黒鉄重工

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北米project ~Advance to U.S. その31 【2014/12/19~24】

2015-09-03 22:37:04 | 海外旅行記

第30走者:Central Link (Central Link LRV) Westlake → International District/Chinatown
トランジットトンネル経由で再びキングストリート駅に行きます。



キングストリート駅のホームに降り立つと既に回送列車が駅に進入しているところでした。おお、危ない危ない・・・。
鐘を鳴らしながらやって来ます。ホーム進入時は鐘を鳴らしながら、踏切通過時は警笛を鳴らしながら走行するのが北米の列車の決まり事のようです。なのでやたらとうるさいのです。特に警笛は鬱憤でもあるかのように何度も長く鳴らします。



引きでも撮影。この列車は「エンパイア・ビルダーEmpire Builder」。シアトル/ポートランド~シカゴを結ぶ大陸横断列車のひとつで、アメリカの鉄道王ジェームズ・ジェローム・ヒルの通称から名前が取られています。乗車距離は約3500km、乗車時間は2泊3日で約46時間!丸2日弱ですがどうせ遅れそうなんで実質丸2日以上乗ることになりそう。



これもスーパーライナーで運行されています。編成が短いですが、途中のスポケーンでポートランドからの編成と併結して運行されます。



ちなみにスーパーライナーはプルマン製のスーパーライナーIとボンバルディア製のスーパーライナーIIの2種類があります。こっちはスーパーライナーI。



こっちはスーパーライナーII。ぱっと見、違いはないですが注目すべきは台車です。



スーパーライナーIの台車はSミンデン台車を装備しています。



一方スーパーライナーIIはイコライザー台車を装備しています。見た目的にはIIの方が古そう。後から造られたのに・・・。ていうか未だイコライザー台車が現役ってどんだけ軌道のコンディション悪いねん。まあ線路を保有しているのはアムトラックではなくて乗り心地なんて知ったこっちゃない貨物鉄道なので保線がある程度おざなりになってしまうのかなぁ。
まあこのように、見る人が見れば割と簡単に見分けがつきます。



荷物車。コーストスターライトのと違って荷物扉は一つだけ。



機関車はいつものGE P42DC形AMTK114号機。先頭がちょうど高架の下に来るので暗い・・・。
P42形のフロントって意外と後退角が浅いのですが、塗装のせいか実際以上に後退角が深いように見えます。



列車の発車時刻まで外に出てバス撮影。Breda DuoBus350。



アムトラックの別の編成が停まっていました。編成的にエンパイア・ビルダーの編成ですかね。次の日の編成かな?



奥のホームにはこの後に出発するカスケーズが停車中。



先頭はEMD F40PH形AMTK90340号機。P42DC形と違ってカスケーズ専用の塗装に塗られていてタルゴ客車の塗装と合わせてありますが、緑の色合いが異なっていて何だか微妙。
ちなみにこれ機関車かと思ったら無動力制御車のようで、エンジンは撤去されている模様。プッシュプル運転用の制御車ということですな。なので動力車は後ろに繋いでいるP42DC形になります。カナダには乗り入れないらしい?



サウンドトランジットのNFI D40LFR。やっぱこのモデルは屋根カバーがカッコいいな。



発車時刻なのでホームに戻ったんですが、ライトが点いただけで発車する気配がないです。カスケーズもあるんでここはバッサリ諦めます。どうせ駅のすぐ先トンネルだしね。



第31走者:Central Link (Central Link LRV) International District/Chinatown → Stadium
カスケーズ撮影のために朝にコーストスターライトを撮影したところと同じセーフコのポイントへ。歩いていけますがだるいので電車に乗ります。



アメリカの踏切は遮断機が片側にしか付いていないのだ。



507列車カスケーズ号ユージン行き。こちらは定刻の発車でした。



後追い。P42DC形はAMTK121号機でした。排熱がすごい。

撮るもん撮ったのでまた移動します。


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