父親が子に教えること

先日のラウンドにて。

練習グリーンにて男性二人がパット練習



小生と同じ位の年配の男性が中学生くらいの若者に色々とアドバイス。

おそらく親子かな。

少年は真剣な目でアドバイスを聞く。
父親と思われる男性も熱心に指導。
アドバイスする男性は何だか嬉しそう。

そりゃ、そうだよね。
好きなゴルフを息子と楽しめるんだから

趣味に興じ楽しむ姿を子供に見せる。
それって大事な事だと思うんです。


小生、小さい頃に父親を亡くしました。
母は大変だったと思います。
母はいつも一生懸命働いていました。
ただ、ただ真面目に働いていました。
そんな母の後ろ姿を見て育った小生は勉強は出来なかったけど道を踏み外す事なく大人になれました。
今にして思えば、それが彼女の育て方だったように思われます。
楽をしようとせず、真面目に働けと。

ただ母が趣味を楽しむ姿を見た事がありません。

当然ですよね。
そんな余裕なんてありませんでしたから

それでも小生が成人してからは旅行に行ったり大正琴をはじめたり様々な趣味を楽しむようになりました。
そんな趣味に興じる母の写真を見るとどの笑顔も楽しそう。
出来ればこんな笑顔を小さい頃に見たかったなぁ。
親が楽しそうにする姿は子にとっても嬉しいものです。
そんな母も、梅雨があければ亡くなって二度目の夏になります。



親が子に示すべきこと。
それは人生の生き方。
真面目に働く事、男なら背中で語りたいものですね。

もうひとつは人生の楽しみ方。
好きな事に没頭し楽しむ姿を見せる事も大事。

小生には大学生の息子と高校生の娘がいます。
そんな彼らに一生懸命働いて、一生懸命趣味を楽しむ姿を見せていきたいと思います。

ただ残念なことに子供達はゴルフをやらないんですけどね。