ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

新潟ハーフマラソン、走り切った!~後編~

2018-03-19 14:47:39 | RUN
折り返してから、また1.5kmほどの区間は、私より後から走っている人たちとすれ違いながら走る区間となる。
誰か知り合いと会わないか、と見ながら行ったが、会わないままだった。

その区間が終わろうとするとき、
「50foxさん!」
と私を呼ぶ声が。
…最初は、あんな爺さん、誰?と思った。
顔は誰かわからなかったが、定年退職して去年ホノルルマラソンを走って来た、というSさんだったと、後で思いついた。

14㎞で5分23秒、15㎞で5分21秒。
風邪できつかった体は、意外とここまでもってきた。
曽野木中学校前を過ぎて15㎞地点を過ぎると、あとはまた両側が田んぼの道となる。
残り6km。
目の前で走る人を目標に、少しペースを上げてもよいか、とがんばることにした。
16km5分8秒、17km5分6秒。
ペースは上がった。

だが、体調不良時にペースを上げていくには、少し早過ぎた。
本来、5kmくらいなら速いペースを続けられたと思うのだが、残り3km近くなってもう疲れが出てきてしまった。
そんなに遅くはないが、思っていたようには上げられなくなった。
18km5分13秒、19km5分16秒と落ちてきた。
スタジアム周辺が近づいた20kmで5分20秒、21kmは5分24秒。
スタジアム外を半周ぐるりと回るが、あまりスピードが上がらなかった。

それでも、スタジアムに入ると、残りは100m。
ダッシュしながらフィニッシュ。

さすがに、フルマラソンを走った昨年の新潟シティマラソンやいわきサンシャインマラソンほど苦しくはなかった。

女の子からフィニッシュした証のタオルをかけてもらって、男の子からペットボトルの水をもらう。
いずれも、中学生くらいの子どもたちであった。

記録証のほか、おにぎりやらバナナやらを参加賞としていろいろ受け取った。


スタンドから、次々ゴールする人たちの姿を見る。


ただ、日陰は寒さがあったし、日なたも風が冷たかった。

なので、預かっていた手荷物を取りに行った息子と再会してから早めに撤退することにした。
ただ、この手荷物の返却に時間を要することが、大会参加者の大きな不満だった。

3時間ぶりに親子で再会。
記念に写真を撮ってもらう。


記録証を受け取って、われながら素晴らしいと思ったのは、2つ。
1つは、ネットタイムで1時間52分を切ったこと。
これは、自己新記録だった。
体調不良で自己新記録が出るのは、このコースが実にフラットな記録の出やすいコースだったから。
今まで私が走って来たハーフマラソンは、笹川流れ、南魚沼、胎内、関川、ごせん紅葉とあったが、それらは、どれだけ選択を間違っていたのか、と思うくらいのアップダウンのあるコースだったことがわかった。
今回の新潟ハーフは、田園地帯で完全な平地。
アップダウンに苦しむことは、全くなかった。

もう1つ素晴らしかったのは、5kmごとのラップタイムが一定だったこと。
5km26分36秒、10km26分45秒、15km26分40秒、20km26分11秒。
自分としては、この安定した走りができたことがうれしい。
平均すると、1km5分17秒くらいでハーフを走れたことになる。
1週間に1~3回しか走らないが、いろいろ工夫して積み上げてきたものが形になったと言えるような今日の走りだった。
ハーフは、自分なりに走れる、と実感できた大会だった。


家に帰ってから、2時間の昼寝となった。
一気に寝不足と疲れが出たのであった。


風邪は困ったことだったけれども、無事参加できたし、とりあえず自己新記録まで出せたのだから、結果オーライかな?
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