温泉じゃないけれど

自転車で色々な銭湯を回ってきましたが、
結局は２件に絞らせて頂きました。

一つは『鵜の木天然温泉』で、
営業時間が午前１時までと、
かなり遅いのですが大体２時ぐらいまでお客さんが入っています。

そんなルーズさが好きです。
帰り際の断末魔の叫び声での、
「ありがとうございましたぁー！」
が火照った頭を更におかしくさせてくれます。

二つめは『ウェルネス』という
自宅から一番近い銭湯です。
温泉じゃないけれど、
露天風呂があるので好きです。
お湯もぬるめで長く入れるので良いです。

自転車や登山した後などは、
この銭湯に入り入念にストレッチを露天風呂で行い、
ぬくもったら水風呂でアイシング。

温水浴・冷水浴を繰り返すことで、
疲れの元の乳酸を心臓に送ります。
２時間近くはいますね、だいたいは。

この２つの銭湯で暫くは良いな、
と思っております。

久しぶりの電話

『東京タワー』読み終えました・・・。
最後の方なんて時間がかかりましたね・・・
視界がぼやけて読むのに時間がかかりましたね・・・。


「ナスの味噌汁があるから・・・」
って死ぬ間際にオカンが言うのです。
私も今朝作った味噌汁にナスをいれていたので、
思わずグッときました。

子を想う親の気持ちと、
親を想いながらも何処か恥ずかしい子の想い。
いつも子供は親に対し直接には感謝の気持ちなんて、
言いづらいものなんだなぁ～と思いました。

親が死んでから悔やむものなんだなぁ～。
そしたら少し恥ずかしくても、
思っていることは生きている間に口にして伝えた方が良いなぁ～、
と思いました。

その熱、冷めやらない内に、
私も久しぶりに実家に電話をかけました。
『東京タワー』の影響ですね。

２ヶ月ぶりぐらいか・・・。
私の両親はまだ死にそうにはないのですが、
ばあちゃんは９５歳ということもあり、
老い先は短いと思う。

電話に出たお母さんの声に思わず涙ぐむ。


やばいね、このタイミングの電話は。
「元気にしとうね？」
って・・・
地元が福岡だから自然とリリーさんと同じ方言が出る。

やべっ！
シチュエーションが被るじゃないか！
涙が流れる。

話すこと全てに感動しちゃってるし・・・
聴くこと全てに涙しちゃってるし・・・
もう、
何が何だか・・・
何に感動して涙してるんだか・・・。


お母さん
おばあちゃん
お父さん
の順番で話して、
再びお母さん。

とりあえずは、みんな元気にしているようだ。
年に１、２回しか帰郷出来ないけれど、
これからはまめに連絡を取ろうと思った。

いつ死ぬか分からないお互い。
年齢なんて関係ないんだと気付かされた。
生きているうちに精一杯の事をしよう。
後で絶対後悔するのだったら、今しよう。

私が少し風邪をひいているのを
お母さんはすぐに分かったようだ。
「あんた風邪ひいとうと？」
と、こんな具合だ。

まぁ、
『東京タワー』読んで良かったよ。