5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

咲くハズ

2019-07-23 21:42:26 | くらし
「白はちす夕べは鷺となりぬべし」はちすとは蓮のこと。花がおわり、成長した花托が漏斗のかたちになり、その表面に小さな孔の出来た状態が蜂の巣のようだというのでこの名前がついたとは「文人たちの句境」で編者の関森勝夫が説明したもの。白はちすの俳句は詩人で文芸評論家だった三好達治(1900~1964)のものである。白い蓮の花に見とれた作者は、「この清らかさや静けさは、夕暮れになるときっと白い鷺になるに違いな . . . 本文を読む