花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

アキニレ・花(9/13)

2021-09-24 | 葛西臨海公園
アキニレの様子を見たいとずっと思っていても お天気は好転せず焦っていました。
ようやく外歩きができるくらいの日に思い切って現場へ行ってみたのでした。
3か所くらいあるのですが
こんな感じでアキニレの「木」ともいえないほどの小さい木が横たわるように生えているのです。
悪天候続きのせいもあるのか打ち上げられたゴミがたまりなんとも嘆かわしく
アキニレにとっても受難の日々が続き痛々しく思えました。
ニレ科 ニレ属



アキニレの枝ぶりって独特な感じがします。


株全体はこんな感じで・・・花らしきものなどちっとも分からなかったです。


ところが!!! なんだかすごく小っちゃい赤いものが目に入りました。




これは花ではないですか!!!すわっ! 一大事となり
慌てふためき 色めきだっている気持ちを静め 手が震えそうになるのを必死にこらえ
花にできるだけ近づけるよう カメラを向けていました。
なんていい感じなんでしょう(*^。^*)  もうたまらない~~~

シメシメ ソワソワ ウルウル ドキドキ シメシメ ソワソワ ウルウル ドキドキ シメシメソワソワウルウルドキドキ


まず始めに雌しべが顔を出しているのでした。




始めは雌しべだけがすごく目立つ! 柱頭は2つに分かれていました。
花びらはどれ?ってよく分からないけれど・・・


▼こんな記述がありました。
「花被(花弁と萼片)は、鐘形で基部近くまで4裂し、花被片は長さ2.5mm程度の舟形」
”指4本を内側に曲げているように見える感じ”・・・という感想を抱きました。
花弁に文字を入れてみたけれど これでいいのかな~



こっちの花は雄しべも伸びてきていました。

赤みが強い花被片  なんだかみんなで雌しべを守っているようにも見えてきました。


目が慣れるにつれだんだん赤いつぼみから花になる状態見え始めました。


アキニレのすてきな表情♪  葉が赤くなったのもあり 見どころ 見ごたえありました。


この下の写真を見ると もう果実の形ができているようにも見えます!



アキニレは超急ぎ足で花を咲かせ  咲き始めて2,3日でもう実を結び始める
ヌルデと同様に花から果実になるまでの期間が短い
花期が終わらないうちに結実し種子ができるそうです。
アキニレの花を見たのは 9/13 のことでした。
あっという間に咲いて 終わるのもあっという間
アキニレの追っかけはとっても忙しいことが分かりました。
ここで花を咲かせていたのは何本かあるうちの 2本だったような気がします。
花ひとつの大きさはせいぜい5ミリ弱なのに・・・ 
感動と言ったらそれに反比例してすっごく大きかったです♪