新年会

会社時代の友人たちと昼酒新年会。心斎橋を久方ぶりに尋ねてみれば、英語・中国語・ハングル文字が入り乱れ、ここはどこやと見まごうばかり。かすかに大和言葉が聞こえてくれば懐かしさでタメ息が出るほど。
穴子店の個室に集まった４人は古希祝いや還暦祝い孫誕生祝いなどで盃を重ねるも、やりきれない話もあって
＜目出度さもちう位也おらが春＞。

相変わらずよく呑んだけど、帰りはサザンを一駅乗り越す程度の酔い方。
節分の今朝は目覚めよく、主（あるじ）として殊勝にも、豆まきで鬼退治と福招来を祈願するのだった。

鍵かけた？

心配性というのかあるいは年齢からくる神経症なのか、近頃とみにこの手の不安症に苛（さいな）まれております。電気を消したか、元栓閉めたか、暖房消したか、鍵かけたか。この間なんか、高速に乗ろうとした一歩手前でユーターンする始末。往復１時間近くロスしましたぞ。

昨夜は封書で送ったばかりの確定申告書を思い浮かべ、ハンコは押したか、ミスプリの書類を入れてないか、必要書類はちゃんと添付したかと、枕もとのスタンドを切ってから悩みだす始末。

「不眠症は今日の日を感謝する心が足りないからおこる」という都市伝説に、一票入れたくなったのであります。