5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2018年版です。

夾竹桃の毒

2017-06-09 22:35:43 | 社会

「夾竹桃が花盛りだ」とは今日の中日夕刊「紙つぶて」のマエキタ・ミヤコ(環境広告会社・サステナ代表)。

夏の花らしく白やピンクが賑やかだが、青酸カリより強い毒性を持つ怖さもあるという。よく見かける花だけにそう云われると気になる。

樹液を口から体内に入れると嘔吐、下痢、痺れといった症状が出て酷い場合は死に至るというからクワバラである。

低温焼却は有毒ガスが出るし、毒の効き目は一日経過してみないとわからないともあってヤッカイである。

注意喚起に熱心な外国に比べて日本の対応は鈍い。排ガスなどに強いということで街路や学校には夾竹桃の植わっている場所が多いとある。公害が叫ばれた昔のやり方が今もそのままになっている訳だろう。

たしかに運動場の周りの生け垣に植えられた夾竹桃は結構よく目にする。毒を持つ植物なら外的環境への抵抗力も強いのだろう。

剪定した枝葉のゴミ出しを禁じる自治体も少ないというから夾竹桃の毒についての知識を役人サイドも持ってはいないということになる。

英語で夾竹桃はなんというのかと思ってウィキの英語版を読むと「オレアンダー」だと出てくる。

アニメ漫画に出てくるロボットみたいだが、オレアとはオリーブのこと。オリーブの葉に似ているからだと書いてある。狭い竹の葉に似ているからだという和名のつけ方と同じなのはオモシロイ。

夾竹桃の毒は政治の世界と似ているだろうと筆者は云う。加計学園問題も共謀罪問題も「毒がある」ということを国民は知らされていなかったではないかというのだ。

それでも、大手マスコミが政治に忖度して取材も報道もしてこなかったニッチ情報は、新たなメディアたるSNSによって世界中に配信され、政治の毒を一般庶民が知りつつある。

夾竹桃は夏の花だと書いたが、それを季語にした俳句を探すと闘病のイメージや戦争のイメージに重ねて詠った句が多いことに気がつく。

共謀罪は名ばかりの治安維持法だろうと多くの国民が見抜いた。70年後の夾竹桃を再び病や戦に絡めて詠むといった悲劇が起きないようにと願う心である。


「夾竹桃人をとどむる特攻碑」 梅月

 

 

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