ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

年の暮Ⅲ

2008-12-08 11:13:23 | Weblog
 画は歌川広重(1797年)~(1858年)

            &

   歌川國貞(三代豊國)(1786年)~(1864年)作

    
  「雙筆五十三次」シリーズより、

  「土山」です。


☆雨。

さて、今日は、

◆http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid591.html#sequel
ぼやきくっくり

本日12月8日は真珠湾攻撃の日ということで、ここ数日、
テレビ各局がさまざまなドキュメンタリーやドラマを放映していますね。

そんな中、昨日7日にテレ朝系で放映された「ザ・スクープスペシャル」第25弾、
その第一部「幻の米国“日本先制爆撃計画”67年目の真実」
は大変興味深かったです。

<略>

「元ネタ」はアメリカ人のアラン・アームストロング氏が書いた
『「幻」の日本爆撃計画―「真珠湾」に隠された真実』という本で、
実は真珠湾攻撃以前に、アメリカが日本本土への先制爆撃を
秘かに計画していたという内容です。

日本でもネット等で少しは紹介されている話ではあるものの、
計画を裏付ける具体的な証拠には行き着かない。
そこで長野智子キャスターが渡米、国立公文書館でその証拠史料を見つけます。

それは秘密文書(CONFIDENTIAL)で、ファイル名は「JB355」。
JBというのはJoint Boardの略で、当時の統合本部、つまり軍上層部を指します。
「JB355」は1941年5月10日から7月18日まで、97枚にも上ります。
文書の大まかな内容は以下のようなものです。

・戦闘機350機、爆撃機150機を用意し、1941年11月1日には計画を遂行できる。
・中国から飛び立ち、日本本土に焼夷弾を落とす。
 攻撃目標は長崎、神戸、大阪、東京
(つまり真珠湾攻撃とは違い、民間人への無差別爆撃)。
・この報告を承認するというルーズベルト大統領の直筆サイン
 「FDR」が入っている。FDRは「Franklin Delano Roosevelt」の略。

ただ、皆さんよくご存知の通り、ルーズベルト大統領は選挙公約で
戦争はしないと言っていたし、アメリカ国民も6割が戦争反対だったため、
正規軍に日本を先制攻撃させるわけにはいきませんでした。

そこで、中国国民党を支援していたアメリカ合衆国義勇軍(正規軍ではない)
の航空部隊で愛称「フライング・タイガーズ」に
爆撃を実行させることにしました。
つまりアメリカは中国を隠れ蓑にして日本を先制攻撃しようとしたのです。

<略>

なぜ計画は実行されなかったのか?というと、
実は日本側に事前に計画が洩れていたらしいんですね。
が、それよりもっと大きな理由、というか本当の理由は、
アメリカ軍に混乱が生じて計画が予定通りに運ばなかった、
つまり中国に来るはずの爆撃機がヨーロッパ戦線に回されてしまった
ことにありました。

シェノールトはあきらめずに爆撃機の到着を待っていたそうですが、
そうこうしているうちに12月8日を迎えてしまったというわけです。

この日本先制爆撃計画については、実はアメリカ国内でも報道されていて、
アラン・アームストロング氏は著書でこう述べているそうです。

「あの時(アメリカが)先制攻撃をしなかったために、
真珠湾攻撃が起きてしまった。もし先制攻撃があったなら、
日本は本土防衛を優先する方針に転換して、
結果としてアメリカとの戦いを避けて、
甚大な被害を招かなかったかもしれない」

つまり「先制攻撃すればよかったのに」という文脈で、
アメリカでは報じられていると。

<略>

第二次世界大戦についての史料は、敗戦国ではほぼ出尽くしているのに対し、
戦勝国のそれは、この10年ようやく本当に重要な史料が
出始めたばかりと言ってよいのだそうです。

ソ連崩壊後、様々な新史料が出始めており、また、
21世紀に入ってから欧米各国が第二次大戦に関する重要な秘密資料を
徐々に公開するようになったことがとりわけ大きいと。

公開することになった理由として、冷戦が終結した以上、
秘密資料を出してももはや国益を損なうことはないとの判断と、
もう1つ、旧ソ連側から東京裁判の判決が多くの点で明白に誤りである
ことを裏付ける史料が次々と出てきたため、
欧米諸国もそれを隠し通すことはできない
と判断したからだとも言えるそうです。

<略>


TV等の特集、何本か見ましたが、今だCIAの統制の内にある。

NHKのBSでの特集は偏向そのもの、登場させる顔ぶれでもうわかる。

米帝の謀略を絶対暴露しないし、巧妙に隠蔽する。

「鬼畜英米」といいますがまったく正しいわけで、

その本質は変わらない、昔も今もこれからもね。

◆http://zeroplus.sakura.ne.jp/u/2000/0520.html
高山正之の異見自在
ハワイ王朝史外伝 米国製憲法の奥の深さ
[2000年05月20日 東京夕刊]

外交評論家の岡崎久彦氏と話していて、よく注意される。
「あのねえ、『アメリカ人』でくくれるようなアメリカ人はいないんだ。
彼らは徹底した個人主義で、みな考え方が違うんだから」

強いて共通点を挙げれば、民主主義を重んじ、
個人の権利を抑圧する者には強く反発する、そういう人たちだという。

でも、浅学を顧みずに言わしてもらえば、
「これがアメリカ人」と思えるような共通項が
ほかにもいくつかあるように思う。

例えば「ポインセット」型米国人である。
モデルのJ・ポインセットは十九世紀、駐メキシコ公使を務めた外交官だが、
一般にはクリスマスのころに葉を赤く染めるメキシコの花木を持ち帰った
ことで知られる。ポインセチアの名は彼にちなんだものだ。

