5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

投票用紙

2019-07-16 21:31:25 | 政治
今日はなつかしい単語に再会した。それは中日夕刊の〈夕歩道〉にあった。「ユポ」というその単語、「結婚式はホテルで」というのが親たちのステイタスを表していた昔のこと、披露宴の招待客たちが持ち帰る手提げの大きな引出物袋をあらわすホテル従業員たちの符丁だった一時期があったのだ。その前は紙の袋だったのだが、雨に濡れて破れたり、重い引出物の荷重に耐えられなかったりして利用客からは不評だった。そこに現れたのがユ . . . 本文を読む

金魚殺し

2019-07-15 21:18:54 |  趣味
昨日は愛玩小動物の中で〈メダカ〉を選んだ。軒下に置いた大きな陶器の甕にいっぱいに張られた水、その中には睡蓮や藻を植えて水質の浄化をするのだが、そのままで放置してしまえば、ボウフラが自然発生していずれは蚊の巣窟になりかねない。メダカを飼えばボウフラを食べてくれるから蚊の予防にはなると書いた。そんな大甕の中で、金魚を飼っている愛好家もたくさんいる筈だが、金魚もメダカのような「蚊絶やし」の役割を担ってく . . . 本文を読む

メダカの効用

2019-07-14 22:19:37 | 自然
雨降る帰り道、それでもペット犬を連れた飼い主たちと複数回すれ違った。世の中には小動物を飼育する趣味の人たちがじつに多い。もっとも、近頃の犬や猫たちは愛玩動物から伴侶動物へとその呼び名を変えているような状態だから「小動物を飼育」などといえばお叱りを受けそうである。犬や猫なら同居も極めて一般的だと思うが、中にはメダカを飼育中の方も多いようだ。こちらには水を張った夏の田圃に自然発生した小魚の記憶しかない . . . 本文を読む

異常気象の嵐

2019-07-13 21:32:23 | 天候・気候
「ハリケーン到達までまだあるが、ミシシッピ河口のポンシャートレン湖の水位が異常に上昇している。洪水に供えよ」とNBCのキャスターが叫んでいる。数日前は、アラスカのアンカレッジで32度というありえない高温を記録したとか、ハワイでは山火事が熾って消火作業に懸命だとか、イタリアではオレンジ大の雹が降ったとか、異常な気象については連日のように世界各地からニュースが入る。「奄美地方が梅雨明け 平年より2週間 . . . 本文を読む

今日は初伏

2019-07-12 21:38:31 | たべもの
韓国では、夏の間に三度ある「伏日」の今日は「初伏」だということで、高麗人参とひな鶏のスープ、すなわち、参鶏湯を食べる習慣がある。栄養価の高いものを食べて暑い夏を乗り切ろうということだというから、土用丑に鰻を食べる日本と似ている。ツイートのタイムラインにはMBSの動画ニュースが「参鶏湯」の値段について取材しているが、それによると、ソウルで食べる参鶏湯1杯の平均価格は1500円程度になるという。日本と . . . 本文を読む

老眼斜視

2019-07-11 21:39:39 | 健康
老化する肉体に現れる現象はいろいろあるが、視力が減退しものがみえにくくなるというのもそのひとつだ。もともと強度の近視眼で暮らして来たのだが、ここへきて、遠くにあるものだけでなく、手許や中間距離にあるものまでぼやけでいる。 眼鏡屋で矯正してもらった近視の眼鏡もすぐに見え辛くなった。新聞や本を読むにしろ、タブレットを見るにしろ、裸眼にして顔をすこし活字に近づけないといけない。いちいち眼鏡をはずすのは . . . 本文を読む

聖なる大岩

2019-07-10 21:50:14 |  旅行・地域
西オーストラリアのパースという港町を訪ねたのはいつのことだったろう。古いパスポートを探してビザ欄を読んでいくと、あった。 1989年の8月17日パース入国とある。もう30年も前のことになるのだ。出発は名古屋ではなく成田だった。当時のパースは途中で乗り換えをしないと行けない遠い場所、折よくJALの直行便が就航したのでそれを使った。 旅の目的は大陸横断の汽車旅行がしたかったからだ。パースから〈イン . . . 本文を読む

