武力による紛争の根絶という矛盾したテーマを持つガンダム00(ダブルオー)第1期の最終話。
「刹那」が求めた答えの行く先は……。
ソレスタルビーイングが引いた世界変革の引き金は、4年後地の球連邦平和維持軍の設立へとつながり、第1期の幕が降りました。
求めた答えは出ないまま、さらに模索しろと告げるように半年後の第2期へ。
底の見えないリボンズ率いるイノベーター、王留美が開発を進める00(ダブルオー)ガンダム、生き残っていたライバルたち。
第1期というのは、このダブルオーガンダムを登場させるための序章だったんじゃないか、とすら思える引っ張り方。
来週からでも第2期を始めてください、と思ってしまいます(笑)。
個人的にはラストで宇宙を漂うエクシアと刹那をみつつ、刹那のモノローグが入るシーンが好きでした。
第24話で刹那はフェルトから手紙を出す相手がいるか?と問われ、居ない、と答えた。
フェルト曰く、(そういう相手がいないのは)寂しいね、ということだったんだけれども、そういう刹那にも手紙を送る相手がいた、というのは一つ救いだったかも。
第2期の舞台は4年後。
タイトルにあるダブルオーガンダムの登場を半年間、待ちたいと思います。
■アレハンドロ・コーナー
前回自らモビルアーマー?を駆って出たアレハンドロ・コーナー。
これは予想通りラスボスポジション陥落で、さらにまさかアレハンドロもここで退場とは思いませんでした。
リボンズの台頭はもう少し引っ張るかな、と思ったんですが、逆にリボンズがアレハンドロに補正をかけた感じに。
ここに来て一気にデフレ(小者化)したアレハンドロさんですが、個人的にさらに悲惨に思ったのは、イオリアの計画を「歪めた」張本人だったにも関わらず、意義的な部分での「歪み」は、その後登場したグラハムさんに持っていかれてしまったところ。
この人、最期に何もかも失ってしまったんですね……。
■グラハム・エーカー
そのアレハンドロさんとの死闘を制した刹那に襲い掛かるのは、GNフラッグを駆るグラハム・エーカー。
相変わらずその「熱い?」台詞は刹那もビックリするくらい最高なんだけれども、彼がこんどは「歪み」の象徴に。
何気にその辺にこのダブルオーの真意が見え隠れしたのかもしれない、なんて思ってしまいました。
ここまで騎士っぽく描かれたきたグラハムさん、GN-Xを手渡されてもあくまでフラッグにこだわった、第1期の作中良識派として描かれた人。
それがGNフラッグを手にし、刹那と戦うところに際して「歪んで」しまったのは個人的に衝撃的でもありました。
軍人だから、というのは言い訳で、その後の台詞なんかはかなり「力に酔ってしまった」感がありありと出ていて、ああ、グラハムさんがGNドライブ(有りすぎる力)を手に入れたことで歪んじゃったよ、と思ったんですよね。
#だから余計にアレハンドロは美味しいところを持っていかれてしまったわけなんですが。
GNドライブを手にするまでは決してそういうことは言わず、良識的なグラハムさんでしたが、最初にガンダムをみたときにその圧倒的な性能=力に既に魅せられていて、それが結果的に自分がそれに比肩する力(擬似GNドライブ)を手にしたことによって、その欲望に負けてしまう(それがグラハムさんの言う「そうしたのは君だ!」になっている)、ただ単純に戦いたかったから、世界などどうでもイイと言ってしまう、そしてそれを今度は「世界の声だ」とも言ってしまう。
刹那が自分の意思で戦う、と言ったのは紛争根絶のため。
しかしここでグラハムさんが「自分の意思」で、と言ったのは単純に力に魅入られてしまって、その力を手にしたことでそれを使って倒したかっただけなんですよね。
グラハムさんだって世界の一部である、という刹那に、じゃあ、自分が世界の声だ、とも。
あのグラハムさんがこんなに思い上がってしまうなんて…(それが刹那が言った「貴様のエゴ」)。
ガンダムマイスターは強い自制心が必要。
それは強い力を扱うものだから。
というのはかなり最初に語られたことでしたね。
つまりそういうことだったんですね。
「歪んでしまう」ものの正体、ここに少しだけ見えたのかもしれません。
そして第2期ではなんとこの人が仮面?の人に?
あの禍々しい感じからして、やはりこれまでの騎士っぽいグラハムさんではなく「歪んだ」グラハムさんとして登場しそうな気配です。
■刹那の手紙
マリナ・イスマイール
貴女がこれを読んでいるとき 俺はもうこの世に……
武力による戦争の根絶
ソレスタルビーイングが
戦うことしかできない俺に 戦う意味を教えてくれた
あの時のガンダムのように
俺は知りたかった
何故、世界はこうも歪んでいるのか?
その歪みはどこから来ているのか?
何故、人には無意識の悪意というものがあるのか?
何故、その悪意に気付こうとしないのか?
何故、人生すら狂わせる存在があるのか?
何故、人は支配し、支配されるのか?
何故、傷つけあうのか?
なのに何故……人はこうも生きようとするのか?
