ぼちぼちやりま!

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焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

大阪北部地震から

2018-06-28 20:00:04 | 災害大国
先日の地震以来、人命被害があったせいか、既存不適格のCB壁がクローズアップされ、その撤去を急がせる報道が目立っている。今回は短周期成分が卓越した地震動だったからCB壁倒壊が目立っただけで、もう少し軟弱地盤だったり、塑性化した地盤に再度同様の地震がくると、次は木造家屋や既存不適格のRC造やS造建物がやり玉に挙げられているかもしれない。

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大阪北部地震報道をCB壁倒壊のみに絞るのではなく、例えば免震・制震構造の建物がどう揺れたか、耐震改修を行った建物の被害どうだったか、といった視点の報道がそろそろでてきてもいいのではないか。

茨木や吹田市にある免震倉庫建築は見事にその威力を発揮し、多段積みされた内部荷物が無損傷だったことや、建物が地域防災拠点にもなりえたこと等をもっと報道すべきなのではないか。制震補強した建物がフロアーレスポンスを抑え、十分に機能していることを衆知させてほしい。

一方どんなに柱や壁を増設して耐震補強しても建屋内への応答加速度は低減しない。つまり震度7クラスでは、耐震構造のマンションではTVは飛び、本や食器は宙を舞い、棚はひっくり、それだけで多くの死傷者が出る。これを本質的に防ぐには床応答加速度を低減する免震・制震技術しかない。

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これからの未来に残す建造物は、国家レベルの助成のもと、免震・制震構造が採用され、本当の意味で地震防災安全都市群を目指すべきである。関係者のみならず、報道各社も、地震被害が起こるたびに免・制震の優位性を強調し啓蒙を続けていく必要がある。
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