心理カウンセラーの眼!

孤立無援の・・君よ、眼をこらして見よ!

金融危機・アメリカ国民はまだ健全さを擁している!

2008-10-04 10:41:30 | 現代日本および世界
9月29日、アメリカで「金融安定化法案」が否決された。

これを聞いて、

アメリカの人々の方が日本の人々よりもずうっと健全であるなあと思った。

アメリカの人々もナショナリズムを刺激する権力側の誘導には

きわめて弱く、イラク攻撃を肯定してしまったが、

自分たちの権利意識にかかわる事になると、

俄然、健全な考え方を示した。

「億万長者のウォール街の連中に国民の税金を渡すことはない!」と

理性的な判断ができているのだ。

日本の人々のように

何でも「お上の言うとおり」「何をやってもおとなしく黙っている」病理的な集団鬱の様相とはちがっている。




「金融システムが崩壊すれば、恐慌になる」というのはそのとおりだが、

明日にも下院議会で修正法案が可決されたとしても

今さら75兆円の輸血を施しても結果は同じで、

「恐慌はもはや止められない」というのが真実。

日本も中国も中東諸国も過剰な米国国債やドル資金を抱えて

アメリカに「たぬきの小判」をつかまされた格好で身動きがとれない。

しっかり貢いだ挙句に最後っ屁をかまされ、

まだ追い銭まで頂こうというアメリカに、怒りの拳の降ろしようがないのだ。

なにせ「システム」に乗っかっちゃってるから死なば諸とも状態!

お人好しとしか言いようがない。・・


そのようなところに税金を捨てるよりは

弱小事業者の借り入れ金を相殺するために使った方が

よっぽど歓迎され、結局は景気を大きく支えることになるのは

あきらかなことだ。


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