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第七話 阿倍仲麻呂は理想ですかね~

2005年01月27日 23時43分44秒 | その他
では、では。
今日は新聞ネタで行きましょう。
2005年1月27日(木曜日)の日経新聞。

「管理職任用訴訟で最高裁」
「国籍の制限 現状追認」
という記事に関心がありました。

簡単に説明すると、
「外国人が日本の政治の中枢に入るには、日本国籍が必要である」
ということらしい。

「政治の中枢」という所が曖昧で、
どの職からが中枢なのかがはっきりしていないみたいです。

今回最高裁に訴訟して敗訴が決定した人は、
在日韓国人の方で、
国内で何代にも渡って暮らしてきている方だったという。
全然日本人です。

日本はこれから少子高齢化がドンドン進んでいきます。
働き手は少なくなり、外国から労働力を受け入れなければなりません。
2100年には今の1億2千万人から5千万人にまで人口が減ると計算されています。

現在、沖縄から大阪までの関西側の総人口が約5千万人。
即ち、100年後には関東側の人間が全て日本からいなくなるという計算です。
想像し易いでしょ?

足りなくなる労働力は海外から受け入れるのが当然でしょう。
で、今回の逆転敗訴です。

いくら頑張っても会社の重要な地位に着けない。
才能があり努力もしているのに、自分より劣る日本人に先を越される。
見えない壁がまだ歴然として外国国籍の労働者に立ち塞がります。

頑張れば夢は叶う。
Dream Come True.
この国で、それは不可能です。

そんな国で喜んで働けるでしょうか?
存分に能力を発揮することが出来るでしょうか?

これから日本は外国人労働者がいないと動かない国になります。
データ上そうならざるをえない。
現に第1次産業である漁業や農業では多くの外国人労働者が働いており、
「外国人無しじゃ、漁業は成り立たない!」
という所もあるみたいです。

外国人は下でこき使うものか?
日本人より劣っているか?
違うでしょ?

中国が唐の時代。
日本人である「阿倍仲麻呂」はその優秀な能力を買われ、
皇帝の側近まで採用されたんですよ。

日本は変わらなければなりません。
素早く、確実に。
アメリカンドリームと同様、
ジャパニーズドリームが実現しますことを願います。

あなたが私がおかしな点に気づく。
それが始めの一歩です。

がんばれ!みんな。

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