サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

紙一重の差

2016年08月21日 18時51分38秒 | 私の日記
今日はサキさんの面会には行きませんでした
お姉さんも誘ってくれたのですが・・、すみません、家でぼ~~っと過ごしました。

何かしたいことがあった訳でも、しなければならないことがあった訳でもありません。ただ、何となくです。サキさん、ごめんなさい。少しだけ夏バテ気味かもしれません。今朝もお腹が下っていました。体調に気を付けましょう。

朝は、買い物とテレビを見て過ごしました。男子の400mリレーは、各局とも何度も繰り返し放送してくれるのでありがたいです。何度見ても興奮してきます。アメリカやカナダに勝っているんです。個人の記録では全く歯が立たなくても、4人一組のリレーになると、一気にチーム戦です。バトンパスの技術、選手の順番、試合の流れ、いろんなものが積み重なって、うまくいっての銀メダル。本当に強かったです。感動しました。

昼は、高校野球の決勝戦。作新学院と北海です。作新学院と言えば、私の年代はすぐに 江川卓 投手が思い浮かびます。初めて甲子園の江川投手のピッチングを見た時の衝撃はすごいものでした。ゆったりと左足を上げ、思いっきり右腕を振りぬいてきます。こんな球、高校生が打てるわけがない、と思わずにいられませんでした。
結果は作新学院の優勝。敗れた北海高校もとても素晴らしいチームでした。連投による疲れが無ければ・・・。

高校野球を見ながら、女子ゴルフもチラチラと見てました。
イ・ボミ選手、バースデー優勝おめでとうございます。全 美貞(ジョン・ミジョン)選手も素晴らしいプレーでした。びっくりするのは二人とも日本語がとてもうまいことです。きっと大変な苦労もあったと思いますが。

朝からず~~とテレビを見ていて、スポーツを見ていて思うのは
紙一重の差で勝負が決まってしまう
事です。女子レスリングで、試合の最後残り数秒で逆転したり、体操の内村選手も最後の最後での逆転勝利。そして絶対女王と呼ばれていた吉田選手がまさかの敗戦を喫したり。
勝つ人、負けた人、みんな紙一重の差です。最後は運のような気もします。みんな勝つために必死の努力を積み重ねてきて、勝つことだけを目標に試合に臨んでいます。でも最後に勝ち残るのは、いつもたった一人、一チームです。

勝った人も、負けてしまった人も、皆さん、お疲れ様でした。
勝った人には、素直におめでとう
負けた人には、(いい試合を、感動を)ありがとう
と、皆さんをたたえたいです。皆さん、素晴らしい演技、勝負をありがとうございました。

最後に一言
イ・ボミ選手、本当に素敵な笑顔だな。可愛らしいな。そして強いな
あんまりほめると、サキさん怒るかな。