ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

「銀河」にかかわる歌(40年以上前のものですが…)

2020-07-07 22:10:15 | うた
今日は、七夕。
本来なら、空を見上げて、銀河が横たわる星空をながめたいところだ。
しかし、今年は、星空どころか、雨空。

銀河に思いをはせながら、昔よく聴いた「銀河」にかかわる歌を思い出してみよう。

まずは、小学生のころ。

銀河に浮かべた白い小舟
あなたとたずねた ゆめのふるさと


銀河という言葉を初めて知ったのは、この歌によってではなかったかな、と思う。
これは、当時若い女性たちに絶対的な人気のあった、ザ・タイガーズの歌「銀河のロマンス」。(1968年)

ジュリーこと沢田研二の甘い声に、「シルビー マイラブ」の歌詞の意味がわからなかったけど、私にとっては、女性たちのキャーキャー言う声がついてまわるというイメージがある歌。
今聴いても、ゆったりした感覚がいい。


銀河を歌うなら、一番銀河らしさをうまく生かしていたのは、太田裕美の「銀河急行に乗って」だった。(1975年)

もしもあなたがアルタイルなら
離れ離れのわたしはヴェガね

なんていう歌詞もいい。
作詞者は、「木綿のハンカチーフ」と同じく松本隆。
なんてったって、この「銀河急行に乗って」は、「木綿のハンカチーフ」が初めて入ったアルバム「心が風邪をひいた日」に一緒に入っている曲なのだ。

この「心が風邪をひいた日」がまたいいアルバムなのだが、まあそれはおいとこう。
アップテンポで歌われているのと、空をかけるようなアレンジがとてもご機嫌な曲であった。


突拍子もない歌詞で始まるなあと思った歌。

あいつなんかあいつなんか 銀河系まで飛んできゃいいのに

銀河系って、自分たちが住んでいる星のある太陽系も銀河系の一部でなかったっけ?
そう茶化したくなる歌は、梓みちよが歌った「銀河系まで飛んで行け!」。(1978年)

作ったのは、吉田拓郎だった。
拓郎・梓のコンビは、この歌のまえに、「メランコリー」を大ヒットさせている。
たしか、その次の曲としてこの歌を出したのだった。
梓の歌う2年ほど前に、キャンディーズがこの歌をアルバムに入れていたはず。
キャンディーズが歌った歌を梓みちよがカバーするとは、思いもよらなかったが、そこは吉田拓郎つながりが大事かな。


そして、銀河を行くといえば、銀河急行ではなく、銀河鉄道。
松本零士の漫画をもとにしたアニメの主題歌にもなったゴダイゴの「銀河鉄道999」。(1979年)

よくヒットし、当時の「ザ・ベストテン」で何週か連続して1位になったことをよく覚えている。

さあ行くんだ その顔を上げて
新しい風に 心を洗おう
古い夢は 置いて行くがいい
ふたたび始まる ドラマのために

聴いていて、出だしから元気が出る歌だった。
ただ、サビの部分は英語である。

The Galaxy Express 999. Will take you on a journey.
A never ending journey. A journey to the star.


これをためらいなく歌えるかというと、そう簡単ではなかった。
特に、“The Galaxy Express 999. Will take you on a journey.”の部分なんて、リズムに合わせて歌うことは困難であった。
元気は出るけれど、歌えなくて悔しいから、私自身はこの歌をあまり口ずさむことはなかったなあ。

以上、小学校から大学生時代までの歌で、「銀河」といえば、この4曲が浮かんでくるのだ。

来年の七夕は、星空の下で誰もがもっと幸福な思いで迎えられるといいなあ、と願っている…。
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