「沖縄と色川大吉」 9月7日刊行! 不二出版刊
――沖縄の歴史の底辺に埋もれた民衆思想の鉱脈(エッセンス)を、真の自立への〈未発の契機〉として編み直す。
筑豊の上野英信・水俣の石牟礼道子、沖縄との温かな友情、久高島・御嶽などでの詩情豊かな琉球文化への発想、今後の沖縄の在り方(アイデンティティ)への刺激的な問題提起――。
民衆史の提唱者・色川大吉が沖縄の民衆精神の鉱脈を掘り起こし、考究し続けてきた多年に及ぶ沖縄論を、『西表炭坑概史』などで琉球の歴史・文化を取材し続ける三木健が一冊にまとめ、色川による増補改訂を施し新たに世に送り出す。さらに沖縄の気鋭な論者たち10人による色川大吉についての論考を併録する。
◆2021年9月7日刊行
著=色川大吉
編=三木健
A5判・並製・344頁
ISBN 978-4-8350-8474-9
定価 2,530円(本体価格2,300円+税10%)
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【トークイベント 】IN沖縄
ジュンク堂書店 那覇店/MARUZEN那覇店(文具)
不二出版 新刊『沖縄と色川大吉』発売記念対談
「民衆史の鉱脈を掘る―史料発見の旅」
●日時:2021年9月19日(日)13時~14時30分
●会場:ジュンク堂書店那覇店 B1Fイベント会場
★トーク出演 我部 政男(『日本近代史のなかの沖縄』著者)
三木 健(『沖縄と色川大吉』編者)
★司会: 仲松 昌次(映像ディレクター・元NHKプロデューサー)