俺は求めていた
あなたに会えば答えてくれると考えた
俺と違う道で 同じものを求める貴女なら
人と人とが分かり合える道を
その答えを
俺は求め続けていたんだ
ガンダムとともに
ガンダムと……ともに……
第24話でフェルトから手紙を書く相手がいないのは寂しいね、と言われた刹那ですが、あの時の一瞬の間、というのはこれのことだったのかもしれないですね。
実は書いていて、やはりその相手はマリナ・イスマイールさんだった、と。
刹那にも手紙を託したい相手がいたんだ、というのは素直にこのシーンを観て嬉しかったですね。
けれどもこの手紙は、このガンダムダブルオーの第1期を象徴するかのような、もしかしたらそれを意図的に凝縮させたような位置づけだったのかもしれません。
刹那はこの物語が始まったときから、意味をずっと捜し求めていたんですね。
何故、世界が歪んでしまうのか?と。
その中で、映像的にも意味を持たせていて、
無意識の悪意、というとこにはネーナを(つまりネーナは無意識の悪意の象徴として描かれた)
人生すら狂わせる存在、というのにはイオリア・シュヘンベルグの柩の前に立つリボンズを
支配についてはその象徴たる軍人を(マネキンさんとかね、でもその憔悴した表情もまた印象的なんだけれども)
傷つけあう、についてはその犠牲者となったルイスと沙慈くんを
そして、なのに何故人はこうも生きようとするのか、についてはセルゲイさんとソーマを。
#セルゲイさんがソーマのことを少尉ではなく、ソーマと呼んだシーン。
#そしてソーマがセルゲイさんを救出するシーンは、今回の唯一とも言える救いのシーン。
#つまり作中における救いのシーン。
#やっぱり答えは「愛」しかないな……。
この手紙はここまで、作中のテーマを凝縮して問いかけてきたものになってるんですよね。
つまりそれが刹那が捜し求めているものなんですよね。
けれども、その答えを「まだ」マリナさんは持ち合わせていない。
あの時、刹那に答えることができなかった。
これが第1期が出した答え、結末、だったわけです。
そう、まだ答えは出ないんだ、ということ。
人と人とが分かり合える道
それはどこにあるのか、と。
武力による紛争根絶の矛盾については刹那も認識していて、それがマリナさんが夢に出てきたシーンにも現われていたんだけれども、しかしながら力の無いマリナさんにもまた何もできない、というのもこの第1期が突きつけた現実。
とことんマリナさん、落とされまくってます。
#しかも4年後にシーリン、いなくなったっぽいし、ますます独りに。
#どうなるんだ。
刹那が
俺が、俺たちがガンダムだ
と言ったのは、やはりこうやって「歪んでいく」世界の中で、純粋に利権も宗教も関係ない、ただ純粋に世界の抑止力となる存在が必要だ、ということだったのかもしれない。
そしてそれだけでは世界の「歪み」は根絶できず、だからこそ刹那はマリナさんにある意味の「救い」を求めたのかもしれない。
個人的にはそんな風に感じましたね。
だからこの手紙の最後にあるように、捜し求めていたんだ、というのがこの第1期のテーマそのものだったんじゃないかな、そう思います。
それらを残して、そして第2期へ、という感じ。
この手紙の答え、それが第2期に描かれることを大いに期待しています。
■アレルヤとハレルヤ
今回はこの二人の鏡を使った演出に唸りました。
上手い、と。
アレルヤとハレルヤの違いは、どちらの眼が隠されているか、によって描き分けがされてきたわけですが、今回はアレルヤとハレルヤの対話を、コクピットに映る姿=鏡を利用して演出したってのが上手かったですね。
アレルヤが前に出ているとき、側面のディスプレイに映る顔は髪型が逆になる。
だから、二人があたかも会話しているように見えるわけです。
そして、二人を同時に出すには、その隠していた髪を上げる、というなるほど分かりやすい演出です。
#エア・ギアのアギトとアキトみたいに。
ここでシングルCPUからCore 2 Duo(つまり2CPU)になることで、演算処理能力があがって、ソーマの反射対応じゃなく、思考で捉えるというレベルまで上がった、ということになった、というわけですか。
これが超兵の本当の進化の姿だ、と言わんばかりに。
#ここは冲方丁さんのマルドゥック・スクランブルのクライマックスでバロットとウフコックが4つの脳を駆使して進化していくシーンを思い出しましたよ。
そしてラスト。
アレルヤ?が怪我をした顔は、ハレルヤの側の顔なんですよね。
だから、ひょっとしたらハレルヤという存在は消滅してしまったのかもしれない……。
#精神体だからショックを引き受けて眠っただけかもしれない。
これもまた上手い演出だと思いましたね。
で、ソーマがマリーという実は知り合いだった、みたいな。
ここもこの伏線を残して第2期へ。
ソーマを巡る三角関係(セルゲイさん含む)、否、四角関係(ハレルヤ含む)です(笑)
■ライバルズ
セルゲイさんやソーマは生き残りましたが、やはりアリーも生きてましたね。
そしてグラハムさんも(仮面付きで)。
なんか人格も変わってそうだな。
歪みグラハムさんで。
そしてそして、何よりビックリしたのはしれっとコーラサワーくんが生きていたことです!!
