ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

春の訪れ

2015-03-21 22:29:51 | 自然・季節
4月5日(日)にある笹川流れマラソンにエントリーしている。
そこで走る距離は、ハーフ。
20km以上になるから、なかなかハードだ。
おまけに、あの最後の急な上り坂は、すごい。
だから、20km近く走れるようになっておこう、と、ここ3週間の週末には18~19km前後を走っていたのだった。

今日は、右ふくらはぎの下部が少々軽い痛みがあって、そこまで走る気にはならなかった。
おまけに、どうやらこの齢になって初めて花粉症の傾向らしく、鼻がグスグスいって困っている。
そこで、花粉状況が少し落ち着くように感じる夕方になってから走りに出た。
今日は、久々に、今年になって初めて、勝手に「明日潟」と名前を変更して呼んでいるコースを走ってきた。
およそ8kmくらいでしかないこのコース。
途中は、一般道に並行している田んぼのそばの歩道を走る。
驚いたことに、もうつくしが出ていた。

1週間前は雪でおおわれていたのに、一気に春めいたようだ。

その他には、キュウリグサやオオイヌノフグリなども、もう青々とした花びらをもっていた。
きっと日中、陽が射していた時には真っ青な花びらを小さいけれど大きく広げていたに違いない。
明日潟の周遊コースを走っていたら、ショウジョウバカマが咲いているのが目に留まった。

次には、湿地帯にミズバショウの花が咲いているのを見つけた。

その後頭上には、マンサクの木の黄色い花が。

キクザキイチゲも、夕方なのでつぼみになっていたが、もうたくさん咲いているようだ。


もう、こうなると、RUNどころではなくなってしまう私。
持っていた携帯で写真を撮りまくってしまった。
夕方なので、ピントが合わない場合が多かったが、春の到来をそこかしこの花々で感じることができた。
待ちに待っていた春が来たのだなあ、とうれしくなってしまった。

しかし、潟には、1羽だけ白鳥が残っていた。

足や羽が傷付いていて、北には帰れないらしい。
毎年この潟には居残る白鳥がいる。
「ここでがんばって生きていこうよな。」と、思わず心の中で呼びかけた私であった。

春分の日の夕日が沈みゆく中、春の訪れを感じ、帰路の足取りは軽かったのであった。


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