5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

暑い時には

2018-07-30 21:38:24 | たべもの

「フェーンを広辞苑で調べると『颪(おろし)の一種。山腹から吹き下ろす乾燥した高温の風』などと説明があり、最後に『風炎』と。気象庁の前身、中央気象台で活躍した岡田武松による当て字だという」

今日の中日「夕歩道」にはこうある。迷走台風〈ひばり〉のおかげで、今日の列島はあちこちでフェーン現象による高温が発生。猛暑日が戻ってきた。「フェーンよりも風炎といいたくなる」という夕歩道氏の言われるとおりだ。

風炎の一日だが、TVもSNSも、食べ物の話題がなぜか眼についた。暑さ続きで食欲が出ない。といっても人間、食べねばならずといったところか。

NHKTVの料理番組では、野菜をおいしく食べましょうと云い、ズッキーニをメインにした野菜のごった煮「ラタトイユ」をおばさん先生がにこにこと作っていた。

東京出張中のKSさんからは、八重洲口の蕎麦屋の昼食の映像。「鴨せいろ」は東京式の云い方、ひらたくいえば「鴨汁ざるそば」である。味は分からないが、結構な量がありそう。サラリーマンの夏向き昼飯にはいいのだろう。

韓国ニュースは、南北サミットの夕食に出された「平壌冷麺」が外国人旅行者たちに大人気で、平壌・玉流館の前には席待ちの行列ができるほどだという。近くて遠い北朝鮮訪問は一般韓国人たちにはほぼ不可能なわけだから、暑いソウルではこんなニュースも半分妬ましい気分で受け取られているのかもしれない。

暑気払いには焼酎のロックが美味いとおっしゃるのは、お仲間のMTさん。お中元の戴きものだという「相良仲右衛門」。WEBで調べると鹿児島の芋焼酎、度数は30度と高い。いもの風味が素晴らしいという宣伝だ。彼は、自分でも問い合わせて蔵元から送ってもらうことを画策中らしい。

さて我が家は、なぜか「すき焼き」が夕食に出てきた。クーラーを26度に下げて、頬張った牛肉をゆっくりと咀嚼する。暑いときには熱い料理で逆療法といこうというわけである。風炎ならぬ颪、いや大根おろしでさっぱりと。

 




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