あきれた不死身っぷりです。
オレンジばりです。
すげー。
■ルイスとかシーリンさんとか
ルイス、髪を切って再登場。
結構似合ってます。
けれどもその表情はかなり浮かない表情。
ルイスとかシーリンさんとか、ソレスタルビーイングに入りました、とかいう展開があっても面白いなぁ。
ルイスなんかはまだまだ波乱がありそうですね。
沙慈くん、頑張れ。
■王留美とダブルオーガンダム
ネーナを保護して、オリジナルソレスタルビーイングのメンバーで生存が確実なメンバーはまだガンダムの開発を続けていたって感じでしたね。
ネーナはティエリアと同じ眼をしていたので、開発チームとして参加したのかも。
ここにきて、タイトルにもなっているダブルオーガンダム、初登場。
第1期はここをやるためにあったんじゃないのか?というくらいの序章っぷり。
エクシアは回収されたっぽいので、やはり刹那もいるんだろうか?
太陽炉と機体の相性もあるっぽいですね。
#F.S.SのMHみたいだね。
ソレスタルビーイングが引いたトリガーは、世界に地球連邦平和維持軍という形で武力の一元化を進めることとなったけれども、リボンズの「イノベーター」にしても、王留美が継続しているガンダムの開発も、この世界にまだ満足していない、という感じが満々にしますよね。
では、さらに何を求めるのか?
それは刹那が手紙の中で捜し求めるものと合致するのか?
第2期、まずはこの辺から追ってみたいと思います。
でも、半年後って長いなー。
■リジェネ・レジェッタとティエリア
エンドクレジットみて気になってたんだけどリジェネ・レジェッタ(朴ろ美さん)って誰だ?
あるとしたら、最後にルイスといっしょにいたティエリアのそっくりさん(髪型はロックオン?)しかないんだけれども……。
リジェネも、リ・ジェネレイト=再生成とか再構築?という感じなのかな?
ティエリアには最期に絶望した!(by絶望先生)と言って欲しかった(嘘)。
■おまけ
最終回だけあって、凄い原画マンの数でした。
気合入れて作ったんだろうなー。
で、エンドクレジット観てたら原画にグレンラガンの監督の今石洋之さんの名前が。
DVDの最終巻みた直後だけにちょっと嬉しかったりして(つかガンダムもやってたのね)。
というわけで、半年間続いたガンダムダブルオー。
第1期自体は序章っぽくなって、問題提起、謎、山積みのまま、第2期へ。
期待して待っております。
■ガンダムOO DVD第3巻
■ガンダムOO DVD第4巻
「刹那」が求めた答えの行く先は……。
ソレスタルビーイングが引いた世界変革の引き金は、4年後地の球連邦平和維持軍の設立へとつながり、第1期の幕が降りました。
求めた答えは出ないまま、さらに模索しろと告げるように半年後の第2期へ。
底の見えないリボンズ率いるイノベーター、王留美が開発を進める00(ダブルオー)ガンダム、生き残っていたライバルたち。
第1期というのは、このダブルオーガンダムを登場させるための序章だったんじゃないか、とすら思える引っ張り方。
来週からでも第2期を始めてください、と思ってしまいます(笑)。
個人的にはラストで宇宙を漂うエクシアと刹那をみつつ、刹那のモノローグが入るシーンが好きでした。
第24話で刹那はフェルトから手紙を出す相手がいるか?と問われ、居ない、と答えた。
フェルト曰く、(そういう相手がいないのは)寂しいね、ということだったんだけれども、そういう刹那にも手紙を送る相手がいた、というのは一つ救いだったかも。
第2期の舞台は4年後。
タイトルにあるダブルオーガンダムの登場を半年間、待ちたいと思います。
■アレハンドロ・コーナー
前回自らモビルアーマー?を駆って出たアレハンドロ・コーナー。
これは予想通りラスボスポジション陥落で、さらにまさかアレハンドロもここで退場とは思いませんでした。
リボンズの台頭はもう少し引っ張るかな、と思ったんですが、逆にリボンズがアレハンドロに補正をかけた感じに。
ここに来て一気にデフレ(小者化)したアレハンドロさんですが、個人的にさらに悲惨に思ったのは、イオリアの計画を「歪めた」張本人だったにも関わらず、意義的な部分での「歪み」は、その後登場したグラハムさんに持っていかれてしまったところ。
この人、最期に何もかも失ってしまったんですね……。
■グラハム・エーカー
そのアレハンドロさんとの死闘を制した刹那に襲い掛かるのは、GNフラッグを駆るグラハム・エーカー。
相変わらずその「熱い?」台詞は刹那もビックリするくらい最高なんだけれども、彼がこんどは「歪み」の象徴に。
何気にその辺にこのダブルオーの真意が見え隠れしたのかもしれない、なんて思ってしまいました。
ここまで騎士っぽく描かれたきたグラハムさん、GN-Xを手渡されてもあくまでフラッグにこだわった、第1期の作中良識派として描かれた人。
それがGNフラッグを手にし、刹那と戦うところに際して「歪んで」しまったのは個人的に衝撃的でもありました。
軍人だから、というのは言い訳で、その後の台詞なんかはかなり「力に酔ってしまった」感がありありと出ていて、ああ、グラハムさんがGNドライブ(有りすぎる力)を手に入れたことで歪んじゃったよ、と思ったんですよね。
#だから余計にアレハンドロは美味しいところを持っていかれてしまったわけなんですが。
GNドライブを手にするまでは決してそういうことは言わず、良識的なグラハムさんでしたが、最初にガンダムをみたときにその圧倒的な性能=力に既に魅せられていて、それが結果的に自分がそれに比肩する力(擬似GNドライブ)を手にしたことによって、その欲望に負けてしまう(それがグラハムさんの言う「そうしたのは君だ!」になっている)、ただ単純に戦いたかったから、世界などどうでもイイと言ってしまう、そしてそれを今度は「世界の声だ」とも言ってしまう。
刹那が自分の意思で戦う、と言ったのは紛争根絶のため。
しかしここでグラハムさんが「自分の意思」で、と言ったのは単純に力に魅入られてしまって、その力を手にしたことでそれを使って倒したかっただけなんですよね。
グラハムさんだって世界の一部である、という刹那に、じゃあ、自分が世界の声だ、とも。
あのグラハムさんがこんなに思い上がってしまうなんて…(それが刹那が言った「貴様のエゴ」)。
ガンダムマイスターは強い自制心が必要。
それは強い力を扱うものだから。
というのはかなり最初に語られたことでしたね。
つまりそういうことだったんですね。
「歪んでしまう」ものの正体、ここに少しだけ見えたのかもしれません。
そして第2期ではなんとこの人が仮面?の人に?
