じゃぁ立て続けの投稿ですけど、組み立て編の入門道具準備の説明をします。
まず、ワンランクアップした組み立てに最低限必要な物
■ ニッパー(最低限必要)
■ 接着剤 (最低限必要)
■ 紙やすり(最低限必要)
■ パテ (塗装する人は買うべし)
■ デザインカッター(子供には不要)
■ プラ板 (あると便利)
■ 筋彫りニードル・けがき針(あると便利)
ざっとこんな感じです。
じゃぁ説明します。
■ ニッパー (最低限必要)
これは、プラモデル売ってる店なら大抵売ってます。
100円ショップのでも良いです。(切れ味も寿命もイマイチなのでお勧めはしません)
が、タミヤなどの専門のメーカーから出ている
プラモデル用のニッパーなら、言うこと無いです。
1000円以上するので、買うのに迷いますが・・・とりあえず
400~500円程度のニッパーがあれば十分です。
最悪、爪きりでもいい。
■ 接着剤(最低限必要)
今のプラモデルは接着剤不要で作れますが
どうしても、合わせ目 という、実際に見えなくて良い線ができてしまう事があります。
それを消すのに必要です。
ワンランクアップの必需品、1つで結構長持ちする上に100円前後なので買いましょう。
■ 紙やすり(最低限必要)
これも、接着剤同様に合わせ目消しや
切り取った跡を綺麗にしたりするのに、絶対的に必要な物です。
ヒケったりしてる状態を改善したりもします。
ヒケはこんな感じです。
最低限600番と
1000番が必要です。※ここ大事!
気の短い人は更に、400番も買って下さい。
初心者が間違う、第一歩の紙ヤスリの番号です。
400番と600番を比較して説明すると
400番の方が、良く削れます(つまり、大きい傷をつけて削ります。)
600番は400番より、細かい傷をつけます。
番号が大きいほど、細かい傷で削ります。
つまり、表面が綺麗になります。
削る順番は、400から600で最後に1000番という順番です。
間違って、400番から初めて、いきなり1000番には行かないこと。
番号が倍以上の傷は綺麗になりにくいです。
ですから、600番と1000番の紙やすり(フィニッシングペーパーというのが一般的)
必要になるのです。
400番以下は良く削れるけど、削れすぎることも多々あります。
結論 初心者は600番と1000番で十分です。
価格は3枚ワンセットで 100円~150円程度です。600番と1000番両方買いましょう。
■ パテ(塗装する人は買いましょう)
パテもいろいろ種類があって初心者は迷います。
絶対意味もなく、訳もわからず、無意味に買ったりします。
ので、まず買うなら
これがお勧めです。
あと、これだけでは不十分なので
うすめ液も買っておいて下さい。
ここで注意するのが、
ラッカー系のうすめ液
写真を覚えて、同じものを買う!これが一番安全。
シンナー臭がきついので玩具屋には売ってない事もあります。
塗装する人は
アクリル系(水性)と
ラッカー系 最低限覚えておく単語です。
これも、ついでに買って下さい。
塗料皿で、パテを少量出して、うすめ液で適当に伸ばして塗ります。
筆も無い人は買っておきましょう。
パテは、細かい傷を埋めたり、合わせ目消しで消しきれなかった時や
ヒケっていう、表面が平らになってない時にも活躍します。
使うと塗装しないといけなくなるので、塗装する覚悟のある人は買って下さい。
■ デザインカッター(子供は必要ない・・あると便利だけど)
これは、あると便利ですけどその反面
指にプスプス穴が開いたり、指をめりっと切ったりすることも
珍しくない、道具です。
合わせ目消しで、もりもりとはみ出した部分を削ったり
何かと便利です。
100円ショップでも売ってます。
危険なので、子供は使わない方が良いです。
大人なら使いましょう。
■ プラ板(あると便利)
これも、厚みが沢山あるので
一通りセットになってるコレがあれば便利です。
紙やすりをちぎって、板ガム状に切ったプラ板に巻きつけて使うと
凄く使いやすく、均等に削れます。
もちろん、ディテールアップや改造にも使えるので
持っておいて良い材料だと思うので、余裕があったら迷わず買って置いて下さい。
セット品が売ってない場合は、0.5mmが削り用には便利です。
0.3mmと0.5mmがあれば十分です。厚いのは重ねれば作れますので。
■ けがき針(あると便利)
けがき針とか、筋彫りとかニードルとか色々言われる奴です。
ようは、筋を彫る道具です。
合わせ目消しや、ヤスリがけで消えた 筋を復活させるのに使います。
あると便利です。
値段もピンきりで1000円以上するものも売ってます。
無くても、デザインカッターと根気でカバーできます。
でも持っておいて欲しい道具の一つです。
ながくなりましたが、組み立てに
最低限必要な道具とあると便利な道具です。
作るのを楽にしてくれたり、出来上がりをワンランク上げてくれるツールですので
出来る限り、買い揃えて下さい。
次は、
塗装の道具編でもやろうかと思います。