ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

初秋だなあ…

2011-09-02 17:30:32 | 自然・季節
どれ、走るか。
そう決意して、18:10頃走り出した。
ここのところ、すっきりしない天気が続く。
それでいて、日中は暑い。
だから、夕方も蒸し暑い。
夕方、まだもやもやしている空気の中を走り出した。

田んぼの稲穂が、こうべを垂れるようになってきた。
そして、田んぼ一面が、黄金色の濃さを少しずつ少しずつ増し始めている。
この辺りでは、5月の連休の前後に田植えをするのだが、すでに稲刈りの日が近付いていると感じる。
ぬるい空気だが、追い風となると結構ありがたい。
そんな中をいつも通りに走って行った。

いつも走っている7kmコースを行くと、3kmくらいのところで、少々心細くなった。
暗くなってきているのである。
さっき田んぼの中の農道を走っているときには夕日をしょっていたはず。
つるべ落とし、とまではいかないが、日が暮れると一気に暗くなってくる。
いつも走る潟周辺の桜並木の道が、ずいぶん落ち葉がたまっていた。
先日の風雨で落ちたのか?
秋近しを感じて、散ったか桜の木。
桜の葉を踏みしめて走るのも、さびしい。
こんな潟の周辺のような薄暗いところは、これから先誰も通らないだろう、と思うと、一気に心細さが増した。
8月の中旬頃までは、こんな気持ちにならなかったのだが。
うす暗い中を走りつつ、もうすでに、初秋だと感じていた。

農道に出ると、さすがに少し明るさが戻った感があったが、まもなく暗さが増してくるのを感じた。
たまに通り過ぎる車たちは皆、灯りをつけている。
去る夏。
来る秋。
50数回目の秋の訪れを感じた、昨日のランであった。
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