ガラス張りの修復

2019-07-09 22:00:30 |  文化・芸術
今日の中日夕刊、中面〈総合〉頁に「夜警修復ガラス張り」という記事が載った。美術館の内部、〈夜警〉の絵の周りを透明ガラスのケージがとりまき、観覧客たちはその外から、修復者たちはその中から、それぞれこの大作を眺めているというシーンが写真になって付いている。アムステルダム国立美術館が所有するレンブラントの代表作〈夜警〉の修復を始めたが、絵を移動させずに展示場所に据えたまま行うというユニーク工法が話題なの . . . 本文を読む

スギメの冒険

2019-07-08 21:34:35 |  文化・芸術
以前にも書いたが、3万年前の人類が台湾から沖縄の島に黒潮を越えて渡り定着したとする移動説を実証しようという挑戦が昨日の午後から始まっているらしい。海を渡るのだから乗り物は舟だ。前回、前々回は竹と草の筏だったが失敗した。三度目の今回は五人で漕ぐ杉をくりぬいた丸木舟を使い、日本最西端の与那国島まで200キロの海路となる。国立科学博物館などのグループが行う実験航海、彼らが用いるのは「実験考古学」という手 . . . 本文を読む

鮎を食べる

2019-07-07 21:32:23 | たべもの
川魚の代表格があゆだ。あゆは魚ヘンに占うと書くが、これは、神功皇后が征韓をする際、この魚を使って勝敗を占ったという故事によるというとは「ことばの歳時記」の金田一春彦先生による。そんな鮎だが、我が家では魚屋から商品として買っている。値の高い成魚は料理屋に行くのだろう。こちらへは小鮎しか来ない。だから醤油で煮るか、天ぷらにするかだ。今年も旬だからとこれまで二度ほど口にすることがあった。川魚だから特有の . . . 本文を読む

幻の遠美線

2019-07-06 22:21:51 | 歴史
有松駅で毎月初になると置かれる「緑区の歴史を学ぼう会」の7月会報を一部いただく。帰りの電車内では適当な読み物になる。この106号には鉄道の話題が二つ掲載されていた。どちらも興味のある対象なので面白く読んだ。一つ目は、昔の愛電(今の名鉄)が有松駅に延伸されてきたことに関するはなしだ。記事を短く引用しよう。愛電(愛知電気鉄道)は神宮前を起点にして先ず知多半島の常滑までが1913年に全通した後、東に向か . . . 本文を読む

蚊帳のない国

2019-07-05 21:16:06 | 環境
ツイッターのタイムラインで「蚊のいない国、アイスランド、、」という英語のリードといかにも北欧にありそうな雰囲気の風景写真をみて、思わず「いいね」のハートマークをクリックしたのだが、あとになって考えてみれば、北緯65度とその一部が北極圏に入るという地理からして「蚊などいるはずはないわな」とすぐに考えを変えた。 おなじみキンチョーの蚊取り線香を一箱買ったのはこのツイートがきっかけだ。30日分ある。こ . . . 本文を読む

ヴラジーミルのことば

2019-07-04 22:43:02 | 政治
「年金、改憲、増税論戦」「参院選公示、安倍政権6年半問う」「対立軸明確、一票が決める」中日夕刊一面のリードである。今日、公示がされた参議院選挙は21日の投票まで17日間。またぞろ「よろしくおねがいいたします」の街宣カー合戦が始まるわけだ。これに梅雨雨と猛暑が加勢するとなれば、始まる前からウンザリ気味である。今日7月4日が「独立記念日」のアメリカ。記念式典ではまたもやトランプの独善的な演出がいろいろ . . . 本文を読む

レジオネラ菌と高橋さん

2019-07-03 21:08:58 | 環境
レジオネラ菌とういう名前を教わったのは旧お仲間の高橋さんからだった。もうずいぶん前のことで、たしか浴場での健康被害がニュースになっていた。彼は定年退職をした直後、元会社のコネで私設コンサル業を始めたばかり。最初に係ったのが、これも当時話題だった「水質浄化」の経営指南。化学洗剤を使わず水流だけで汚水洗浄が可能になるマグネットを販売するという、いわば訪問セールスの片棒かつぎだった。セールスの結果がどう . . . 本文を読む

令和のメディアミックス

2019-07-02 21:47:10 | 政治
我が家の超高齢者宛てに「プレミアム付き商品券に関する令和元年度の市県民税について」と題された通知が市役所から送られてきた。10月の消費増税に関して、消費の影響緩和と地域消費の喚起を目的にしたプレミアム付き商品券事業が実施されるが、この購入対象になると考えられる住民に「商品券購入引換券」の申し込み用紙を送付するという市長名での連絡だ。ややこしい。以前に出た地域振興券のバリエーション型ということだろう . . . 本文を読む