あの禍々しい感じからして、やはりこれまでの騎士っぽいグラハムさんではなく「歪んだ」グラハムさんとして登場しそうな気配です。
■刹那の手紙
マリナ・イスマイール
貴女がこれを読んでいるとき 俺はもうこの世に……
武力による戦争の根絶
ソレスタルビーイングが
戦うことしかできない俺に 戦う意味を教えてくれた
あの時のガンダムのように
俺は知りたかった
何故、世界はこうも歪んでいるのか?
その歪みはどこから来ているのか?
何故、人には無意識の悪意というものがあるのか?
何故、その悪意に気付こうとしないのか?
何故、人生すら狂わせる存在があるのか?
何故、人は支配し、支配されるのか?
何故、傷つけあうのか?
なのに何故……人はこうも生きようとするのか?
俺は求めていた
あなたに会えば答えてくれると考えた
俺と違う道で 同じものを求める貴女なら
人と人とが分かり合える道を
その答えを
俺は求め続けていたんだ
ガンダムとともに
ガンダムと……ともに……
第24話でフェルトから手紙を書く相手がいないのは寂しいね、と言われた刹那ですが、あの時の一瞬の間、というのはこれのことだったのかもしれないですね。
実は書いていて、やはりその相手はマリナ・イスマイールさんだった、と。
刹那にも手紙を託したい相手がいたんだ、というのは素直にこのシーンを観て嬉しかったですね。
けれどもこの手紙は、このガンダムダブルオーの第1期を象徴するかのような、もしかしたらそれを意図的に凝縮させたような位置づけだったのかもしれません。
刹那はこの物語が始まったときから、意味をずっと捜し求めていたんですね。
何故、世界が歪んでしまうのか?と。
その中で、映像的にも意味を持たせていて、
無意識の悪意、というとこにはネーナを(つまりネーナは無意識の悪意の象徴として描かれた)
人生すら狂わせる存在、というのにはイオリア・シュヘンベルグの柩の前に立つリボンズを
支配についてはその象徴たる軍人を(マネキンさんとかね、でもその憔悴した表情もまた印象的なんだけれども)
傷つけあう、についてはその犠牲者となったルイスと沙慈くんを
そして、なのに何故人はこうも生きようとするのか、についてはセルゲイさんとソーマを。
#セルゲイさんがソーマのことを少尉ではなく、ソーマと呼んだシーン。
#そしてソーマがセルゲイさんを救出するシーンは、今回の唯一とも言える救いのシーン。
#つまり作中における救いのシーン。
#やっぱり答えは「愛」しかないな……。
この手紙はここまで、作中のテーマを凝縮して問いかけてきたものになってるんですよね。
つまりそれが刹那が捜し求めているものなんですよね。
けれども、その答えを「まだ」マリナさんは持ち合わせていない。
あの時、刹那に答えることができなかった。
これが第1期が出した答え、結末、だったわけです。
そう、まだ答えは出ないんだ、ということ。
人と人とが分かり合える道
それはどこにあるのか、と。
武力による紛争根絶の矛盾については刹那も認識していて、それがマリナさんが夢に出てきたシーンにも現われていたんだけれども、しかしながら力の無いマリナさんにもまた何もできない、というのもこの第1期が突きつけた現実。
とことんマリナさん、落とされまくってます。
#しかも4年後にシーリン、いなくなったっぽいし、ますます独りに。
#どうなるんだ。
刹那が
俺が、俺たちがガンダムだ
と言ったのは、やはりこうやって「歪んでいく」世界の中で、純粋に利権も宗教も関係ない、ただ純粋に世界の抑止力となる存在が必要だ、ということだったのかもしれない。
そしてそれだけでは世界の「歪み」は根絶できず、だからこそ刹那はマリナさんにある意味の「救い」を求めたのかもしれない。
個人的にはそんな風に感じましたね。
だからこの手紙の最後にあるように、捜し求めていたんだ、というのがこの第1期のテーマそのものだったんじゃないかな、そう思います。
それらを残して、そして第2期へ、という感じ。
この手紙の答え、それが第2期に描かれることを大いに期待しています。
■アレルヤとハレルヤ
今回はこの二人の鏡を使った演出に唸りました。
上手い、と。
アレルヤとハレルヤの違いは、どちらの眼が隠されているか、によって描き分けがされてきたわけですが、今回はアレルヤとハレルヤの対話を、コクピットに映る姿=鏡を利用して演出したってのが上手かったですね。
アレルヤが前に出ているとき、側面のディスプレイに映る顔は髪型が逆になる。
だから、二人があたかも会話しているように見えるわけです。
そして、二人を同時に出すには、その隠していた髪を上げる、というなるほど分かりやすい演出です。
#エア・ギアのアギトとアキトみたいに。
