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法を扱う者とは

2019-08-11 21:05:06 | 社会保険労務士の日記
こんにちは。東京都の社会保険労務士の頼木優子です。

昔住んでいた坂戸の一戸建ての家の斜め前は、当時東芝電機という小売店が一軒住宅街の中にありました。そして我が家の左隣、つまり東芝電機さんの前は、空き地(畑)になっておりました。

当時家は道路や隣の空き地より、高台に建立してあり、空き地や電気屋を見下ろすように、一戸建ての我が家が建っていました。

私が小学生のある時分のある日、東芝電機さんが家にやって来てこう言いました。「その空き地を借り主から借りたから、お宅のつい立型塀のつい立を取り除き、物置を建てたいんだけど」と。

私の祖父は当時宅建の資格を持っていた為か、こう言います。「建築基準法で塀と建物の間は、最低30㎝?の猶予を残さず建設物を建ててはいけないはずだから、つい立は取り除けないはずだ」と。

そして、10数年経ち祖父が亡くなります。また東芝さんが家に来て言いました。「お宅のつい立塀のつい立て部分を取り除き、物置を拡張したい」と。

今もって、旧我が家は親戚が所有していますが、つい立が無いと支えが無い唯の壁ですので、土で盛って高さがある所から無いところへ、崩れやすくなるのは自明の理。

結局つい立を取っ払い、塀びっちり隙間なく部分的に東芝さんは物置を建設。
▲アリウム・ギガンチューム(花)


先日、文京区の後楽園駅近辺で解雇通告された社員が事業主とその経理の女性を刃物で切りつけた事件がありました。

自分(私)が解雇された時、それを規律する法の内容すら無知で無防備なところを社労士(その専門家)から「労働基準法に則り、解雇だから」と宣告された時のその慄き(おののき)具合は今思っても察するに余りある程でした。

「法は過酷であるが、されど法である」とはソクラテスの言葉ですが、社労士をやっていて今思うことは、法を扱う者は、無知さ加減に付け込んだりしないことは基より、さらには法を知らず無防備な方には尚更、心を尽くすことが大事なんだなって。

私は解雇する旨の相談を受けると必ず「良心的にご対応されるのがよろしいですよ」と伝えています。

どこまで心を尽くすことができるか分からない部分はありますが、
労使(労働者と使用者)双方とも、WINWIN(ウィンウィン、つまり勝者)の関係性構築の為、いつも尽力したいと思っています。

以上、東京都の社労士「頼木優子(Yuko Yoriki)」でした。


東京都の社会保険労務士 トラスティ有明社労士事務所
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