ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

夏のお出かけ4日間(5) ~関ヶ原そして奥の細道

2012-08-14 21:31:58 | お出かけ
関ヶ原。
1600年、天下分け目の一戦が行われたところである。
その古戦場跡を訪ねた。
今でも、それぞれの軍勢がどこにいたのかが分かるように、のぼりが立っている。

古戦場の跡地を示す碑も立っていた。




石田三成軍の陣地、笹尾山には、東西の軍勢の居場所を示す大きな地図があり、展望台には戦いを説明する録音が流れていた。

辺り一帯は、田んぼである。


夏草やつわものどもが夢のあと

これは、奥州での芭蕉の句であるが、周辺の山や田の風景からその句が何度も頭に浮かんでは消えていった。


宿は、大垣にとっておいた。
大垣は、よい水が湧くという。
「水都」と名乗っている。
その大垣には大垣城がある。
そこを訪ねた。

狭い土地だが、しっかり天守閣のある城が立っていた。

訪ねた頃は、水の都大垣は、「水都祭り」の真最中であった。

あちこちにイベントや出店がされていた。


そんな中、にぎやかなそれらには目もくれず、「奥の細道むすびの地記念館」なる施設を見つけ立ち寄った。

奥の細道最後の句は、

蛤(はまぐり)の ふたみにわかれ行く 秋ぞ

であること、大垣が奥の細道の旅を終えた土地であったことなどを知った。


関ヶ原で、先ほど、「夏草や…」の句について考えたばかりなのに、芭蕉ゆかりの土地に出合ったことが偶然とはいえ、面白いと思ったしだいである。


3日目も、城を訪ねる旅であった。
犬山城は、国宝であり、天守閣が昔からそのまま残る城。
一度訪ねてみたかった。

城門を入る早々、年輩の皆様が「写真撮り隊ボランティア」をしてくれている。
ありがたく夫婦そろっての1枚を撮っていただいた。
(被写体が、外部に見せると、たくさんの人が具合が悪くなるので、それはカット!)

この城が平成16年まで個人の所有だったというから、恐れ入る。
建物の中が、天井や梁が、昔からそのままに自然に残っている。
木曽川沿いに立つ名城である。
天守閣からの眺めがまたよかった。


ぐるりと四方の眺めを堪能した。

高いビルは、名古屋方面かな?



おや、下りると今度は、忍者も登場。

体型以上の素早さを見せてくれた。

楽しかった犬山城。盛り上げてくださるボランティアの皆様に感謝!

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