ここでシングルCPUからCore 2 Duo(つまり2CPU)になることで、演算処理能力があがって、ソーマの反射対応じゃなく、思考で捉えるというレベルまで上がった、ということになった、というわけですか。
これが超兵の本当の進化の姿だ、と言わんばかりに。
#ここは冲方丁さんのマルドゥック・スクランブルのクライマックスでバロットとウフコックが4つの脳を駆使して進化していくシーンを思い出しましたよ。
そしてラスト。
アレルヤ?が怪我をした顔は、ハレルヤの側の顔なんですよね。
だから、ひょっとしたらハレルヤという存在は消滅してしまったのかもしれない……。
#精神体だからショックを引き受けて眠っただけかもしれない。
これもまた上手い演出だと思いましたね。
で、ソーマがマリーという実は知り合いだった、みたいな。
ここもこの伏線を残して第2期へ。
ソーマを巡る三角関係(セルゲイさん含む)、否、四角関係(ハレルヤ含む)です(笑)
■ライバルズ
セルゲイさんやソーマは生き残りましたが、やはりアリーも生きてましたね。
そしてグラハムさんも(仮面付きで)。
なんか人格も変わってそうだな。
歪みグラハムさんで。
そしてそして、何よりビックリしたのはしれっとコーラサワーくんが生きていたことです!!
あきれた不死身っぷりです。
オレンジばりです。
すげー。
■ルイスとかシーリンさんとか
ルイス、髪を切って再登場。
結構似合ってます。
けれどもその表情はかなり浮かない表情。
ルイスとかシーリンさんとか、ソレスタルビーイングに入りました、とかいう展開があっても面白いなぁ。
ルイスなんかはまだまだ波乱がありそうですね。
沙慈くん、頑張れ。
■王留美とダブルオーガンダム
ネーナを保護して、オリジナルソレスタルビーイングのメンバーで生存が確実なメンバーはまだガンダムの開発を続けていたって感じでしたね。
ネーナはティエリアと同じ眼をしていたので、開発チームとして参加したのかも。
ここにきて、タイトルにもなっているダブルオーガンダム、初登場。
第1期はここをやるためにあったんじゃないのか?というくらいの序章っぷり。
エクシアは回収されたっぽいので、やはり刹那もいるんだろうか?
太陽炉と機体の相性もあるっぽいですね。
#F.S.SのMHみたいだね。
ソレスタルビーイングが引いたトリガーは、世界に地球連邦平和維持軍という形で武力の一元化を進めることとなったけれども、リボンズの「イノベーター」にしても、王留美が継続しているガンダムの開発も、この世界にまだ満足していない、という感じが満々にしますよね。
では、さらに何を求めるのか?
それは刹那が手紙の中で捜し求めるものと合致するのか?
第2期、まずはこの辺から追ってみたいと思います。
でも、半年後って長いなー。
■リジェネ・レジェッタとティエリア
エンドクレジットみて気になってたんだけどリジェネ・レジェッタ(朴ろ美さん)って誰だ?
あるとしたら、最後にルイスといっしょにいたティエリアのそっくりさん(髪型はロックオン?)しかないんだけれども……。
リジェネも、リ・ジェネレイト=再生成とか再構築?という感じなのかな?
ティエリアには最期に絶望した!(by絶望先生)と言って欲しかった(嘘)。
■おまけ
最終回だけあって、凄い原画マンの数でした。
気合入れて作ったんだろうなー。
で、エンドクレジット観てたら原画にグレンラガンの監督の今石洋之さんの名前が。
DVDの最終巻みた直後だけにちょっと嬉しかったりして(つかガンダムもやってたのね)。
というわけで、半年間続いたガンダムダブルオー。
第1期自体は序章っぽくなって、問題提起、謎、山積みのまま、第2期へ。
期待して待っております。
■ガンダムOO DVD第3巻
■ガンダムOO DVD第4巻
まず、定番のメカ評価から入りますが、笑、ザムザザーが、エルメスになり、ノイエジールとも思わせておいて、実は、分離可能のゲルズゲーだったという。しかも、その顔が、量産型ハイペリオン似という、真にUCとCEの融合で、必殺技は、擬似太陽炉のGN粒子を、背中のウィングバインダー兼ゲシュマイリッヒパンッアー(笑)で束ねて撃つGN粒子砲というのが、イケテますね。以前から、刹那を力任せの未熟なパイロット扱いと指摘してきたアレハンドロでしたが、自分こそ、可也、圧倒的な火力(とそれに伴う防御力)とパワーで敵を完全に押さえつける様な機体を持ち出しちゃって。笑 好きでしたよ。さすがに愛は感じませんでしたが。笑 イオリアに拘り続け、その秘策/切り札であるトランザムシステムの前に敗れた、器量の乏しかった(?)彼の最後は、余りに皮肉でしたね。
そこで出てきたのが、もう今回出番は無しかと思われたグラハムと更に強化(GN化)された彼の愛機。やはり、(半)ラスボス相手に疲弊したガンダムを血祭りに上げに来ましたね。トランザム使用直後と言う事で、機能が低下していたエクシアだったのが好を奏したのか、やっと一刺報いる事が出来ましたね。おめでとう御座います。笑
