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気持ちをリセットする講座

2019年09月25日 19時19分01秒 | 自分を磨きましょう
 

 月に1回、日向市で開催されている「憲法カフェ」「カウンセリング講座」へ参加している。参加のきっかけは所属している産業カウンセラー協会の広報誌取材が縁。主催している日向こども研究所「絆」代表の三輪邦彦さんは、元高校教師。三輪さんは、2005年に同団体を立ち上げ、2016年1月から絆学習会の開催、2017年4月からはこども食堂の運営、憲法カフェなどの活動を毎月実施している。そして今年4月から、日向市議を務めている。

 午前10時からの憲法カフェでは、こどもの教育や税、県民の暮らしなどの時事問題について、地元紙の掲載記事をもとに、問題の本質を憲法や人権の視点から解説いただいた。また、三輪さんが議会にて取りあげた質疑についてお話しいただいたが改めて、国づくりの基本である憲法からの視点、社会活動の実践家としての考え方やものの見方などに刺激を受けた。

 一方、毎年参加されている全国の社会科を受け持つ教師が企画した旅行(今回は夏の中国東北部(旧満州)への旅)についても、報告があった。加害者、被害者となる日本人の姿を話の中に重ねることができた。驚いたことに受講者のなかに3歳まで「満州」にて生活した方がおり、身近な歴史を感じた。




 午後2時より、カウンセリング講座に参加。三輪さんのお話は楽しく、引き込まれ、気づきを得て、また頑張ろうと、自分の気持ちがリセットされるように思う。今回も約10名の方が参加され、座学と演習をおこない午後4時に終了した。

 私はこの講座に参加することで物事を見る視点にブレが少なくなったように思う。何故なら、対人援助の仕事に従事するなかで、人権問題は重要な位置を占めるため、憲法の視点で考えることが多くなった。また、新聞紙上でいろんな事件や事故、国際問題などを考える上で、考え方の軸ができたように思う。