽ 漢字を読めないおヒトも困るが、部下（だろう）副長官について「…しておられる」などと、敬語を使う長官にア然。現内閣にはアキレルばかりだ。小沢疑惑は「政権交代にストップをかけたい勢力の陰謀による捜査」とにぎやかだが、証明の欠ける主張は知らず、まず厳然たる事実を注視しよう。

国辱！漢字知らぬ政治家 英紙も痛烈コラム/泣ける泣けるMBS健康川柳

　英タイムズに皮肉な記事が掲載されたようだ。現地からインターン生を受け入れている河野太郎議員がブログで明かした。

　（タイムズといっても、かつてのquality paper色は薄れているが）麻生総理がしかめっ面して頭をかいている写真に漢字読み間違いについてふれている。

　「団塊の世代」をいうところ、間違いによってはDankon no sedai (penis generation)にもなる。また、Bill Clinton is an outstanding member of the penis generation.とも。

　太郎さんはいう。「麻生総理の祖父、吉田茂は新聞はロンドンタイムズしか読まないとおっしゃった方だが、最近はどの新聞を読まれるのだろうか」。

　▽今週の特選5句（MBSラジオ・7日放送）
　
　やる前に悩んでないでまずやろか = そう、まず一歩だ
　きっと来る笑って今を語る日が = そう、笑い転げるよね
　明日よりも今日が若いと言い聞かせ = そう、私が証人
　夢語るダンナ私の夢知らず = そう、ウッシッシ
　春待ちてくぎ煮催促メールにて = そう、春の来ない冬はない
　
　　[２月の月間大賞]
　障害を息子らしさと思う日々 = そう思うでしょ、だからそうなの

クジラまた大量死 環境問題でない？ 豪州で200頭 国内は「潜水艦発見」騒ぎ

　豪州タスマニア島近くで先ごろ、クジラ200頭が打ち上げられた。同島一帯で同様の被害は3か月で計400頭にのぼる。
　
　一部科学者がこの点で指摘するのは、潜水艦のソナーの出す音でクジラの感覚が狂う、ということ。米紙などで警告しているが、各国の軍部から反応はサッパリだ。捕鯨国ならまだしも、反捕鯨の立場からも声が聞こえないのは不思議だ。
　
　30年余り前、対馬海峡で魚網にデッカイ鉄クジラが引っかかった。勿論、潜水艦（おそらくはソ連籍）だろうといわれた。

　最近でも昨秋、豊後水道で発見された国籍不明艦は、その後「クジラ」説が浮上したまま、それっきり。日本は海洋国家なそうな。平和ボケの極致だろう。潜水艦の保有国番付、打ち上げ死の変遷なぞ、調べてみようか。

「小沢不正」 今さらニュース？ 与党も目ナントカ

　3日夕の捜索にビックリしたものの、アノ人のことだから当然か。小沢不動産などなど疑惑はあまた。

　対する与党側も4日になったら、威勢の良さ一転どこへ。かつて政界関連の捜査でよくありました。保守の中（チュー）物に、革新（昔、こう言いました）の小物がセットになって一件落着。今回はそう簡単にいかない様子か。

　ただ、ア○ウ首相の妙に強気だった理由は、これでしたねぇ。朝鮮半島関連などで、もう一つなにか起きたら、１ケタ支持率は、どう変わるか。
　
　つくづく思いますね。政治献金は個人のみに限るべし。その点、我が大和選出の馬渕サンを見習って欲しい。そして、政党助成金なぞ即刻廃止を。

大阪読売・黒田軍団伝説の終わり

　伝説だった黒田軍団の影の部分があぶりだされた。同社社会部にいた永井という記者が告発の書を出した。

　（現物は未読、ゴメン）以下、ブログ・永田町異聞氏による。書は「大阪ジャーナリズムの系譜」で、永井氏は有名な大谷昭宏記者の2年後輩とか。

　魚住（元共同通信）、大谷両氏がこれまで書いたところでは、危険な渡恒路線と戦う正義の味方という構図。が、今度の「系譜」によると、どうやら軍団には当時から批判があった。

　曰く ▽ 社会部による出版の印税を関係していない部員の収入に付け替え、自らのサイフを痛めることなく日々一部の部員と飲んだ。曰く ▽社の近くに密かにマンションを購入し、仕事部屋とした、など。

　軍団を切った、大阪のトップにも問題があった、という。例えば、コネ入社が多く入社、トップの息子もその一人。周りは気を使い、特ダネを回す！ことも。　あきれるような記述が出て来るようだ。要するに目ナントカ、鼻ナントカか。

　こうした告発は表面化するのが遅いのでは。ご本人・黒田は既に数年前に亡くなった。生前だったら、インパクトが大きかったハズ。

　軍団内部にいた者の見解は？ 彼らは今回の告発をどう見るか。軍団の輝かしい！戦果に接した多くの読者に対して、どう説明するのだろうか。