ところで、管理人さんのグラハムに対する意見ですが、私は、少し異なります。欺瞞に満ちていても、完璧で無くとも、一応、三陣営に別れて、その間の巧妙な駆け引きの中で、世界は、全面的な戦争に入る事は無く、バランスを保っていた中(大いなるゼロサムゲームと上手く言ったもので)、その均衡を保つ重要な一翼を担う任を受け、また、その中で、エリートとしてのし上がってきた彼には、その組織の中でも、外でも、競争に勝ち残ってきたという自身、自負心、誇り、部下に対する責任感や、組織に対する帰属意識や、その活動を正当化しようとする傾向がでるのは当然で、それが、彼の様な立場なら、人一倍強くなるのは、当然で、もはや最強ではないフラッグに対する拘りも、あの博士や部下達の敵を討つという復讐心も、ガンダムとCBに自らの存在の総てを否定されたという事も、それらを個人的に捕らえるのは、人間として非常に自然の事で、今回の言動も行動も、それを貫き通した、というか、擬似太陽炉を手にする事が出来たおかげで、貫き通せた、とういう事で、私的には、ある意味、すっきりさせてくれたと感じました。その反面、彼が属する様な、古い組織を淘汰し、新たな物を構築するのが目的のCBの構成員には、その正極端の位置にある、現世界に何の関わりも持たない(家族も無く、組織にも属さず)者達が、ヴェーダ(イオリア)に選ばれている、という事が、対象的なのかな、という感じはしましたが。ただ皮肉な事が、彼に酷い事をした多くは、実は、イオリアの本物でなく、偽物のアレハンドロが創つたチームトリニティーの方で、しかも、彼はその偽者と同じ擬似太陽炉で戦う事になったという事でしょうか。勿論、彼も世界も、アレハンドロの謀略等知る由も無く、総てのガンダムもCBも総て同じ訳ですから。まあ、ルイスの腕じゃありませんが、彼の顔も、GN粒子の性で、直らないんでしょうね。おっしゃる様に、目的を果たしたものの、燃え尽きて、復讐のダークサイドに取り込まれたまま、ベイダー化した彼は見たく無いですね。誰かみたいに記憶喪失でいればいいんですが。笑 そう言えば、アリは生きてると思いましたが、あの二列目のバカ面(笑、ついつい失礼)は、やはり、本当にパトリツクなんですかね? まあ、GNフラッグがイキナリ全開ですっ飛んで来たのにも驚きましたが、まさか、残った一隻で皆を捜索救出した訳でもないでしょうし、思うに、これらの謎には、軌道エレベーターが可也活躍したんではと思うんですが。どうでしょう?
また長くなりましたが、最後に、00ってその事だったんですね。管理人さんのおっしゃる通り、今期は、長ーいフリだったという事の様ですね。
某アニメ雑誌のインタビューで監督さんが、「意外な人物が死んだり、生き残ったり」とそのようなことをおっしゃってましたが、この「意外な」というのは、「死んだと思ったキャラが生き残っていた」という展開のことを指していたのかもしれないと感じました。コーラーサワーがいい例で。
そして、その逆がハレルヤだったとか。
毎回、ダウルオーのスタッフさんはいい演出をしてくれますが、今回、「あれ?」と個人的に思う部分がありました、刹那の独白(マリナへのメール)の部分で燕。さんも触れていましたが、もし台詞と映像がリンクしていてそれが伏線だとするなら、「無意識の悪意」の前後分で、少しだけリューミンにかかっている部分がありましたが、実は、ネーナだけではなくリューミンも、「無意識の悪意」の下、行動しているんじゃないかな~と。
続きます。
ティエリアは、CBという組織にかなりの執着を示していましたし、気を失っただけで、生きている可能性は十分にあると思うのですが、声が明らかに”女性”のトーンだったことに興奮を隠し切れません。これは、もしや、女性版ティエリアではないかと。
例えば、姿かたち(髪型以外は)はまったく同じだけど、別の存在とか。
はたまた、ティエリアだけど記憶をすりかえられているとか。そうそう、記憶喪失ネタもいいですね。
(ついでといっちゃなんですが、ルイスはCBに入ったという設定になるんでしょうかね。)
可能性としては、前者のほうが高いかな。
ネーナのこともあるし、イノベーダ?(リボンズの後ろにいた人たち)のこともあるし。
本当に、次週から第二期をはじめて欲しいぐらいです。生殺しですよ。これは。
ダブルオーの話からそれてしまいますが、先日、ガンダムAで、「ラクス・クラインは一度、ギルバート議長にアイドル復帰を打診されたが断っていた」と書かれていたのを目にしました。
こういう経緯があったのかと驚きましたが、もしかした、断られた時点で、替え玉の用意が始まっていたのかも知れませんね。
そして、同時に抹殺対象にラクスはなっていたのかも知れませんね。いや、もしかしたら打診自体が口実なのかな?