しかし、彼の本当の業績は植物図鑑には載っていない。
彼はメキシコ政府に今のテキサス、カリフォルニアなどを売れと迫った。

それが拒絶されると、今度はメキシコ政府内の対立勢力を支援して
国の分裂を図った。国が乱れれば、それを口実に米国が介入し、
あわよくば領土だって取れるかも、という算段だった。

メキシコ政府はそれに気付いて追放した。彼のアイデアはテキサスで活かされ、
入植した米国人が「自由」を求めて独立運動を起こし、
テキサス共和国を樹立する。そして米国が併合、となる。

この型の米国人はその後も数多く登場する。
米西戦争のおりにスペイン領フィリピンの独立運動家アギナルドを支援した
マッキンリー大統領もその一人だろう。

やがてフィリピンは解放されるが、マッキンリーは独立の約束を反故にし、
アギナルドの一派を徹底掃討してしまう。

コロンビアの一州だったパナマが二つの大洋を結ぶ運河の
最適地として浮上すると、同じように自由を求める反政府勢力を育て、
軍事介入して独立させた。
その見返りは半植民統治と国を分断する形の運河用地の接収だった。

つまり、ポインセット型とは表向き
「虐げられた外国人に自由の手を差し伸べる」
(ロサンゼルスにある米西戦争記念碑)善意のポーズを取りながら、
実はその裏で領土的野心など自分の欲望を満たそうとするタイプをいう。

ジョン・スティーブンス型というのも多い。
モデルは十九世紀末の駐ハワイ王国公使になる。

その当時のハワイ国王カラカウアは外遊の道すがら、日本に立ち寄り、
次の次に王位に就く予定のカイウラニ王女の婿を
日本の宮様からほしいと申し出ている。
「さもないとハワイ王国は米国に呑み込まれる」
という危機感をこの国王はもっていた。

明治天皇はしかし、その申し出を断った。明治十四年、
まだひよこ国家であり、米国と対決する力も備わっていなかったからだ。

国王の心配はその数年後、事実となった。王国の経済を握り、
閣僚の多くを占めるようになったハオリ(米国系白人)がある日、
彼らの私設軍隊ホノルル・ライフル部隊を出動させて
国王に新しい憲法に署名するように迫る。

世に「ベオネット(銃剣下の)憲法」といわれるものだ。
国王には署名を拒む力はなかった。以下はその憲法の骨子である。

・国王は国家の象徴にして、国事をつかさどる。

・国王は議会の承認がなければ閣僚を罷免できない。

・国王は議会の採択した法案にサインする。拒否権はない。

・選挙権は高額納税者に限り、アジア系市民は除く。

最後の一項は、貧しいハワイの島民と、当時、
総人口の四〇%を占めた日本からの移民を除外するためのものだった。

しかし、次のリリオカラニ女王は、少なくとも王国の民である島民には
選挙権を与えるべきだとする憲法改正を打ち出した。

ここにスティーブンス公使が登場する。彼は米巡洋艦ボストンを呼び寄せ、
砲口を王宮に向けて女王を退位させた。
王国は消滅し、ハワイ共和国が誕生する。

女王は芸術をたしなみ、あの「アロハオエ」を作曲した文化人だったが、
スティーブンスは「残忍で淫乱な女王は、専制君主制を復活させようとした」、
「ハワイの人々は無慈悲な絶対君主制でなく民主的な立憲国家を望んでいる」
と介入を正当化した。ハワイ共和国はその後まもなくして米国領に併合される。

企みごとを「美しい言葉で飾る」手法に加え、
ここでは陰謀のためなら「よその国の憲法もいじる」新しい手法が登場している。

                  ◇

『アメリカ人』はその半世紀後にも、よその国の憲法を作った。
「彼らは四つの島に閉じ込めて消滅させねばならない」と
F・ルーズベルトが遺言した国である。

作ったものは民主的で、米国の憲法よりすばらしい、
と草案づくりをしたベアテ・ゴードンが参院憲法調査会で自賛している。

でも、あの人たちが過去に示してきた習性を考えると、
今度は陰謀抜きでいいもの作りましたといっても、
ちょっと額面通りには受け取れないような気もする。

何より、王国を滅ぼすために書かれたハワイの憲法に
その文章が酷似しているのはなぜか、ちょっと気になる。
(編集委員)


悪辣そのもの、本質はまったく変わらぬ。

ちなみに岡崎久彦はCIAの工作員にして売国奴。

掃いて捨てるほどいる売国奴のひとり、

何で国を売るのかねぇ? 洗脳、買収、恫喝? 成りすまし?

まさに「醜夷」に媚を売るわけだ、世が世なら天誅だw

スパイ防止法、防諜法は必須ですな、無い方がよいのだが。


何よりも「日米安全保障条約の廃棄通告」ですよ。

米兵を国土から叩き出すこと、ここからです。

売国奴の御主人様は占領米軍=CIAなんですから。

「自主独立の日本」を再建すること、「醜夷」に媚ぬこと。

「国際」という名の偽の印籠に騙されぬ事です。

実体は「葵」ではありません、「醜夷」ですから。

その典型が現行「国際連合」その他「国際」機関です。