5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

電気の日

2021-03-24 21:47:35 | 社会

24日のコロナデータ、全国ではあわせて1918人(延461813人)の感染、21人(累8957人)の死亡が報告されている。愛知県では74人(延26914人)の感染が確認された。死亡報告はなかった。

変異ウイルス感染も気になるところ。厚労省発表では23日までの1週間に12都府県で合わせて150人の感染が確認されているという。

やはり無症状のキャリアが問題だが、発症前にこれを見極める方策は無差別のPCR検査しかなさそうだ。金と手間のかかる政策をやりたくないという政府姿勢はこれまで変わってこなかったから、これからはさらにトレースのできない変異ウイルス感染者が増えるということになるのだ。

家電製品は文明の利器だというがさてどうなのか。

最近はブラックボックス化したものも多い。調子のいい間は快適そのものだが、一旦不調におちいると、突然黙り込んでウントモスントモ云わなくなるから、こちらとしては手も足もでない。

今冬使ってきた電気カーペットのスイッチが今朝突然ヘソをまげて動かなくなった。朝夕はまだ寒いからもうちょっと動いてもらわないとこちらとしては困るのだ。

3月25日は「電気の日」だ。明治11年のこの日に、日本で初めてグローブ電池と孤光灯を使った電気の明かりが灯されたことを記念して昭和2年に日本電気協会が定めたとウイキに書かれている。

〈ことばの歳時記〉で金田一先生はこんな小噺を引用している。雷が鳴るたびに怖がるお婆さんと孫のやりとりだ。

 「おばあちゃん、雷も電気だから平気だよ」
 「そんなことないさ。わたしの子供の頃に電気はなかったけど、雷さまはちゃんとあったからね!」

これと似たことはほかにもあって、たとえば放送局勤めだというと「アナウンサーさんですか?」とオウム返しに尋ねたりすることだと先生は言う。

もちろん広範囲を放送対象にするのだから放送局の中には沢山の業務があるわけで、アナウンサーはそのうちの一部でしかないのだが、放送の前面で視聴者と近い位置を取る目立ったポストだからだろう。さしずめ今では「タレントさんですか?」となるのだろうか。

警察から講演を依頼された金田一先生、内心ドキドキした気持ちで警察署に入ったら「温厚な紳士諸氏」が迎えてくれたとも書いている。

放送局のアナウンサーと同じで、警察といえば制服制帽に拳銃を腰につけたいわゆる警官ばかりをイメージするが、凶器を持った危険な凶悪犯からハンサムでスマートな知能犯まで、犯罪の対象が広いとなれば、当然それを担当する部署も多方面に拡がらざるを得ないわけだ。

警察署といわれて「強面のデカ刑事」を脳裏に思い浮かべたといったら、それこそTVの見過ぎだと笑われそうである。

さて、半病の電気カーペット、今夜は休ませて様子を見よう。おかげで深夜のトイレ行きが増えそうだ。

 


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