ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

図書館の利用

2009-06-10 10:24:59 | 日記
東京の寮時代、実質2年で100冊を越える本がたまっていた。
背中にリュックサック、両手に紙袋の姿で汗水たらして2往復し、
近くの古本屋に持っていた。4月1日のことである。

ブックオフで買ったものも混じっていたけど、
結局 千数百円にしかならなかった。

   ***

大阪の我が家では、三畳程度しかマイスペースがなく、
ゴミとして出すか、古本屋に売却するしかない。
会社からの未開封ダンボールも、まだ3箱ある。

結局、棚にある小説や娯楽本の類をどっさり処分することにした。
日本文学全集から海外SF、マンガの類、ジャンルに区分は無い。

漱石から三島、今流行の村上春樹までの小説に加え
「あしたのジョー」や「あぶさん」「ゴルゴ」「美味しんぼ」、
息子達の「ドラゴンボール」「タッチ」「メジャーリーグ」etc
その他もあわせて処分することにした。

5000円くらいになりそうな多さになった。
とりあえず、ガレージの隙間にぶちこんでおく。

   ***

北杜夫か遠藤周作だったか、
「要らないと思った本は残し、要ると思った本は捨ててよい」
との名文句がある。

これに従えば、我が家の本は殆ど捨ててよい本ばかりになる。

   ***

考え方をかえて、図書館をマイ書庫にすることにしたノダ。

隣接3市を合わせて計4市の図書館利用カードを持っている。
各館、同じようなものだが、微妙に個性がありおもしろい。
だいたいの蔵書・CDの類のクセはわかってきた。

   ***

図書館は、散歩の途中、休憩所代わりにも使っている。

いろんな人がいるが、定年退職後のおじさん連中に混じって、
まだ20~30代とおぼしき若者たちが、
薄汚れた格好で時間を変え、毎日の如く、来ているのが気になる。

徹マン明けか、ハローワークの帰りか、
ヒゲ面に生気の失せた顔をして足を組み、
とりたてて書籍をあさる風でもなく、

所在なげに、スポーツ紙を広げている姿は、
机の上にコーヒーカップでもあれば、
昔ながらのありふれた「サテン」のイメージか。

とはいえ、ボブディランが流れ、
喧騒の中、煙草の煙でむせ返っていた、
昭和40年代の 「学生街の喫茶店」には程遠い。

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