心理カウンセラーの眼!

孤立無援の・・君よ、眼をこらして見よ!

うつ病など向精神薬の薬害とカウンセリング

2014-05-31 15:05:07 | のほせんの心理カウンセリング

こんにちは、のほせんです。

梅雨をまえに、愛らしいえごの花が落ちて、あじさいの蕾がふくらんできました。

火ぶくれ病だった桃の幼木も、葉っぱにようやく勢いがあらわれてきました。

天候異変だとさわぐ近視眼の人間たちにかまわず、

花木はみずからの営みをもっと遥かに遠い自然の大系にしっかりつなげているようです。

みなさまも井穴刺絡療法に則って心身の自律神経をうまくコントロールして、

つぎの季節をむかえるようにしませんか。

・・・さて今回は、クスリに依存した不幸と、

心理カウンセリングの言葉に真剣に耳を傾けた方のお話をしてみたいとおもいます。

はじめに、このまえに「中学1年生の娘が不登校気味で、どうしたらよいのか相談に」来られたおかあさんのおはなしをしましょう。

よくあるご相談ですが、たしかに娘さんはうつ病チェックに該当するものをかかえられていましたが、

このおかあさんは「自分が変わらないといけない」ことを自覚されていました。

カウンセリングでもっとも大切な考え方をよくおわかりだったので、

わたしは、もうはじめから安心してカウンセリング指導ができたわけです。

ふつうはこの「親が変わらなければ子は変われない!」ということを自覚していただくことに多くの時間と言葉を要しますから。・・・

ですから予想通り、翌週の面談カウンセリングで、
おかあさんは満面の笑顔で涙を流されました。 よかったですね。・・・

・・それとは真逆の事例が新聞記事としてのこされていましたので、ぜひ最後まで読んでください。
2012年9月4日付けの中日新聞の記事によれば、

・・・ うつ病と診断される人が激増している。
一方で、向精神薬の大量処方や不適切な診断で、病状が悪化してしまう被害が後を絶たない。日本うつ病学会は初めて、安易な薬物投与に警鐘を鳴らすガイドラインを公表したが、
薬害の被害者らからは「国は徹底した実態調査をしてほしい」と望む声も上がる。- -

 「幸せの絶頂だった娘が自ら命を絶つことになるなんて…。今でも信じられません」。
今年7月上旬、37歳の長女が自殺した東京都内の自営業、鈴木ヨシ子さん(67)=仮名=は涙を拭った。

 長女は3月に出産後、授乳による寝不足などで悩み、5月に精神科を訪れた。
産後うつと診断され、睡眠薬や抗うつ薬、抗不安薬などの向精神薬を処方されたものの、
急激に体調が悪化。生後4カ月の息子を残し、自宅で首をつった。

 長女は服用直後から副作用とみられる症状を発症。
亡くなる当日までつづった手記には、急激に心身が衰弱していく苦しみが書かれていた。
「頭痛が重くなり、音がすごく響く」 「喜怒哀楽がなくなった」 「起きているのもつらく、体が動かない。耐えられない」。
鈴木さんは「薬を飲まなければ死なずに済んだのでは、との思いがなくなりません」と話す。

 東京都練馬区の佐藤ミホさん(19)=同=は、中学生だった6年前、
学校での人間関係に悩み、精神科に通院。 1年間にわたり投薬治療を受けた。
ところが、たびたびパニック障害や全身硬直、眼球の反転、ひきつけを起こすなど重症化。毎日10種類も服用していた。
心配した母親(49)が医師に「薬がおかしいのでは」と尋ねたが、聞き入れてもらえなかったという。
別の医師の指導で薬を中止した。断薬後の離脱症状で苦しんだが、ようやく最近になり回復した。

 母親は、医師の投薬が不適切だったとの思いが消えない。
「子どもに寄り添うことこそ大切だったのに「薬ならすべて解決してくれる」と妄信した自分の責任です」 と悔やむ。・・・

・・・この新聞記事にあるように、
こうして日々、たくさんの悩める家族が心療内科や精神科に足を運んでいるのが実情でしょう。

たしかに、「どうすればよいのか途方にくれる」ご家族が医師に頼ろうとするのは無理もないことです。

「良かれと思って、懸命に子育てしてきたのに!」というお気持ちを
まず、うけとめたいとおもいます。

そしてそのうえで、

だからこそ、お役に立てればと ねがっています。・・・
......................

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1 コメント

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Unknown (ヤブ医者)
2018-08-26 10:08:26
精神病床を有する全国の病院で、
50年以上入院する患者さんが
1773人に及ぶという。
これは毎日新聞の調査だからまだまだ多くの継続患者さんがいると考えられる。
措置入院といいつつ、閉鎖病棟に押し込められたまま、終えるのだ。
このことからも、日本の精神治療が患者をもて余すばかりなのがよーく分かるといえます!
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