5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

すっかり一杯くわされた

2012-10-09 22:03:52 | Twitter
昨夜から今朝にかけては、日本人のノーベル賞受賞の話題でマスコミもインターネットも溢れた感じだった。

2012年のノーベル医学生理学賞は、京大の山中伸弥教授と英国・ケンブリッジ大のジョン・ガードン教授の「iPS幹細胞研究」の歴史的成果に対して与えられたのだ。このところ、あまりいい目が出ない日本国であれば、国を挙げて大いに喜びたいものだ。

今朝読んだツイッタータイムライン、「山中教授のツイート」というのが何度もリツイートされ話題になっていた。

リンクをたどってプロフィール画面を読んでみると、昨夜から何度もTVで拝んだ知的な顔写真と、京大iPS研究所長・山中伸弥というクレジットが入っている。3ツイートしかないのにはオヤとも思ったが、なにせ忙しい立場だろうし、「キタ~~」というセリフや最後の「絵文字」も、若い研究員と一緒なのだから、こういうことも云うのだろうと、好意的に判断した。

こりゃ、こちらもリツイートしてお仲間に知らせねば。「山中教授のコーフンが伝わってきそうなこのツイート! 」と発信したのだが、、、

夜になって、グーグルのニュース画面をブラウズしていて、毎日WEB(午後7時)のリードにこんなものがあるではないか。「ノーベル賞:山中さん装い8月からツイート、本人否定」、、、ナニ?

記事に曰く、「『ノーベル賞キター!』。京大の山中伸弥さんがノーベル医学生理学賞に決まった直後、山中さんを装い受賞の喜びをツイッターでつぶやく人物が出現。ネット上で話題になったが、京大iPS細胞研究所が9日に「本人はツイッターしていない」と否定、成り済ましと判明した。」とある。

ありゃりゃ!

やっぱり、山中先生の賢い頭脳は「ノーベル賞キター!」なんてつぶやきはしないわけだ。しゃくだが、すっかり一杯くわされてしまった。成りすましの本人は今頃大笑いかもしれない。このニセ〔山中伸弥〕アカウントには16000以上のフォロワーがあるのだから、彼らは、歯軋りをして悔しがっているはずだ。

ちょっと癪だけれど、フィシングやマルウエア、スケアウエアといった悪意(実害)のある仕掛けではなかったのだから、数ある山中先生受賞お祝いの賑やかしのひとつだと笑って許すことにしよう。京大iPS研の関係者諸兄にも笑ってもらって。








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