サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

あるスタッフさん

2017年03月23日 21時46分47秒 | 介護日記
昨日のあるスタッフさんの話しです。

ほかのスタッフさんは良くやって下さっているのですが、一人・・・気になる方が。

以前と比べ、声掛けは出来るようになったのですが、ワンパターン。
中々呑み込みのできない利用者さんに
「ごっくんして、ごっくんして」の一点張り。そもそも呑み込みが難しくなってきているのに、「呑み込め」ばかりで味を変えるとか、声掛けを変えるとかの工夫は無し。

さらに、薬の入ったかごをテーブルの上に置きっぱなし。気になって薬を触ろうとする利用者さんに「触ったらあかんて」と注意する始末。
そんなとこに置いたままで離れたらあかんの、分からんかな。何を上から怒ってるかな。

そして、サキさんの薬をサキさんの食事のトレーに無言でのせるスタッフさん。ほかのスタッフさんは「澤井さん、お薬お願いできますか?」と一言入れてくれるのですが・・。デザートのヤクルトもとろみをつけずにそのままほったらかし。前の席のおばあさんは、結局ヤクルト飲めずじまいでした。

すべて、同じスタッフさんです。ほかのスタッフさんは決してそんなことはありません。教育に手が回らないと言えばそれまでかも知れませんが、このスタッフさんも開所の時からいますので、もう1年半の経験があるはずなのですが。

確かに少ない人数でまわしてみえ、スタッフの皆さんはご苦労が多いと思います。でも、あまりに・・。
私からスタッフさんに直接注意するのも変だし、今度、上の方に伝えてみようと思います。でもそんなスタッフさんが一人で見なければならないほどに人材は不足しているのでしょう。

ほんとなら、まだまだ先輩のスタッフさんと一緒にみながら、介護技術、コミュニケーションの取り方を学ばなければならないのでしょうが。(でも1年半やってるもんな、はやいひとなら、すぐに出来ることだもんな)

このスタッフさんの時は、いつもイライラしてしまいます。
もっと気の利いた声掛け、心のこもった声掛けできないかな・・と、ほんとに思います。
技術がないのなら、せめて心を込めて、同じ目線で利用者さんと向き合って欲しいです