ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

飼い主の苦悩

2021-06-04 10:39:00 | 
先月ワンコのかかりつけ医の待ち合いロビーで話しかけてきた女性は
愛犬が多臓器不全、やはり大学病院を紹介されたが、車もなくペット保険も更新できなかったので、大学病院
へはかからないつもりだと言っていた。

ペット保険も約款をよく読んでなければ判らない落とし穴があるのが
問題だ。

大学病院でも隣の女性から話しかけ
られた。

近郊の市からわたしの倍の時間を
かけて通院しているとの事。

やはり治療を受けても僅かな期間の
延命に過ぎないだろうし、愛猫に
とっては苦しみを与えられている
だけかも知れないと苦悩で涙して
いた。

犬なら元気なうちに散歩や遠出も
させて喜ばすこともできるが、猫ではそれもできないと。


何かで、犬は過去のことで悩まないし将来の心配もしないとあった。

マメは今、何故か血尿、頻尿、1日に必ず一度は床を汚すポタポタと
垂らす血液様の体液も収まっている。

もし腫瘍の診断を受けることなく、
細菌性の膀胱炎だったと思ってしまう経過だったら、何も知らないまま
この先数ヶ月は普段通りに元気に
暮らすとも考えられる。

しかし僅かな可能性にかけて高度な
治療を開始していれば、今日あたりはどんな体調でいるか、、、?

どちらが正解なのか問われても飼い主にとっては酷な問題でしかない。

天から与えられた寿命は天の意思に
任せるしかない。

そのときそのときの判断が愛情から
きていることは否定できないのだから、どういう結果になっても
責めを負うべきでもない。

今日は暴風雨で散歩には行かれない。

でもマメは別に不満でもなさそうだ。

排泄は家でも外でもするし、フードが変わっても、薬が入っていても
へっちゃらでガツガツ食べてくれる。

それだけでもありがたい。

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2 コメント

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Unknown (山猿)
2021-06-05 01:47:05
最後の看取り・・
人間と似ていますよね。
治るなら治療も受けますけど、もう治らない、治療しても痛いだけ・・となると、それでも望をかけて出来るだけ頑張るか・・・そうはならないですよね。
残された日にちを有意義に過ごす・・という考えに。
動物も飼い主さんと温まる日々を過ごす方が良いと思っていますよね・・
横になっていれば傍で見ていてくれる、痛そうにすれば撫でてくれる、水も飲ませてくれる、いつも目をかけてくれる、、、
私は動物と人間、飼い主との関係はそれでいいと思っています。
多分、体がシンドイと散歩にも行きたくないでしょうし、家で飼い主さんとまったりしている空気の方が良いと思っている筈です。
食欲あるようですね~マメちゃん。
マメちゃん、頑張れ!!頑張れ!!
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Unknown (5656rouba)
2021-06-05 09:09:49
>山猿さん

大学病院での検査の後遺症(?)も収まり
今のところは本当に元気なんです。

外で知らない人に会っても、11歳だと言うと
びっくりされますし、ましてや重篤な疾患を
抱えているなんて想像できないと思います。

でもマメは本能的に解るのか、私に一層
甘えるようになった気がします。

病院でも私がそばにいると安心して大人しく
していますし、診療で触られている間も
私とずっと目を合わせています。

今度の病院では、看護師さんがすぐその事に
気付いて、このワンちゃんはお母さんが
大好きなんですね!と言ってくれました。

大学病院ではずっと隔離されていたので、
診察後に戻ってきた後はずっと鼻を鳴らし
続けて文句・抗議してました。

どこにいたんだ?酷い目に遭っていたのにと
言いたかったんでしょうね(笑

日に日に愛おしさが増して、何もできなくても
とにかく出来るだけ一緒にいて少しでも苦痛を和らげることができたらと思っています。
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