東京都の社会保険労務士塩田優子のデイリーブログ 

東京都港区の社労士ブログ!人事労務から様々、ワンポイントレッスン

社会的ひきこもりー家族へ

2020-06-28 20:11:57 | メンタルヘルスの情報
こんにちは。東京都の社会保険労務士という専門家の頼木(塩田)優子〔Yuko Yoriki(Shioda)〕です。

今日は、「社会的ひきこもり」に対する対策、について書きたいと思います。

ひきこもりをきたしているケースの約3分の1は、統合失調症や気分障害、不安障害などを主診断とし、精神医学的な薬物療法が必要だと、「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」の国の研究では明らかにされています。

その他、広汎性発達障害や軽度知的障害などの発達障害が主診断で、その支援を必要とするものが3分の1、パーソナリティの問題や神経症的な性格傾向を踏まえた心理療法的アプローチ・生活就労支援を必要とするものが3分の1です。

ひきこもりをしていた私が、どのように医療を受け入れ、内から外へ、そして就労、結婚、出産、子育てにまで行き着いたのか、についてまるで謎解きのような視線を投げかけながら、私の書くものをご覧いただいている方も居られるかもしれません。
▲ソーシャルディスタンスを通して、人間関係構築?!

私も、自ら子育てを通して、なぜ自分が回復していったのかについて、しばしば考察を深めることがあり、そこには不変の原理原則のような、心持ちがあるように思います。

それらは、例えばひきこもりから、部屋の外に一歩踏み出した時、改めて真摯に医療を受け入れた時の、そのきっかけは、やはり家族(私の場合は母)からの私への声掛けから始まっています。

親の誘導力が伝わるように、伝わってそれを受け入れるということに繋がる、そのものの気持ちの根底には、究極「親への想い」、「リスペクト」、そして「愛」に尽きるのではないかと思います。

上手に社会的援助や支援を利用活用し、そのご家族に合ったやり方で、一様ではない進め方かもしれませんが、お子さんに対して、最大限愛を伝えていくことから努めて何かは変わるかもしれません。

新型コロナの影響で、私の時と同じようにはいかないかもしれませんが、私の場合は無理を承知で、一刻も早く懸命に仕事を探し、可能な限り就労を続けたことが、今を迎えられているように思います。

就労を通して当人も家族も傷つくこともあるし、仲間外れや、疎外感、嫌がらせ、いじめ故に、退職したことも私もあるかもしれませんが、それも今思えば良かったことのように思います。そこから生み出せる何か自分事に執着できたことが、私には最終的に良かったようです。

以上、東京都の社労士(社会保険労務士)「頼木優子(Yuko Yoriki)」でした。

参考資料:「新・精神保健福祉士養成講座 2 精神保健の課題と支援」中央法規出版 P235


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立ち止まって、アルコール

2020-06-20 21:07:53 | 精神保健福祉関連
こんにちは。東京都の社会保険労務士という専門家の頼木(塩田)優子〔Yuko Yoriki(Shioda)〕です。

今日は、「アルコール依存症」について、書きたいと思います。

この新型コロナで、何かとアルコールをいつもに増して手放せない、という方はおられませんか?

つい先日、東京港区のコミュニティバスに日中乗車したところ、一瞬お酒の匂いが車内に漂うところに、出会(でくわ)しました。その原因は、小さな子連れの男親子のパパからでした。

日本は、アルコールに関し、とても寛容な国と言われていますが、様々なビジネスシーンでも、飲酒は無くてはならない、根付いている文化が日本にはあります。
▲立ち止まってみよう。

しかし、アルコール過度の使用障害は、将来の自殺リスクを60~120倍に高めるばかりか、飲酒による酩酊は、自殺衝動を抑えられなくなる事態を招く恐れもあります。うつ病とアルコールの関係性も負の相関関係は否めません。

アルコール依存症になると、大切なものを次々と失う、といいます。特に若い女性には、摂食障害、パーソナリティ障害などの、他の障害との合併症を引き起こすことも多く聞かれます。

アルコール関連問題は、予防・早期発見・早期介入がとても大事です。また、当人が暴力的な場合など、自覚に結び付かない場合は、警察が介入することで飲酒問題と直面することになり、専門治療につながることもあります。

依存症のご家族には、必ず自助グループへの参加や、家族会、断酒会などで不安や恐れを軽減して、日々動機付けを計る必要性があります。

タイミングを見計らって、適宜行動に移しておかれる良いでしょう。

私たちのこの社会認識として、多量飲酒者の減少、未成年の飲酒をなくす、節度ある適度な飲酒習慣、その知識の普及に、各個人ごとに改めて理解を深める必要があります。

毎日の飲酒習慣を見直す、そんなところから、心持を新しくしても良い時期をすでに迎えていること、そのことにいち早く気付くべき時なのではないでしょうか。

コミュニティバスの親子連れ、そのパパの眼の充血の様子を見て、何とも如何し難い暗い気持ちが募るばかりです。

以上、東京都の社労士(社会保険労務士)「頼木優子(Yuko Yoriki)」でした。

参考資料:「新・精神保健福祉士養成講座 2 精神保健の課題と支援」中央法規出版 P209-215


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ライフサイクルと精神の健康

2020-06-08 04:18:29 | 精神保健福祉関連
こんにちは。東京都の社会保険労務士という専門家の頼木(塩田)優子〔Yuko Yoriki(Shioda)〕です。

今日は、「ライフサイクルと精神の健康」について、書きたいと思います。

私たちは、一般的な終生としてのライフサイクルにおいて、その各段階で課せられている発達課題を乗り越えられることを、自らの一生に課せられているように思います。

特に、E.H.エリクソンによって唱えられたこの「ライフサイクル」の概念は、健全で適応的な解決概念と、危機となる非適応的な概念を対峙して、以下のように示されています。

発達段階      発達課題(「適応的」対「非適応的」)
⦅一部抜粋⦆
学童期         「生産性」対「劣等感」
青春期         「同一性」対「同一性拡散」
初期成人期       「親密さ」対「孤立」
成人期(中年期)    「生殖性」対「停滞」 
        (まさに、これに当てはまっている私です!!)
老年期         「安全性」対「絶望」

ここで、この老年期の「『安全性』対『絶望』」である、この『絶望』感、精神保健の基本は、健全な面を伸ばし、危機的面を小さくすることにありますけれども、誰にとって、いつの段階で?って。

もしかしたら、自分かもしれない、と。だから、今やるべきことをしっかりやらなければならない。分かってはいても、日々の雑務や怠惰に流されて。
今日も、一日ドタバタすることでしょう。いやんなっちゃうなぁ。

これらの内容は、「新・精神保健福祉養成講座2 精神保健の課題と支援」P28からの抜粋でしたけれども、まるで人生のこれからや過去の経験に様々対応する占い本のような(特に私にとって)気がして…(正直怖い)。
▲ペンは剣よりも強し(英: The pen is mightier than the sword.)

とてもこころに響く内容で、この『絶望』感が心に染みわたるようになって、つい、書きたくなってしまいました。さらっと、どうぞ流してくださいませ。

以上、東京都の社労士(社会保険労務士)「頼木優子(Yuko Yoriki)」でした。


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