長々失礼しました。では
ガンダム00第一期、終わってみればあっという間な印象を受けますね。
特にGN-X投入後からの怒涛の展開は凄かった。常に2~3回は見直さないと内容を把握できない濃さでしたね。
グラハムさんに関しては、うーん、どうなんでしょう。解釈が難しいですね。私はハワードとダリルを失ったことでなにかハムさんの中で外れちゃったのかなぁ…などと単純に考えてしまっていました。
さて半年後の2期ですが、生死不明なマイスター諸氏をはじめルイスやティエリア(リジェネ?)、イノベーターなど気になる要素は多いですが、
個人的に一番楽しみなのは30歳を迎えたスメラギさんだったりしますが…この点について言及し過ぎると燕。さんに狙い撃たれそうなので
この辺でお開きに、ということで。
ではでは
>アレルヤとハレルヤ
壊れた機体でどうするのかと思いましたが、最後まで魅せてくれました。しびれた~。セルゲイとソーマは本当に救いでしたね。
>アレハンドロ・コーナー
実は刹那に言われるほどの「歪み」ではないような気がします。「よりよく導いてやろうというのだ!」聞いていると腹が立つ言葉ですが、支配者が誰であろうと、そこに安定と秩序があれば、殺しあわなくてすむ世界であれば、いいのではないかと思うわけです。今回の彼の感情の昂ぶりを見ていると、思わず表に出てきてしまった、アンドそれでやられるとは思ってなかった、失敗。という感じで、共感できました。
>刹那
これまで感情移入がしにくいキャラだったのですが、今回で思い入れが強くなりました。マリナさんへの手紙は良かったです。武力でしか平和を求めることができない刹那、でも、それ以外の方法を模索しているマリナ・イスマイールに期待を寄せている刹那。よかったなあ。
>グラハム・エーカー
燕。さんの言っていることもわかりますし、Strike Daggerさんの言っていることも、なるほどと思います。私は、グラハムさんは良くも悪くも、最後までグラハムさんだったのではないかと思っています。最初にガンダムに出会ってしまったことで、人生が変わったとすれば、Zガンダムのジェリドの悲劇を思い出します。
>最後に
いろんな問題提起をして、簡単に問題解決はできないけれど、「人と人とが分かり合える道を その答えを
俺は求め続けていたんだ ガンダムとともに・・・」
という回答を示してくれたガンダムOOは、ものすごく楽しかったです。今日の毎日新聞にのっていたのですが、東大教授の坂村健さんいわく、SF作家クラークの作品の特徴を一言で言うなら「バカが出てこない」。マッドサイエンティストや、わざとらしくリアリティーのない登場人物--無能な技術者とか、神経質な政治家とか、危険な軍人とか、万能のアマチュアとか--そういうのがでてくると、いくら科学技術部分の描写がちゃんとしていても、とたんにリアリティーがなくなる。登場する人物も組織も皆、矜持を持った「プロ」であり「プロの集団」だということを言っていました。
ガンダムOOはその点がよくできていて、リアリティーがあったなあ、と思っています。
第2期も大変楽しみにしています。
P.S.あっ、あれ、コーラサワーくんでしか。そうでしか。うれしいでし。
けど、不満だらけ・・・
GNアーマーの特効のシーンも、アレハンドロの百式もどき
MSも不満。結局アムロがラスボスか?(違)
アレルヤとソーマの最後の遭遇も兄弟の出逢いとしてなら、
シャアとセイラのそれとしても良かった。あまりにも
唐突すぎ。
「へたれ」のソレスタルビーイングの連中も覚悟なさ過ぎ
だし・・・(がっくし)。
あれでみんな続編で生き残っている?、まるでアスラン
撃墜の様・・・。ま、良いか?
あ~あ、私って天の邪鬼すぎでしょうか???
来週からR2、けど私はスザク嫌いなので・・・イヤだな~
追伸、Oガンダムって、RX-78かよ??なら00ってZ?(違)
雅人さん、初めまして。生殺しとは、良く言われたもので、アメリカでは、毎季、総てのTVシリーズが、この調子ですから。笑 欲求不満が溜まって、皆、鉄砲持ってバンバンやり出したり、夏になると、キャンプ場へ行って、幸せそうなバカップルを見つけては、惨殺したりする理由がやっと実感出来ましたでしょう?笑 (勿論、冗談です)
こばやしさん、お久しぶりです。私のグラハムさんに対する見方への理解、恐れいります。ただ、私の場合、境遇上、友達や仲間に兵隊が多いので(下は一兵卒から、上は海軍提督まで)、余り軍人や軍隊というのに関わりが少ない一般の方々(日本人、それ以外に関わらず)に比べると、私の意見は、多少、偏っているかも知れませんから、作者があの演出から意図した所というのは、管理人さんの見方の方が、強ち正しいのかな、と自分では感じてます。苦笑 ただ、戦いの意味を軍人に問うのは無意味だ、といったあの台詞は、私の気持ちそのままですね。笑 また、それが、(恐らく解る人には?)刹那とグラハムの立場の「両極端」を非常に鮮明にしてくれた様で、個人的には、作者に脱帽しました。先週の、管理人さん等が御指摘の、アリがロックオンに放った、同じ穴の狢じゃねえか、で、CBと戦争好きのアリの立場の違いを分けている線というのが、如何に薄く曖昧な物かというのを表現したのと、同様な演出効果ですよね。何処かで、ガンダムが比較的高い年齢層もファンにする理由として、主人公達がMSというロボットに乗って戦いながら、禅問答を繰り広げながら、様々な事を視聴者に問いかける、奇妙な思考派アニメである、とかいう解説を見た様な記憶がありますが、正にガンダム流ここにありですね。笑
