向島百花園は去年の3月に訪れて以来だから、ほぼ一年ぶりになる。園内は狭いながら、多くの草花を趣向を凝らした形で間近に見ることの出来る。近いところなら月に一度でも尋ねたい所なのだが、いかんせん私の住んでいる所からは遠すぎる。今回も10時少し前に家を出て、着いたのは昼前だからほぼ2時間かかってきたことになる。
入園料は150円。木戸の両脇にはそれぞれ「春夏秋冬花不断」、「東西南北客争来」とあるのがゆかしい。
園内の梅がそろそろ終わりごろか。これは藤牡丹枝垂れ。
赤い野点傘を背景に撮ろうとしたのだが……。
薄桃色の侘助椿は花弁が鳥や虫に食われていて綺麗なのがなかなか無い。
ミツマタがここでは満開に咲いていた。
シナマンサクも手入れが行き届いているからか他所で見かけるものより綺麗だ。
水琴窟や一両から万両まで集めたコーナーや、春の七草のコーナーなど随所に工夫が見られる。また園内には所狭しと句碑や歌碑が立ち並び、謂れを記した石碑などが置かれていて客を飽きさせない。
足元を見るとセツブンソウが顔を覗かせていた。。
福寿草もまだ咲き残っている。
スイセンも数種類植えられていて甘い香りを放っていた。
手入れがしっかりしているのは良いのだが、道端で普通に見られる野の草花が全く見られないのは少し寂しい。オオイヌノフグリやホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ハコベなどは繁殖力が強いので除草されてしまったのだろうか。
池の反対側に廻るとキブシが花を綻ばせ始めていた。
早春、奥多摩の低山を歩いているとこの木をよく見かける。
花の名前を記した立て札の数に比べて、咲いている草花はまだまだ数少ない。野の花の数を楽しむならもう一月程、桜の咲く時期までは待つ必要がありそうだ。
帰り際、揃いの半纏を着込んだ地元の人たちが大勢入ってきた。園内の茶屋でなにやら宴会でもはじめようというのか、手に手に料理を盛りつけた皿を持って傍若無人げだ。騒がしくなりそうので、これを機に退却することにした。
バス停までの帰り道は紅白のアセビが目を楽しませてくれた。
入園料は150円。木戸の両脇にはそれぞれ「春夏秋冬花不断」、「東西南北客争来」とあるのがゆかしい。
園内の梅がそろそろ終わりごろか。これは藤牡丹枝垂れ。
赤い野点傘を背景に撮ろうとしたのだが……。
薄桃色の侘助椿は花弁が鳥や虫に食われていて綺麗なのがなかなか無い。
ミツマタがここでは満開に咲いていた。
シナマンサクも手入れが行き届いているからか他所で見かけるものより綺麗だ。
水琴窟や一両から万両まで集めたコーナーや、春の七草のコーナーなど随所に工夫が見られる。また園内には所狭しと句碑や歌碑が立ち並び、謂れを記した石碑などが置かれていて客を飽きさせない。
足元を見るとセツブンソウが顔を覗かせていた。。
福寿草もまだ咲き残っている。
スイセンも数種類植えられていて甘い香りを放っていた。
手入れがしっかりしているのは良いのだが、道端で普通に見られる野の草花が全く見られないのは少し寂しい。オオイヌノフグリやホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ハコベなどは繁殖力が強いので除草されてしまったのだろうか。
池の反対側に廻るとキブシが花を綻ばせ始めていた。
早春、奥多摩の低山を歩いているとこの木をよく見かける。
花の名前を記した立て札の数に比べて、咲いている草花はまだまだ数少ない。野の花の数を楽しむならもう一月程、桜の咲く時期までは待つ必要がありそうだ。
帰り際、揃いの半纏を着込んだ地元の人たちが大勢入ってきた。園内の茶屋でなにやら宴会でもはじめようというのか、手に手に料理を盛りつけた皿を持って傍若無人げだ。騒がしくなりそうので、これを機に退却することにした。
バス停までの帰り道は紅白のアセビが目を楽しませてくれた。