サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

反抗期?

2017年04月05日 22時28分12秒 | 今日のサキさん
今日もサキさんの食事介助に行ってきました。

久しぶりにお姉さんも一緒です。

今日も目を閉じたまま、歯ぎしり、ブツブツを繰り返すサキさん。
目を閉じたままの食事です。

でも、右目が薄く開いています。
しっかり様子はうかがっているサキさんです。そして、耳はちゃんと私たちに向けられています。
サキさん、すべてわかってて、わざと目を閉じているようです。
「反抗期か」
さきさん、ひょっとすると反抗期の中学生に戻っているのでしょうか?

途中、中華スープを飲んだときに大声が出ました。スープだけなら良かったのでしょうが、細かく刻まれた具材が入っています。うまく口の中で分けられなかったのかもしれません。錠剤がのどに詰まるような感覚だったかもしれません。(錠剤を呑むのが苦手だった私は、そんなことが良くありました)
後で、もう一度、中華スープを飲んだ時にも大声を出したので、間違いなさそうです。以前、このことを施設の方にお願いしたのですが(汁物の時の具は大きめにしてほしい旨)全員が同じように刻んだ具材になっているので、一人だけ大きな具材にはできないとのことでした。でも、やっぱり食べづらいと思いますので、もう一度、相談してみるつもりです。


今日も、食事の終盤から目を開けてくれたサキさんです。私の方もチラチラと目線を送ってくれます。この前の日曜日に髪を切ったばかりなので、少しびっくりしたのかもしれません。ということは、髪の長かった時の私をちゃんと覚えていたということですよね。違った印象を受けたので、まじまじと見ていたということですね。

サキさん、ちゃんと覚えてたんだね、きっと。
でも、私の事を「お父さん」と認識しているかは別問題の様ですけど。
理解していてくれたらうれしいのですが。

だは、サキさん、今度は土曜日に行くでね。

今日も最後に、標語っぽく一言

夢に見る あなたの笑顔 もう一度