ズゴック大好きさん、以前から、投稿は拝見させて頂いてます。いつも的を獲ていて、単刀直入で気持ちいいし、冴えた面白さがありますね。多少見習わせて頂かないと。冷汗/苦笑 個人的には、00はZまで行っちゃわないで、私的好みとしては、MkII位で止めておいて欲しいんですが、(Z=変形は、有る意味キュリオスでやっちゃってる感も有るし?笑) リュウミンが言う様に、世界を変える程の機体で、エクシアの太陽炉でも持て余す位となると、残されてるのは、サイコ系かデストロイ紛いの、巨大化? 00で0の倍? 笑/難
いやー、ラスト3話くらいは怒涛の展開でしたね。
ちなみに、僕が最終話の感想をいつもより早めにアップしたのには理由がありまして、普段は子供たちが寝てから感想を書いているので遅くなるんですが(たまに一緒に寝てしまったり(笑))、今回は子供たちが奥さんの実家に帰省していたので、自由な時間を謳歌した結果だったわけです(笑)。
#つまり普段から早めに感想をアップしよう、という気持ちだけはあるんですよ。
そして、Strike Daggerさんのメカ評価はもはや定番なんですね(笑)。
アレハンドロの奴は、Strike Daggerさん好きそうですよねー。
個人的にはアレハンドロが操縦できることのほうがビックリでしたが。
マトリョーシカのようにもう1個くらい出てきたら僕的には最高でしたね。
さて、グラハムですが、僕も彼が大好きだったんですよ。
熱すぎる言動もさることながら、やはり軍人としても最後の一線というか、人としてのモラルの部分を大事にしていた、という部分はアザディスタン編のエクシアが非武装で聖者の帰還を果たすシーンに一番現われていたのではないでしょうか?
ここで彼らを攻撃すれば、世界の鼻つまみ者だ、と。
だからこそ、刹那との今回のラストバトルでの台詞は最初こそ大義名分のように聞こえますが、徐々に自分の心に正直になって、最後は「自分が世界の意思だ」的なところまで行きついてしまったグラハムというのは、やはり擬似太陽炉という強大な力を手にすることによって、ガンダムという力に魅せられた男が、自分の欲望に正直になってしまった=ダークサイド化した、という表現なんだと思います。
グラハムの男気は素晴らしいのだけれども、結局それすらも捻じ曲げた(刹那風に言うなら歪んだ)のは、やはり「力」だった、というメッセージだったんじゃないかと思いますね。
第2期では恐らくあの仮面でダークサイド化してるんじゃないかなぁ。
GNフラッグが一騎ですっ飛んできたのは軌道エレベータでしょうね。
コーラサワーはやっぱり不死身なんだと思います。
00の意味については、最初に0(オー)ガンダムと聞いたときにピンと来るべきでした。
そうだよな、と改めて納得でした。
オーガンダムが最初を現す0(ゼロ)だとするならば、00ガンダムは無限大を現す∞(インフィニティ)、という対比だと面白いなと思います。
第1期、終わりましたね~。面白かったです。
監督さんが仰った意外な人物、というのはシンプルにロックオンかもしれませんし、やはりハレルヤかもしれないですね。
#ハレルヤは何かしらで復活して欲しいですけどね。
#ハレルヤがいたからこそ、超兵としての能力(2CPU)を最大限発揮できるわけだから、エア・ギアのアギトみたいに第3人格登場でも面白いかも。
#二重人格=2CPUというのがやはりギミックとしては面白いと思うので。
無意識の悪意。
これはリューミンの解釈、難しいですね。
雅人さんの仰る通りかもしれないです。
ネーナはですね、公式HPのキャラ解説にそれを裏付けるような説明があるので、刹那のメールを聞いているときになるほど、と思ったんですよね。
留美は難しいですね。彼女の目指す先、その理由がまだ語られていないので。
逆にそこが楽しみですが。
ティエリアは何となくですが、ヴェーダのヒューマンインターフェースとして生み出された気がするので、やはりそういう意味でスペアボディ、みたいな形で、複数ティエリアみたいな存在がいるのかもしれないですね。
この辺、第2期に入る前までに、情報を小出ししてくれたりすると、そわそわしながら放送を待てるんですが(笑)。
生殺しですね。
ラクスの件は、雅人さんの仰るとおりなんじゃないかと思います。
#操れるなら操ろう、操れないなら危険だから殺そう、でしょうね。
ガンダム00の第1期はこれ全体がプロローグという感じで、エンタメに徹するというよりはむしろ淡々と敢えて進めた感があって、それがやはりあっという間に終わった、という感覚になっているかもしれないです。
第2期から本編突入なのか、という感じなので第2期が楽しみです。
グラハムさんについては部下たちを失って、思うところが非常にあるところに、擬似GNドライブ、という強力な力を手に入れてしまったためにタガが外れた、という感じを受けました。
あそこで擬似GNドライブに手を出さなければ、ダークサイドに墜ちなかったんじゃないか、と思ってるんですが。
ダークサイドに墜ちたかどうかも含めて第2期の見所、ということで。
スメラギさんは30になろうが、どうなろうがより素敵になっていることに間違いありません(みたのかよ!)。
あまり言及すると成層圏まで狙い撃ちますよ?(嘘)。