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カウンセリングを学び、こう変わった!

2014年06月04日 05時12分49秒 | シニア産業カウンセラー

「研修を受けた。なんだかとても楽しそう。でも試験は難しそう。
 人の話を聞くのが好きだと気付いた、話を深めたい。人って素敵・・。この資格を通して、生活できればと思う。」

これは2年前の2012年4月11日、初めて産業カウンセラー養成講座に参加した日の日記。生涯学習コーディネーターの資格取得とする過程で、傾聴の大切さを知った。そのことを知人に話したところ、産業カウンセラーの存在を知り、受講することになった。

1年後資格取得。その後、関連書籍を読み、セミナーにも参加.。現在は仕事でその資格を活かしている。
しかし、資格は入り口でしかなく、資格取得後いかにして、磨きをかけていくのか。それが大切だと言われている。

この2年間で自分自身が変わったことについて考えてみた。
家族の話をじっくり聞ける。(話を否定せずに全て聞くことができるようになった)
自分自身の生き方、考え方が楽になる。(自分のこころの声と話せるようになる)
人の話を聞けるようになり、気持ちを理解できるようになった。(以前は聞いていたようで聞いていなかった)

傾聴講座では、話し手の言葉や表情、間の取り方から、言葉の理解と言葉にならない感情を掴んで理解することが大切だと学んできた。そして聴いてもらえた・・と感じていただけるよう気持ちを受け止め、こころを整理(伝え返し)しながら聴いていくことも大切。
先日、これまでにないことを感じた瞬間があった。ある会合での雑談のこと、話している方々の気持ちや思いがこれまで以上に伝わってきた。思い込み、推測と言われるかも知れない。しかし、話の中から伝わってくる思いがいままでよりも、違ったものだった。気持ちや本当に言いたいことが自分の中に響いてきたと感じたからだ。良い感情も悪い感情も含めて。

そして思ったのは、そのことは人間関係が良くなるきっかけになると思った。気持ちに応えることで、相手を理解できるからだ。その気持ちを感じる自分を理解でき、自分の感情にも気付く。反省することも多い。焦っている自分、勘違いしている自分にも気がつく。

資格を持つ先輩達の話をお聞きするとまだ先は長いと感じる。それは、人と比べるものでもなく、自分が納得できればそれでいいと思うようになった。無理はしない。それがこの資格取得を通して得た一番の収穫かも知れない。