ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

節酒の友・・・ライトノベル

2015-04-10 20:40:54 | 読書
トイレのカギを掛けるのをためらうほどプッツンしそうな脈打ちが続いていて、ちょっと季節のお酒も自制しなきゃ、という時の節酒の友が、おじさんにとってのライトノベルである。
ここ数年間図書館通いで楽しみにしてきたけど、愛読してきた長編シリーズがついに大団円に入りだしてきた。

   ***

【高田郁著 「みをつくし料理帖 1~10巻」 2009.5~2014.8】
少女漫画の時代劇小説という評もあるが、毎回の料理も面白いし、登場人物がさわやかに描けていておじさんも楽しみに読んでいた。半年遅れで最終回を手にし、漸く読了。口角が3ミリ程上がった。

【佐伯泰英著「居眠り磐音シリーズ 1~48~巻」 2002.4~2015.1~】
児玉清が病床からラジオ番組に電話出演し、「磐音にね、子供ができたんですよ!」と叫んでいた。それがきっかけで読みだした。田沼意次の幕政を背景にした時代小説。池波正太郎か藤澤周平をやや饒舌にした感じがあるが、そこがおじさんのライトノベルたるユエン。
48巻が2015.1に発売、作者曰くあと4巻程で完とか、今年末か年明けか。

【那須正幹著「ズッコケ中年三人組」 2005~2014~】
小学生を主人公にしたズッコケ三人組シリーズは1978~2004年まで全50巻続いた。本書はそれから30年近くたった彼らの中年版。10年前から毎年末に1巻書き下ろされ、今年のage50がラストになるとか。テーマもシャッター商店街から少子高齢・老老介護など深刻な現実的課題に触れているが、全体が陽気に明るくまとめられていて、ひと時の安定剤だった。完了予告が惜しい。

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